報道系ビジネス番組の裏側とメディア露出のコツがわかる。
2021/07/27 19:11
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投稿者:empath - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』の元ディレクターが明かす、報道系ビジネス番組の裏側を惜しみなく紹介したPR本。
プレスリリースのテクニックを記したノウハウ本が多い中で、1日500通ものプレスリリースを受け取る側では、実際にはこう見えてますよ、それ間違いですよ、という種明かしが書かれている点が画期的です。
中小企業や小規模事業者にぜひ読んで欲しい。
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文章はとても読みやすい。
しかし、この手の本に期待することは、「すぐできるノウハウ」と「テレビ界で活躍した著者の経験」。
結論から言って、どちらも期待できない。
概ね借りてきた知識を実例で補強し、持論を展開。まるで借り物で教える大学の先生のよう。
こういう本に珍しく、ノウハウを隠している感もある。
そもそも、「ストーリーを打ち出せ」は、素人にはとてもハードルが高い。
テレビ東京の輝かしい番組を担当。経済界の重鎮ソフトバンク孫正義さんに密着した経験もあるのに、この経験が申し訳程度しかないのがとても残念。
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『タダで、何度も、テレビに出る! 小さな会社のPR戦略』(下矢一良 著/同文舘出版)vol.507
https://shirayu.com/blog/topstory/other/8456.html
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テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』の元ディレクターが明かす、報道系ビジネス番組の裏側を惜しみなく紹介したPR本。
プレスリリースのテクニックを記したノウハウ本が多い中で、1日500通ものプレスリリースを受け取る側では、実際にはこう見えてますよ、それ間違いですよ、という種明かしが書かれている点が画期的です。
中小企業や小規模事業者にぜひ読んで欲しい。
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中小企業でこれからPRに取組む人が一歩を踏み出す際に何をしたらいいかよく分かる良書。
以下、要約
多メディア化と人員削減により、ネタ探しに困窮→
中小企業も取材されやすくなってる
バラエティに出る経営者は経済番組に呼ばれない
中小企業はストーリーを売る
テレビが選ぶ企業の三原則
・日本経済を象徴しているか ※中小企業無関係
・今どき感があるか ※中小企業やや無関係
・ストーリーがあるか ※中小企業メイン
ストーリーを作る3つの軸
・社会軸
企業が世の中を変える為に挑み続ける様
・どう世の中を変えたいか
・一般へのメリット
・その為に取り組む事
・将来の夢
・社長軸
世の中の変化を映し出す社長の生き方
・今の事業を始めたきっかけ
・世の中の変化の影響を受けてる事
・視聴者の共感を得られるもの
・きっかけ後の取り組み
・将来の夢
・組織軸
働き方の新たな可能性を見せる
・目指している組織の姿
・組織の姿を目指した理由
・組織の姿のための取り組み
・将来の夢
ストーリーを作る際、従業員目線で作る事に注意
共感を呼ぶ社会軸の3本柱
・一番手になる
・世の中を変えられる環境を示す
・世の中共通の価値観に根ざしている
社長軸ストーリーを面白くする振り幅
・底を掘った方が好感度は上がる 倒産寸前等
社内の当たり前に名前を付けて組織軸を浮き彫りに
・制度に名前をつけてキーワード化
ストーリー発掘方法
・想いをとにかく書き出す
・想いをとにかく他人に話す
・ストーリーの軸に気づく質問
・今のビジネスをはじめたきっかけ
・何故そのビジネスでなくてならなかったのか
・今の生き方を選ぶ事になったきっかけ
・自社の最も強い部分はどこか
・その強みは何故生まれたのか
・自社の最も弱い部分はどこか
・自社の弱みはなぜ克服できてないのか
・現在のビジネスで最も楽しかったこと
・現在のビジネスで最も辛かったこと
・辛いことを乗り越えられた理由
・絶対に許せないものはあるか
・最近のビジネスの変化は何か
・変化を乗り越える為に取り組んでること
・顧客の役に立っていると思うのはいつか
・顧客に言われて印象に残った言葉
・同業者の事をどう思っているか
・ビジネスで成功した時自分はどうなりたいか
・引退する時自分はどうなっていたいか
・10億あったら何をしたいか
・子供の頃に好きだった事
・子供の頃に嫌いだった事
・他の従業員と接する時どんな事を感じるか
・他の従業員にはどうなって欲しいか
・理想の組織とはどんなものか
プレスリリースとは
・客観的な事実をもとに伝える
・発表するのは新しい何か
・プレスリリースの型に沿って書く
・A4用紙1枚にまとめる
・タイトル
・タイトルは1行20文字2行以内にする
・新しい事実をストーリーの流れの中で書く
・内容説明
・いつなのかを明記する
・背景を伝える
・会社概要
・会社の根幹をなすストーリーの要約
・会社の過去の取り組み等も自由にかける
・200文字以内におさえる
・有名な名前を入れて信頼感を醸し出す
プレスリリースで犯しがちなミス
・最高などの抽象的な煽り言葉を使う
・専門用語が多い
・綺麗な写真、色鮮やかな文字
・商品を送る
プレスリリース作成のチェックリスト
・事実をもとに書かれているか
・新しい事実を発表しているか
・A4一枚にまとまっているか
・タイトルは1行20文字2行にまとまっているか
・会社概要で会社のストーリー示せているか
・会社概要で信頼できそうな会社とわかるか
・連絡先に電話番号があるか
・最高などの抽象語を使っていないか
・専門用語を使わずに説明できているか
・精細な写真、色鮮やかな文字を使ってないか
プレスリリースの3事例
・新商品発表型
・販売実績報告型
・イベント活用型
ディレクターの情報源
・プレスリリース
・企業やPR会社からの売り込み
・専門紙、専門誌、地方紙
プレスリリースの送り方
・会社ではなく、媒体毎に送る
・代表電話で番組の送り先を聞くだけ
・個人ではなく、番組宛に送る
・メールではなく、FAXで送る
・イベントの3週間くらい前
・12月、1月上中旬は避ける
・GWや夏休みは狙い目
マスコミ効果を最大化するネット術
・自社サイトで追い打ちをかける
・会社情報にもっとストーリーを散りばめる
・社会軸を理念、社長・商品紹介に盛り込む
・社長軸は社長紹介で。社長ブログも行ける
・組織軸は会社の取組、採用との相性よい
・時間の経過が伝わる写真を載せる
・繁盛している雰囲気を見せる
・落とし穴
・私利私欲を剥き出しにしない
・自慢話しない
・マスコミ出演、掲載実績は事実だけを書く
・過度な尊敬語、謙譲語は不要
・テレビ画面は掲載しない。権利侵害なので
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WBSやガイアの夜明けのディレクターをしていた下谷さんが書いた書籍。
テレビ局側の観点が軸に、どのようにして記事にしているのか(誤解も含めて)まとまっていて面白かったです。
確かに、テレビ局の方の離職率を考えるとこういうことが外部に出ること自体が珍しいのだろうなと思います。
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小さな会社の武器であるストーリーという武器を使って、マスコミ露出を勝ち取るPR戦略を内部の人間が説く本。
詳細は下記
https://note.com/t06901ky/n/na9962d4c8b6a
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初めの方は実際のストーリーや実例を通じてTV x PR をどう考えるかについて記載され、後半になりより具体的な方法や考え方が示されていた。初心者だったので、興味深く読めました。