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データや統計に基づいた子どもの成長に関する事実がとても面白かった。
・小学校以降、肥満である児童に関しては、3歳までの時点ですでに肥満傾向である。
・除脂肪は脂肪より重い。除脂肪が多いと体重は増える。同じ重さの脂肪より密度が大きいので体積が小さく、引き締まってみえるのでしなやかな体となるという事実。
・除脂肪を増やし、体脂肪を適切に保つには、適切な食事・運動・睡眠が必要。
・神経系の発達は12歳くらいまでに完成する。そのため、それまでにいろいろな動きを経験させることが大切。子どもを集団の保育の場に入れることは発育発達の観点からも意義がある。
・子どもの孤食は不定愁訴(様々な体調不良)に明確に関連がある。
・三つ子の魂百まで、というが、幼児期初期(1~3歳)に「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣がしっかり身につくようにすることは、将来の健康のために欠かせない重要事項。
・朝食を摂ることは一日の活動のうえで重要だリ、特にタンパク質を摂るように心がける。これが、心身の健康と新調の伸びに関係することを理解する。