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Kindle耳読で読了
リンク部分を毎回読み上げてしまうので、それが大分ストレス。
これは、目で読んだ方が良いかも。
本の内容はざっくり下記のよう感じ。
•利益を上げる事の意味をハッキリさせ皆で共有する。
•どんぶり勘定ではなく、徹底的に分析し、PDCAサイクルをまわす。
書いてある事はそんなに難しい事は書いていないが、実行して継続するとなると話しは別。
経営トップが、利益に対して意識を高くもつ、皆に理解を求める為に言い続ける根気をもつ必要がある。
わかっているが、実行する事が難しい。
そんな事を、実行してる会社なんだと思う。
すごい。
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売上を追求すると、コストを掛けてでも集客をしてしまうため、売上は伸びるが利益率や場合によっては利益額は落ちてしまうことがある。
こうした事を避けるため、広告費や管理コストを細かく商品やチャネルごとに分解し、各商品や各チャネルが本当に利益を最大化できる高効率な状態にあるかを分析せよ、という本作。
ベースとしては製造業で唱えられていたABC分析を、データが取りやすいネット通販の事業において愚直に実践したというものだが、著者の体験談から整理されており、非常に分かりやすかった。
個人的には巻末の、中小企業の社長は面白いと思った事をピッパの法則でこなすという内容が心に残った。ピッときた事をパッと行動する、この行動力が起業家の根幹なのかもしれない。
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実践的な良書
脅威の利益率を誇る、北の達人コーポレーションの仕組みがわかる実験的な良書
ネットショップ経営はもちろん、ネットショップ以外の業種にも応用ができる。
利益をKPIにおき、5段階利益管理という手法をつかい強い会社をつくる。
商品ごとに利益が管理できる利益管理は是非とも実践したいと思った。
意外と売り上げが多くても利益に貢献していない商品は多いのかも。
現状の仕事に対して気づきと実践的に改善できる点が多く、本を読み進めながら仕事に生かしていきたい良書だと思う。
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DtoC × サブスクモデルで有名な、北の達人コーポレーション代表取締役社長兼マーケティング責任者木下氏の初著書。
新しい概念を持ってきました!というものではない。
みんなが何となくそうすべきと思っていることを言語化、共通語化、仕組み化し、会社として推進できているんだなと感じた。そして利益率29%という数字を出せているのが凄い。
例えば、
・売上より、利益を大切にすべき
・細かく利益(商品別や広告別、利益の段階別等)を見て、効率が悪いものは止めるべき
・商品の質にこだわるべき
等であり、当たり前と言えば当たり前、ただ会社として実践しきれている会社がどれだけあるかと考えると多くなさそう。
社長兼マーケティングトップの方が、ここまでわかりやすく言語化したものを共有してくれるというのは画期的だと思う。
業界問わず、すごく参考になる、しやすい実用書かと。
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具体的なことも多く、思ったより実践的で参考になります。最後のテレホンカードの件はとても参考になりました。
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部門?商品?顧客?店?の単位に関わらず、何でも適合する考え方でした。
現状把握するために俯瞰して見ることから始め、可視化していきたい。
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売上よりも利益、当たり前にも感じますが、売上を増やすことよりも、利益を増やすことの方が、複雑で難しいことなのだと、改めてわかりました。
同業なので、参考にしやすい仕組みも多く、さっそく実践してみたいと思いました。
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D2Cに限らずビジネスを学ぶ上ではわかりやすい教科書だと思います。
もちろん、D2Cビジネスを行うにあたっての概念もふんだんに織り込まれていますが、マーケティングに限らず、財務、管理会計、組織マネジメントまで幅広くカバーしているのが本書のすごいところ。
ここまでの内容をここまでコンパクトに書いた本はここ最近あまり見たことがなかったので個人的にはかなりオススメです。
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同じ利益を出すならば、そりゃ、売上少なくして出したほうが効率的だよね、リスク低いよね、という本。
無収入寿命=売上が0でも固定費を払い続けられるだけのキャッシュをどれだけ持っているか について、私はお客さんに最低でも6ヶ月と説明をする。それは大企業や中小企業の優良企業のキャッシュ残高がだいたいそれくらいだから。
逆にそれ以上だと、キャッシュが寝すぎていて投資効率が悪い。
この会社はそれを24ヶ月と設定している。
まずは、その24ヶ月分のキャッシュを借入でもなんでもいいから積み上げて、毎月の返済を利益から行うことで、24ヶ月分をまるまる残す、というのはいい考えかもしれない。
また、目立たない広告=ターゲットにのみ届いていて、それがうまくいったとしても、バレない、という発想はすごくいい。
↓メモ
当社の目標「無収入寿命 24 か月」に達していない時期に3億円を借り入れ、目標を達成した。これにより純手元資金を増やし、そのままプールした。そして毎月の利益をそのまま返済に充てた。現在では返済も終え、すべて自己資金で無収入寿命 24 か月を維持している
目立たないプロモーションが一番いい広告。
ターゲットのみに認知されることが目的。
逆に目立たないプロモーションで売上が上がらないケースは、目立たなすぎてターゲットに認知されていない証拠。
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徹底したコスト管理と効率的なマーケティングを実践的観点から書かれた本で非常に参考になった。利益管理は5段階で管理。
①粗利
②純粗利→粗利から注文連動費(カード決済費、送料、梱包資材、ノベルティなど)を引いたもの
③販売利益→純粗利から販売費をひいたもの。いわば広告のコスパをここで計測する。
④ABC(activity based costing)利益→販売利益からABC(商品ごとの人件費)を引いたもの。いわば、手間がどのくらいかかっているかを計る。
⑤商品ごと営業利益→ABC利益から運営費(オフィス家賃や間接業務の人件費など)を引いたもの。これは売上で按分する。
マーケティングも非常に参考になる。無駄な広告を打たないように、最低限守るCPO(cost per order)を決める。広告費と新規顧客獲得件数は収穫逓減の法則が当てはまる。CPOはイノベーター理論(正規分布を作ったマーケティング理論)を意識。
イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティくらいまでを意識する。また、マーケティングファネルの考えも参考になる。
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とても良い。
どの章も、著者の思想を論理的かつ簡潔に語られていて、とても分かりやすく実践しやすい内容だと思う。
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かなり実務に即した管理会計手法が書かれた本。ビジネスを勉強する上で押さえておくべき考え方が学べると思います。
私的には読みやすく、とても勉強になったのでおすすめです。
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『利益が目的、売上はプロセス』を実現するためのKPIや、プロモーションから人材開発の戦略を概説。企業活動の価値観や行動規範の重要性のみらなず、これを浸透させる方式まで具体的に踏み込む。
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「売上最小化、利益最大化」というタイトルが目をひきます。
投資するときの対象企業をみるときに、私は売上と利益の伸びが並行して上がっているかを見ています。
売り上げが伸びていないのに、利益が伸びていると、特別な値上げなどで上げて、今後成長が続かないリスクがあります。
逆のケースは、固定費や変動費が上がってしまい、今後売り上げを上げても利益が取りづらい体質になってしまっている可能性があるからです。
本書でのべられている北の達人が大事にしている考えかたは、「利益が一番大事」ということです。
売り上げが上がっても、利益が下がると意味がありません。
そのために取り入れられている手法が細かい数字含めてオープンにされています。
これから独立しようとする方、サラリーマンでも企画系の方には参考になる考え方です。
また最近よくみるLTV=Life Time Value(顧客生涯価値)の考え方についても述べられています。
著者で会社社長の木下氏の考え方も書かれていますので、自伝的な読み方もできます。
細かな数字や計算式も書かれていますので、自分の会社の数字をそのまま当てはめることもできます。
それに基づいて戦略を考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか。
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著者は4年月日連続上場、社長業とマーケティング責任者をされている。DtoC*サブスク
〈推進書籍に最適〉
部長〜経営陣orマーケター向けの書籍と感じた。感情論ではなく、理性/論理で事業の意味付をしている。著者の全体最適/ジェネラリスト的な思考を辿れる。事業責任者であれば、最低限知っていてほしい知識。
【キーワード】
・売上はリスクと比例する
・利益剰余金の確保と重要性/優先度
・収穫逓減の法則
・親広告→子広告の関係
・「何を」を伝えられる、目立たない広告を目指せ
・マーケティングの法則は「1on1」
・テレフォンカードのゲームチェンジ
【範囲】
経営/PL,BS,キャッシュフロー/マーケティング/広告/原価管理/分業施策/クレド/社内コミュニケーション
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イノベーター理論
good&new(アメリカの教育学者ピーター・クライン氏)
cost per order
Life time value
activity based costing