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東京五輪目前、お台場のレストランと東京湾上の豪華客船内で新種のウイルス感染症が同時発生。ゾンビ化する感染者を撃ち生存者を守るべきか、感染者の人権を守るべきか――ゾンビ×海保×警察パンデミックアクションノベル出動!
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東京五輪が迫る中、東京湾岸署管内で起きたバルでの凄惨な殺人事件。一人生き残った少女の証言から、人がゾンビ化して、互いの肉を食べ合うということが分かった。同時に豪華客船に乗っていた元海上保安庁の幹部も、同じような状態になり、新種のウイルスの脅威があっという間に東京に迫る。
その脅威を隠す為、豪華客船ごと隔離を決めた政府。その豪華客船には「感染捜査隊」として、選ばれた警察官と海上保安が乗船し、感染者を隔離することに。
ゾンビ化しても、人は人。決して殺してはいけないと葛藤する主人公の由羽を始めとする警察の面々と、殺すことを厭わない海上保安庁の特殊隊員との心境の比較が、何とも心苦しい。
未知の感染症、東京五輪。
まさしく去年の日本の状況をオマージュした作品なのだろう。
ホラーが苦手なので、内容自体は受け入れ難いが、最後まで闘う由羽と来栖の姿はまるで映画を観ているようだった。
この作者ならではの主人公の軽さは、この作品に必要なのだろうか…ここまでの作品が書けるのに、恋愛の要素を無理やり入れ込むのだけは、未だに馴染めない。
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東京オリンピックが迫る頃、新種のウィルス感染による恐るべき事件が発生。未知でありなおかつ狂暴なウィルスの感染者に対抗するため、豪華客船に送り込まれた海上保安官と警察官たち。しかし使命感を持つ彼らを嘲笑うかのように感染を広げていくウィルス。血沸き肉踊り、そして血飛沫と肉片が飛び散るホラーサスペンスアクション。ゾンビ好き必読です。
とにかく怖くて楽しいエンターテインメント作品、と思って読めれば良いのですが。東京オリンピックを立派なお題目として掲げ、そのためになるべく事態を過小評価し隠蔽しようとする政府のやり方が……これってフィクションですか? この部分が何よりもホラーでした。せめて現実ではこんなウィルスじゃなくて良かったと安心するべきでしょうか。
作品としては、残虐なのが大丈夫な人にはとても楽しんで読めます。型破りで奔放なヒロイン・由羽やひたすら冷徹に思える来栖のキャラも魅力的だし、凄絶で壮絶な彼らの闘いにも息を呑むばかり。最後まではらはらどきどきの連続で一気読みでした。
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吉川英梨のゾンビパンデミックもの。設定に無理があり過ぎだが、いつもの吉川作品らしい出来。まあ楽しめました。
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豪華クルーズ船でウィルス感染が起きる。何やら新型コロナウィルスとダイヤモンドプリンセスを彷彿とさせる設定。狂犬病ウィルスに似ているが発症すると人肉を喰らうゾンビと化す。
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09月-14。3.0点。
女刑事が主人公。東京湾で怪しい取引を捜査するが、別途ゾンビ化する感染症事案が持ち上がり。。
グロい描写もけっこうあるが、ただのゾンビモノでは無く、しっかりと警察モノにしてある。作者の筆力だろう。
後半に感染の元凶が発覚するが、おー、そう来たかという意外さがあった。
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苦手なゾンビもの。未知のウィルス感染により、隔離を余儀なくされた豪華客船。正義感の強い主人公・天城由羽、海上保安庁特殊警備隊(SST)所属の来栖光とゾンビとの死闘。未知のウィルスの原因が二人にあったとは驚きの結末だった。
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東京オリンピック目前、クイーン・マム号内で、ウイルスによりゾンビ化した人が人間を喰らう。噛まれれば感染し発症するウイルス…感染捜査として乗り込んだ警察官海上保安官…身を挺して他人を守れたとしても、今度は自分がゾンビ化し加害者となる。ゾンビ化していない人を救うだけでは終わらない、単純なパンデミックものではないのだ。思いがけず当事者となったはねっかえり女警察官由羽と、切れ者で得体のしれない来栖保安官に引っ張られぐいぐい読んだ。最後に明らかになったものには絶句するしかない。ウイルスの変異の怖さを改めて知る…。
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ウギョギョ!!グロい。そして主人公の女性刑事が嫌いすぎてぎゃふん!!どう考えてもダイヤモンドプリンセス号の一件が頭によぎるパニックホラー。豪華客船に新種ウイルス感染が広がる。オリンピック目前の為、何とか水面下で収束を図りたい政府・海上保安官・警察の命を懸けた奮闘を描く。このウイルスの恐ろしさったらよ。子供の頃、何が怖いってキョンシーが何より恐ろしかったのを思い出す。主人公も男好き・チャラい・熱血漢なのに頓珍漢・気が強いのに女々しいとウンザリ。でも嫌でも読む手が止まらない。怒涛の殺戮もエンタメと割り切った。
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新型コロナ発生と東京オリンピック一年延期とゾンビ映画の焼き直しの組み合わせ、実際の政府はこれ程馬鹿ではないし読んでいてイライラしてくるが、途中からの緊迫したストーリーで思わず最後まで時間の経つのも忘れて読んでしまった。
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2021-155 この作者のこれまでの作風とガラッと違って戸惑う。こんなゾンビものじゃなくても、エンタメ作品が書けると思うけどなあ。何も残らない荒唐無稽なお話しでした。残念!
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コロナ禍での、五輪開催への抵抗の意味もあって、書かれた作品かな?
組織の長に立つ人の、リーダーシップの在り方を考える上でも、感慨深いものがあると思う。
是非、その様なたちばの方、読んで見てはいかが?
おススメです。
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一気読み
吉川英梨っぽいといえなくもないけど、他の小説とは違ってリアリティがないかな?
ストーリーとしては面白いかもしれませんが、ちょっと残念。
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初めての著者でしたが、こちらの作品は自分には合いませんでした。
題材は好きなんですが、出てくる登場人物誰一人として感情移入出来ませんでした。
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ダイヤモンド・プリンセス号をクイーン・マム号、そして新型コロナウイルスをHSCCウイルスになぞらえ物語が進行してゆく。バイオハザードよろしく、大型豪華客船の中で人を襲い食らうゾンビ対感染捜査隊の手に汗握る攻防。けっこうグロい場面が延々と続くのだが展開が早いのでついつい読む手が止まらない。主人公の天城由羽、最後にこのウイルスの真実をしり今後どうなるのか、本当にこのウイルスは終息したのか。続編が出てるのでもう一波乱あるよね。これは読むしか選択肢はないです。