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癌を人為的に発症させることはできるのか?またしても生命保険会社からそれをみると‥の発想、完全にハマりました。
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これは今後シリーズ化していくのかなー。
またもや保険会社の森川のところに不審なガン保険の保険金請求が。前回の「ガンが寛解する」話の上での話だから、他人のガン細胞を移植させてしまうのもできちゃうだろうという前提で読んでしまってる…。
でもこの技術、読んでもあまり仕組みが分からなかったけど、倫理的なことは抜きにして、実際こういうことできるんだろうか。
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前の本を読み終わってからだいぶ経って読んだので、西条先生の事件の詳細を忘れてしまっていた。
今回もガンを利用した詐欺事件からどんどん話が発展していくはなしでおもしろかった。
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団信を申し込んでから希少な癌が発生して住宅ローン免除、その後癌が消えるという事例が続き保険会社の森川は友人のがんセンター勤務の夏目医師と羽島研究員に相談を持ちかける。3人が調査を続けていくうちにある政治家が要求を飲まなければ癌になるだろう、とう脅迫を受けたという話が夏目の元に舞い込んでくる。人為的に確実に他者を癌に出来るのか?そして同時期に発生していた連続医師不審死事件にも関わりがありそうな、いや初っ端から殺人犯している医師の存在が浮かび上がる。根拠を示して語られていくのでコントロール可能な癌の存在等が現代医療と絡めて語られると実現可能なんじゃ、と空恐ろしくなる。あと全編に渡って広がる代替医療の闇と読み応えは十分。ただミステリとしてはやや飛び道具なのと“次巻に続く”感のある展開が強引かなぁ。
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日本がんセンターの夏目医師と羽島博士は、大手保険会社勤務の森川からまたも奇妙な事例を聞く。
住宅ローンのがん団信を利用した保険金詐欺を疑うものだった。
一方、埼玉県内では医師殺人事件が連続しており、夏目のもとに刑事が話を聞きにやって来る。
さらには脅迫を受けているという政治家が、「人間を人工的にがんにさせることができるのか」と訪ねてきて……。
人体という密室で起こす、前代未聞の犯罪計画の全貌とは? 背後には代替医療の闇が潜んでいた――。
(アマゾンより引用)
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丁寧な医療ミステリー続編 - 岩木一麻「がん消滅の罠 暗殺腫瘍」★★★★☆
おもしろかった。難しい医療用語をわかりやすく説明しようという気概が存分に感じられる。さすがは、国立がんセンターで研究に従事していた著者だ。
一方で登場人物の紹介は省いちゃったので特徴がわかりにくかったよね。これは前作「がん消滅の罠 完全寛解の謎」を読んでる前提なんだろうけど流石に登場人物までは忘れてしまいましたよ。物語がそれを踏まえても面白いのでまぁ前作を読まなくてもなんとかなる。希望のための技術が悪用される可能性があるというのは目からウロコだし怖いと感じた。
「がん消滅の罠 完全寛解の謎」と本作を合わせて連ドラ希望です!5話くらいかな。wowowさん出番です!
#引用
・効率化の先にあるものが、人員削減であることは歴史が証明している。
・悩むのは人間の特権だ。コンピューターは悩まない。そして責任も取れない。責任が取れるのは人間だけだ。