紙の本
芋くさは仮の姿
2021/05/23 10:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴力を振るう父親にあんたマジで貴族か、とドン引き。鬱展開で始まるけど、あっというまに勘当されて家をだされて、ナゼル様に保護されてから幸せ一直線。バカにしてきた周りに見返す展開を突き進んでいくので、気分転換にもってこいの作品です。
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古き良きものを大事にし過ぎる実家のしきたりで、「芋くさ令嬢」と社交界で浮いた存在の令嬢の主人公と、王女から婚約破棄された公爵令息が、共に辺境に追放されて……、という話。
主人公と公爵令息が素直で優しい性格をしているので、お互いに絆を深めたり味方を増やしていくのも応援したくなるし、王族モノとしても話に筋が通っていて楽しく読める。
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伝統だけにすがるような没落侯爵家。
長女、アニエスは100年前から受け継がれる古臭いドレスとメイクをさせられ、社交界では「芋くさ令嬢」と蔑まれて、いつもひとり壁の花。
父母からは高位貴族の婚約者を見つけろと怒鳴られ、強制的に参加させられたパーティーも連戦連敗。
そんな中、王女の婚約パーティーに参加していたアニエスは、王女に婚約破棄された公爵令息ナゼルバートに手を差し出してしまう。
その姿を見た王女は、罰として彼に「芋くさ令嬢」との結婚と辺境への追放を命じて。
アニエスは、パーティーの出来事に激怒した父から家を追い出され、ナゼルに助けられる。
2人は結婚して人生をやり直すために辺境へ。
センスの良いメイドの手で、素の美少女となったアニエスは辺境の地でナゼルを助けて、領地改革に乗り出す。
伝統にしがみつく家族に虐げられていたアニエスが、辺境でナゼルたちの優しさに囲まれて、のびのびと暮らす様子が楽しい。
貴族生活も大変だー。
王家の嫌がらせが辺境の2人の元にふりかかるけど、それをプラスに変えて行く頑張りも楽しい。
逞しいアニエスが可愛かった。
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漫画の続きが読みたくて、原作も購入。
意外性はなかったけど、キャラクターが個性的で楽しかった。これからどんな風になるんだろう。