紙の本
韓国・日本の長所・短所を冷静に指摘した1冊
2021/11/17 12:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書は韓国、そして日本の良いところ・悪いところを極めてクールに指摘しています。感情に流されない文章が好感を持てます。
今後、両国はどう助け合っていけばいいか、に追求し、当書は終了しています。紙幅が薄く、文字も大きいので、気軽に読める1冊です。
投稿元:
レビューを見る
出だしはいいと思ったんだよね。
色々言う人がいるけど、専門家の暗黙知は必要だ。
その通り。
隣国は道徳を大事にするが、それは相手の道徳を非難してマウント取るためで、必ずしも道徳的と言うわけではない。
その通り。
なるほどなあ、と思っていたのだが、日本の分析、北の分析になってくるとどんどんファンタジー化して、もう、日韓の関係を語るに至っては、失笑レベルになってしまった。
いや。
ぼくらに暗黙知がないからかもしれない。
だが、日本が19世紀まで中華秩序に組み込まれていたって言い切っちゃう人だから、つまるところ、暗黙知を持っている専門家って言ったって、どう言う人達が専門家だと言ってるところがそもそも問題なんだろうなと、わからせてくれた。
人の言うこと聞けよ。
投稿元:
レビューを見る
著者の考えには優れた点もあれば一方でどうなのかと思えることもあった
こういった分類の本を読む時、読者は自分で判断し、取捨選択しながら読むことが大切であると思う
朱子学をはじめとした東アジアの思想について興味を持った
考え続ける人間でありたい
投稿元:
レビューを見る
「韓国は法よりも道徳を重視する」、「韓国では世論の影響力が強い」等は韓国に住んでいれば誰でも感じることだと思うが、それらの原因を論理的に解説してくれていて、韓国社会に対する理解が一段と深まった。