紙の本
今回の事件は、さらりと流された感じでした。
2016/12/13 11:19
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の事件は、さらりと流された感じでした。4人(武家の三・四男と町人2に)の悪と、岡野玄良という優秀な医師が事件の中心。息子を亡くして狂気に憑りつかれた富豪の妻が利用される。但し、医師・岡野玄良も実は悪4人組の中心人物に止むを得ない事情で操られていたのであり、悪事が露見するに及び、自分の非を恥じて悪4人組と対決して全員相打ちで果てるという都合の良い幕引きでした。さて、前作[27]で南町常町廻り同心・伊沢蔵之進と結婚してしまったおき玖は通いで手伝いに入っている。よって、替わりの新登場人物はまだ無し。
一方、瑠璃の病状に変化有り。
ところで、鰻の生き血が猛毒だったとは。
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201507/一旦シリーズ終わったので長く待つのか下手したらもう出ないのかと思いきや、あっさり第二幕が始まり、特にいつもと同じ続刊ってカンジで。まぁ、読めて楽しいんだけども。
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シリーズ第一幕では、瑠璃を一途に想う季蔵と季蔵に密かな想いを寄せていたおき玖の関係だったが、第二幕では、おき玖が同心・伊沢と祝言を挙げたことで、変化が起こり、季蔵と瑠璃の関係が動き出す可能性があるのかも知れない。それを想像させるような展開の中で、意外な真犯人をかばうような素振りを見せる季蔵に、共感を覚えた。今までの作品より、捕物帖らしさが出ている感じがした。
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シリーズ第二幕の始まり。
おきくが嫁ぎ、16時までという約束で今まで通り塩梅屋に通うことになった。
店の前ですり騒ぎがあり、それをきっかけに知り合った有名な医者に瑠璃を診てもらうことになる。
第一幕は料理人と隠者としての話が中心だっだが、第二幕は瑠璃が回復していく可能性が出てきた。
瑠璃の回復する様子を軸に、話が進んでいくのかもしれない。
今作の季節は夏。
夏の暑さに負けない料理がたくさん出てくる。
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第二八弾?
瑠璃の主治医の変更に係わる件に、老中就任に係わる陰謀も
工夫された料理を絡めながら事件は進行する
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おき玖はすでに人妻で塩梅屋に通いで来ている状態。
今度はようやく瑠璃に焦点が当てられ、突然の主治医交代。
心の病を荒療治で治そうと試みますが、結果的には吉と出たのでしょうか。
三吉ちゃん、危ないところだったけれど、本人は全く知らずでよかった、よかった。
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20160811 一度終わったシリーズが復活するのは勇気がいると思う。今回はうまくスライドできたと思う。次がどのように展開されるかが楽しみだ。
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夏おにぎりというだけで美味しそう。おきくちゃんが幸せになって良かった。出版の年数的に大年増になってる気がしていましたが、そうでもないのかな。
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内容(「BOOK」データベースより)
「塩梅屋」の看板娘のおき玖が、南町奉行所の同心・伊沢と祝言を挙げ、店には、午後四時頃までという約束で、通うことになった。夏のある日、季蔵たちが賄いを食して、しばらくたった時、店の近くで、すり騒ぎが起きた。そんな最中に、貧しいひとからはお金をとらない、巷では有名は医者・岡野玄良先生が「塩梅屋」に現れて――太刀魚と揚げ蓮根はさみ、滋味そうめん、揚げおにぎり、こんにゃくと枝豆のずんだ、冷やし煎餅…夏の暑さに負けない、美味しくて身体に優しい料理と市井の人々の人情、そして季蔵の推理が、ますます冴えわたる大ベストセラー書き下ろしシリーズ、第二幕、待望の幕上げ。
令和2年10月4日~5日
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『夏おにぎり』というタイトルに惹かれて読んでみた。
シリーズ第2幕からの読書スタートで、第1幕での内容を知らずに読んだけど、読みやすかった。
料理屋さんが舞台の人情ものかと思いきや、警察OBの潜入捜査みたいな展開が面白く読めた。