紙の本
江戸時代の女子
2022/02/11 18:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の女子たちの姿を紹介。
今も昔も女子の考えってそんなに変わらない・・・って思うトコロと、意外に無茶するなぁってトコロとあって面白いですね。
女性の職業も紹介。奥女中の給料とか興味深いわ。
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江戸時代の風俗が、簡単に説明されている。サブタイトル通り、時代小説のお供にはいいかも。
私は、着物の粋な色合わせのイラストを見たかったので、そういう意味では少し残念。
そして、第一号の方の感想にあるように、絵は好き嫌いあると思う。浮世絵を現代タッチで書きなおしている。色も当時の薄れた色を元の色合いで再現してくれている。
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使う本
絵になってる
小説を読んで時代の風俗が分からない時に 参照する という使い方を想定しているようだ
解説は 平易ながら奥が深い
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絵がとにかく素敵でした。最近あまり時代小説を読んでいないのですが、江戸の女子たちもファッションに恋にいろいろ悩んでいたのだなあと身近に感じました。江戸娘の出世双六でよく出てくる「はっち」というのがググッても出てこない。どうやら物乞いのことらしい…と言うぼんやりした理解をした。帯の「ひとつ結び」の再現が興味深かったです。髪型のバリエーションや髪飾りについてもよくわかります。カラフルでハンディサイズでワクワクしながら読みました。
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図書館に行ったらたまたま見つけたので借りてみた。面白かったので,シリーズの他の本も読んでみたいなと思う。そしてこれはたしかに時代劇読むときに一緒に手元にあると楽しい本だな,というのも納得。
生業百姿の中では,ファンタジーライフで裁縫師選んでた影響か,御物師がとても気になりました。
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時代小説を読むようになったので、こちらも見ていて面白かった。着物・髪型などオシャレだったことがわかったし、職業をみても女性が活躍してたのだろうと想像できて面白かった。
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江戸時代の女性の文化や職業が豊富なイラストで紹介されている。
現代の共働きに近いめいめい稼ぎが主流だった江戸時代には女性の職業も大奥勤め、小売系、職人系と豊富。
湯女など遊女以外の春をひさぐ仕事もバリエーションが多い。
留女の強引さには思わず笑ってしまった。
当時の浮世絵も検索してみて、歌川広重の“御油 旅人留女”も、やっぱり強引で笑ってしまう。
大奥内の仕事は沢山あるなぁ。大体の給与まで紹介されている。
自分が江戸娘ならどの仕事に就こうかなとワクワクしながら読んだ。
イラストは歌川広重や葛飾北斎、鈴木晴信などの浮世絵や当時の双紙の挿絵を著者の手によってリメイク(?)されたもので、元の絵よりも表情柔らかで親しみやすくなっている。
主線のない貼絵のような特徴的なイラストはモデルが女性という事もあり着物の色が鮮やかで見ていて楽しい。
大人の絵本という感じだが、解説も詳しく時代物がより楽しめること間違いなし。
156頁のひとつ結びからの現代アレンジを半幅帯で再現して街に繰り出した事があるが、崩れないし背もたれがあっても潰れないしで中々良かった。
髪型を再現するのは難しいな。
日本髪、沢山種類はあるもののどれも基本の型が一緒なのでワンパターン感がある。
額が広く面長の私としては、前髪は必須なので前髪を伸ばしたスタイルが成人女性で流行らなかったのを不思議に思う。
とはいえ切前髪はやり過ぎでは…。