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投稿者:鉄斎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本大洋に出会ったのは孤高のボクサーを描いたZERO だった。まさかこんな漫画業界の話を描くとは。しかしすごく良い。連載から追ってたけど一冊にまとまるとズシンと胸に来る。近年読んだ漫画で一番良い。
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投稿者:mizuho - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのページも、本当に美しい。
登場人物のちょっとした一言、なんてことない一言で物語が紡がれていくのが、とても心地いいです。
鳥がいい。松本大洋さんの描く小さいものは、ホントに可愛らしいですね。
続きが早く読みたいような、ゆっくりと付き合っていきたいような漫画です。
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
雑誌廃刊の責任を取って出版社を退職した漫画編集者。
一度はマンガから離れようとしたが離れられないと悟り、もう一度雑誌を作ろうとする。
理想だけでどこまでやっていけるのか・・・
林さんと青木の掛け合いが面白かった。
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投稿者:ピトン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人の漫画だなぁ…ヒーローも悪役も出てこないし、派手に事件が起こったりもしない。淡々とした空気感に見えるのに、本当はみんな必死にもがいてる。
登場人物がそれぞれの方法で漫画と向き合ってて、どれが正しいとかいうこともない。生活もしないといけないし。
漫画を諦めてしまった人もいる。塩澤さんは、これからどんな人たちに声をかけるんだろう。
青木くんが意外と良いヤツで好き。長作さん、かっこええ。
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歳を重ね、日々もがきながら、いいことも淋しいこともやるせないことも、多くの重い荷物を抱えて暮らしている。自分だけではなく、きっと生きるってこういうこととも言えると思った。
分断されがちな世の中になってしまったが、大切な絆や自分の譲れないものや好きなものに対する向き合うところが、丁寧に描かれていくのかなと思う。
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すごいわ
一巻の最後の方現実と漫画が混ざっていいわ
みんな少しづつおかしいような、それがげんじつなような
描かれる物語も生きてる
すごくいいわ
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人生のワンスアゲインは一念発起から始まるのではなく、ふとした日常にじわりと押し寄せる、高らかに拳を上げることなく静かな生活にわずかな変化をもたらす。そんな微弱な情熱から溢れ出す情感を描く松本大洋の筆致に喝采。
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何故なのかわかないけど読んでいる最中、ずっと涙が止まらない。
それが絵から来るのか、セリフなのか。
とにかく今は胸がいっぱい。
改めて分析しながら読んでみたい。
毎日の生活を惰性で生きてる自覚がある人にオススメ。
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【あらすじ】
人は漫画を生きるのか。
大手出版社を早期退職した漫画編集者の塩澤。理想の漫画誌を作るため、自分が信じる漫画家たちを訪ね、執筆を依頼する。
仕事か、表現か、それとも友情か。漫画を描く者、描かぬ者、描けぬ者、東京の空の下、それぞれの人生が交差する。
松本大洋が初めて描く漫画家漫画、初めて語られる創作哲学。これを読まずに松本大洋を知ることはできない、必読の一冊。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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松本大洋はいろいろ読んでピンポンはすごかったけど他は絵は好きだけど何度も読むという感じではなかった
東京ヒゴロはこれまでとちがった
絵もストーリーも人物もピタッとハマり物語に没入できた
ずっと読んでいたい
そんな漫画
自分が成長して松本大洋をわかるようになったのか?
続きはいつ?
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圧倒的な描写、普通の人々の普通じゃない生活が個性として描かれる松本漫画。漫画は編集あっての漫画なんだろうね。
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すごくいい、漫画に魅せられたものたち、漫画を忘れようとしても忘れられないものたち。そんな人たちの想いが、ものすごく生々しく描かれる。セリフ少なく静かな漫画のようで、圧倒的に語りかけてくる。これはすごい。はやく続きが読みたい
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物足りない
中でも立花礼子先生葬儀がよかった。しかし正直に書けば、絵はうまいが何か物足りない。最後に引きの構図で終るのが多い。
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これは面白い。
主人公が50代という漫画も珍しい。
塩澤の漫画への思いが漫画家たちをどう動かしていくか。楽しみ。
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漫画も音楽も、芸術も、作者の命を吹き込んだものだ。
でもそれで食べていこうとするなら、ビジネスとしてもら成り立たせないといけない。
ビジネスとして成り立たせることができなかった者は創作から離れる。
でも心は離れられない人もいる。
いや、心から好きなものに命を吹き込める人は、本当の意味で離れることなんてできないんだろう。
本作はそんな漫画編集者と漫画家たちのオムニバス形式のストーリーだった。
好きだから苦しい。
嫌にはなっても嫌いになれないから苦しい。
胸が苦しくなるけれど、でも活路を見出そうともがく人々には希望も感じる。
泣きそうになりながら読んだ。