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問題に対してのアプローチの仕方を教えてくれる良書。
なにが問題か?誰の問題か?など問題に対して基本から教えてくれます。
どんな人でもきっと役に立つと思います。
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問題を解決するよりも問題そのものを理解することが大事であるととく本。
以下印象にのこったセンテンス。
何がまずいのか?
問題を抱えているのは誰か?(6)
問題とは認識と欲求のギャップ
感受性をさげると欲求レベルが下がるので認識とのギャップを感じなくなる。(16)
解法を問題の定義と取り違えるな。とくにその解法が自分のもののときは要注意(41)
問題の正しい定義がえられたかどうかは決してわからない。問題が解けたとおもった後でも(45)
究極の解答はない。だけどそれを求め続けることをやめてはいけない(46)
問題を扱う上でほんとに大事なのは、問いは決して得られないという覚悟をきめること。にもかかわらず問いの答を探し続けるという覚悟も決めること。(46)
結論に飛びついてはいけないが第一印象は無視するな(46)
うまくいかない理由を3つ考える(55)
人々のために問題を事前胃解くことを商売にしている人たちは、自分たちのしたことによってどんな結果にあうかは経験することがまずない。不適合を常に作り出す(58)
問題にあたる人全員が同じ言葉を理解している状態にするように問題を定義する言葉がみんなのあたまに共通ではいるように言葉をもてあそぶ(77)
問題を定義するまえに、言葉あそびでたっぷり問題をいじくりまわしてみる。(80)
この問題はどこから(誰から)きたのか?うまれたのか?(111)
問題の出所はもっともしばしば我々自身の心のなかにあることがおおい(118)
問題解決のための過程、人、組織が問題の発生装置だったりすることもある。たとえば軍縮会議とか(123)
問題を解決する前に
問題がきちんと定義されれば解決することはさほど難しくありません。しかし、ちょっと待ってください。その問題はあなたの問題ですか? 本当にあなたが解決しないといけませんか?まずは、次の質問を自分に問いかけてみましょう。
Whose problem is it? (11章)
訳:誰の問題か?
本当にあなたが解決しなければいけませんか?もし、その問題が誰かの問題ならあなたが解決しようとするべきではありません。 もし、あなたの問題でなければ、頼まれないかぎり何もしないのがベストです。私たちは自分の問題解決に時間に忙しいはずですから。
Where does this problem come from? (14章)
訳:この問題はどこから来たのか?
この問いも問題が本当に自分の問題なのか調べるのに役立ちます。なぜ自分はその問題に直面しているのか?なぜこんなことになったのか? 自分に落ち度があるか?それとも、誰か他人に巻き込まれたか?
もし、問題の出所が自分であった場合は自分がしていることを正せばいいので解決は比較的簡単です。
Ignoring the problem (3章)
訳:問題を無視する
時には問題そのものを無視するのもありです。気づかないふりをしていまいましょう。問題は、あるべき状態と現在の状態の差ですが、 人間はすぐに適応する生き物です。最初はみんな問題だと感じてもいつの間にかそれが当たり前のようになるものです。
あなたが作り出したバグのワークアラウンドのために、オペレーションの人に余計な手動の作業が発生したとします。”近い内に直す”と言って、 1年も経てばワークアラウンド作業はオペレーションの業務に組み込まれて、その作業が当たり前のものになります。おめでとう! あるべき状態 と 今ある状態 が同じになり問題そのものが消えました。
考えをやめない
あなたは問題を正しく定義して適切な解答を導き出しました。しかし、まだリラックスはできません。
Each solution is the source of the next problem (7章)
訳:あるひとつの解決方法は別の新しい問題を生む
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2008.5
大切なことが書かれているのですが、ものすごく読みづらいです。
もっと、わかりやすく、読みやすく書いてくれたらいいのに、と思います。
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問題解決を行ううえで最も大切なことが、
これでもかというほど分かりやすく書かれています。
新人に読ませたい。
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ワインバーグさんは実にアメリカ的?合理的な人なのかなって思えた。
合理的というか、論理思考と感覚を持ち合わせた人ということ。
それはまさにコンサルタント向きなんでしょうか。
ライト、ついてますか?のショートストーリーは
問題意識の視点や発想の切り替えについて
考えさせられるもの。
その他にもマンションのワンマンオーナーの話など
ショートコマストーリーがコミカルに描かれている。
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問題解決の本質について、著者特有の軽妙な語り口で書かれた名著です。
「何が本当の問題なのか」という問題そのものの中味、もっといえば問題認識のあり方と問題へ取り組む際の姿勢に着目した本です。
この本を読むと、普段の仕事でいかに問題の本質を問うことなく安易な解決策選定をしているか、またそのことが真の問題解決から遠ざかることになっているか、痛感します。
この本も同じ著者の「コンサルタントの秘密」同様、簡単にKnow howをコピーできる「How to本」の類ではありませんので、そういうものを期待して読むと肩透かしをくらいます。
自分自身が普段どれくらい「問題」というものと正面から向き合っているか計るリトマス試験紙にもなる本です。
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■何が問題か?
問題とは、望まれた事柄と
認識された事柄の間の相違である
認識された事柄:エレベータの待ち時間が多い
望まれた事柄:待ち時間を短くしてほしい
↓
問題解決:待ち時間を長く感じさせない方法を考える(鏡を置く、等)
■問題定義を多角的に捕らえる
外国人になる、盲目人になる、他人になる・・・etc
■ライト、ついてますか?
昼でライトつけてたらライトを消す
夜でライトつけてたらそのまま
昼でライト消してたら・・・
↑のようにごちゃごちゃ言う前に、確信的な言葉でちょっと思い出せてあげればいい。
「ライト、ついてますか?」
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動機:本を読んどいたほうがいいカナと思った.
どこかのブログでおすすめしていた本.
何を考えなくてはならないのか
そもそも考える必要があるのか
に戻ることも必要
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『問題は解くより発見する方がずっとむずかしく、ずっと面白い。―実人生で本当にものをいうのはそこなのだ。』
この本のメッセージはこうである。
昔、建築学科の大学教授に言われた、
「エレベータの待ち時間を短くするためには、
エレベータを早くするより、待合ロビーに鏡を置いた方が効果的だ」
という話を聞いて、偉く感激し、印象に残ったものだが、その元ネタがこの本だと知って少々拍子抜けしてしまった。
実際、ITコンサルタントなんかが、やっている仕事はまさにこの本で書いてあるようなことで、実際に解決すべき問題は物事の本質を考えることで、全然違う所に見いだせる、ということなんだろう。
斜めにずれた世界の見方をすると、突然解決策が見いだせる、という思考パターンが好きな私としては、とーーーーーっても、好きな話である。
しかし、同時に正面からぶつかることも否定してはいけないのだとも思う。まして、それを馬鹿にしてもいけないと思う。
長く壁にぶつかるからこそ、抜け道をみつけられることもあるのだから。
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課題解決、問題解決とはいうが、何を問題として捉えるかが、非常に重要である。
数々の問題解決についての示唆に富んでいる。
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Mワインバークの名著。
初めて読んだときは、カルチャーショックでうまく飲み込めませんでした。
2度3度と読むうちに理解し実践しつつあります。
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いつ頃だったか行き詰っていた頃に探して読みました。一部意味不明のところもありますが、なるほどと思うことが多かったです。
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これはおもしろい。
でも「ライト、ついてますか」以降の章はちょっと難しかったというかハッキリわからんかんじだった。
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他人が自分の問題を自分で完全に解けるときに、それを解いてやろうとするな
変化のために自分を責めてみよう、たとえほんの一瞬でも
もし人々の頭の中のライトがついているなら、ちょっと思い出させてやる方が、ごちゃごちゃ言うより有効なのだ
あとから調べてみれば、本当に問題を解いて欲しかった人は、そんなにいないものだ。
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元々G.Mワインバーグさんの「コンサルタントの秘密」が大好きで、今回他の本も読んでみようと考えてチャレンジした一冊でした。
非常に分かりやすい構成で、ポイントをついた内容でしたが、最近の自己啓発本と類似している点も多く、また挿絵がよくわからず、ちょっと戸惑いがあったのも事実です…。
部分的にハッとしたところがあったので結果OKですが、「コンサルタントの秘密」ほど奥深い感じはありませんでした。
ただいずれにしてもよい本と思います。