紙の本
趙高は恐ろしい人
2022/04/01 13:59
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦の宦官、趙高、始皇帝の側近、聞き取った遺言を改ざんし、始皇帝の子である暗愚の胡亥を皇帝に据える、政敵を処刑しまくる、最後には暗殺されてしまった。
中国の歴史の話って、面白いよね
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タイトルに惹かれて購入しました。
古今東西の様々な死因を集め網羅したまさに「世界死」。
伝説や口伝などの死も取り扱っているもののほぼ史実に基づいた死因が掲載されています。終始興味深い内容で構成もしっかりしていた印象です。
死んだ偉人の中には、現代医療であれば病気の原因や治療も決して難しくはないと考える項目も多々ありましたが、そのような観点から見ても先人の死が現代における医療発展の礎を築いていることがよく分かりました。
この現代だからこそ、もう一度「死」というものを客観視しようと考える人の為の入門書的な1冊です。
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医療や生活環境が発達した(比較的)平和な現代に生きる多くの人々にとって、死というものは日常から遠く離れた、忘れ去られたテーマになってしまいました。しかし、より古い時代には、日常の中にもっと普遍的に死がありました。
死を忘れるな(メメント・モリ)というモチーフは、古代世界から現代に至るまで延々と受け継がれてきた。栄華を極める王侯でも、毎日の生活にも事欠く貧民でも、死は平等に訪れる。特に疫病が流行った時など、人々はそれを思い出すのである。
死を忘れないということは、命ある今を存分に生きるということの裏返しでもある。メメント・モリには今を楽しめという意味も込められているのだ。
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昔の知らない人の不思議な死因を見て、何した人なのかなとその人を知るきっかけになってくれば。と書かれていたが、死因を見ても興味を持てずに図書館に返却しました。