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おすすめ本。
神経精神科医の女性医師が書いた本です。いかに我々がホルモンによって、行動や考え方、性格、欲求、体の作りなどに影響を及ぼしているかが分かります。
女性脳とありますが、男性が読んでも面白いし、女性を理解するのに役立ちます。特に女児を育てる父親に役立つはずです。
人間はホルモンの乗り物であって、ホルモンこそが人間の正体では?と思ってしまいます。
女性は男性とは違い、ユニセックスとして同一視することは著者は疑問を投じています。なぜなら、生まれてから死ぬまでの間において、脳の作りが違うからです。
文章内で、「女性はこう。対して、男性はこう」という一括りにするような表現に嫌悪感を持つ人がいるかもしれませんが、そこはあくまで一つの傾向として捉えるのが良いと思います。
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以下、星の数の基準です。
☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。
☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。
☆3:そこそこ面白かったが、本棚に残すほどではない本。一応本棚に残しておいて、大掃除の時に売る本。
☆2: 一応最後まで読んだが、そこまで面白くなく得られることも少なかった本。すぐにブックオフに売る本。
☆1:読むに値しないと判断して途中で読むのをやめた本。この本に時間をかけるなら他のことをしたいと思える本。