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思った以上に大団円で良かった。けど、紅茶王子のままだと人間との間に子供はできないんですかね。けど、子供が生まれるって事は王女やらがいるけど、彼女たちは人間界に呼ばれない? あと紅茶王子は亡くなっても、もう一度紅茶王子に生まれるのか。良いな。。
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最高のラスト。
こんな終わり方があったのかと感涙してしまった。
無印紅茶王子(前作)の消化不良だった分もきっちり解消。
紅茶王子シリーズは一生好きな漫画だと思う。
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もーさー涙止まらないよね
そういう解決があったのかあ、と
サクラの負担がすごくて、でもそれでいいって思ったんだなあ
自分が年を取ったときのことをリアルに想像したりするね これは
はー泣く
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漫画の最終回で、こんなに泣かされるなんて、何年振りか…。
素晴らしいラストでした。無印紅茶王子の何倍も良かったのではないかしら。
無印を読んでた時は、まだ高校生とかでしたが、今私は35歳。結婚し、一児の母になりました。
人生は毎日が目まぐるしく、それこそ飛ぶように過ぎ去り、大切な思いをすぐに置き去りにしてしまいます。
奇跡のような巡り合わせで、夫と結ばれたこと。
細胞レベルの運命で、この小さな小さな娘を抱きしめていること。
日々奇跡の中で生きていること。そのなんと…恵まれていることか。
いつお別れになっても、後悔のない人生なんて、そうそう送れるものではない。
でも、できる限りそうする努力をしたいと思います。
笑顔を大切に、愛する人と向き合うこと。
愛していることを、ちゃんと相手に伝え続けること。
幸せになる努力を、諦めないこと。
最終回の手紙は、本当に人生を味わい尽くした女性の、ノンフィクションの手紙のようでした。
あんな手紙を書いて去るような人生でありたいものです。
日常に疲れて、大事なことを忘れそうになったら、何度も読み返したい1冊になりました。
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「午後に飲んだたった一杯の紅茶に、人生を救われる人だっているんだよ」
前作「紅茶王子」から十数年後、主人公は名家のお嬢様・吉乃とサクラティーの紅茶王子。サクラは80年前(人間界基準)に、吉乃の曾々祖母に仕えたことがあったのです。
紅茶王子との別れを経験した、大人になった前作の登場人物たちとの交流などもあり、互いに惹かれゆくふたりがやがて来たる離別の気配を感じながらも楽しい高校生活を送る、というお話。
友達がひとりしかいなかった箱入りお嬢様の吉乃が、サクラが来たことをきっかけに友達が増えたり色んなことを経験したりして世界が広がっていく様がほほえましく嬉しくなるような漫画です。
白泉社公式アプリ「マンガPark」で前作一気読みから、続編もラストまで配信してくれてありがとうございます。ラストが好きすぎて、描き下ろしの数ページのためにkindleで最終巻買ってしまいました。描き下ろしもすごく良かった。
がっつり続編ですが、以前のお話を知らずに想像しながら読んでも楽しそう。そういう読み方も好きです。
幼児だった奈子の弟・健太が高校生になって前作でハルカが担った恋敵役として登場。しかしハルカに比べて健太がイイ子すぎて、応援したくなっちゃう。ハルカ・アッサムが俺様系イケメンだったのに対してサクラ・健太はとにかくいい子なのはやっぱり時代の反映かな…。
時代の反映と言えば、リアルタイムでも十数年後なので作者の力量がめちゃくちゃ上がっていて、マンガとして読みやすく緻密で作中世界も広い。
半地下の狭小お茶会同好会が生徒会とバトルする漫画から、敷地の片隅の古い図書館を綺麗にして子供から大人まで主要人物としてラインナップされるお話に。
幼児枠も、かなりおざなりでマスコットのぬいぐるみ程度の扱いだった健太から、癇癪もちで大変だけど一個の人間として描かれる杏梨、とずいぶん深まりが感じられます。子育て経験が反映されているとも言える。
ささやかな願い事を3つだけ叶えてくれる、紅茶の国の魔法の王子様な彼らが、人間の世界に来ると飯炊きしたりバイトしたりで小間使いになってしまうのが面白い。国に帰れば召使いがいる生活なのにその辺疑問に思わないの…?(笑)
設定的には無限に続けられると思うので、是非ときどき中短編を描いてくれないかなあ、と思うものです。
さて以下は一応ネタバレ範囲。
とにかく最終巻の一連の流れがエモい!!!!
こんなにがっつり長命種の悲哀モノになるとは、嬉しすぎる誤算というか、まさか吉乃の最期まで、そしてそれを超えて帰還後のサクラまで描いてくれるとは。
それで杏梨が大きくなって出てきて満月の日に紅茶を飲んで、吉乃の孫が出てきて物語が受け継がれて、また新しい曲が始まるのです、ですよ!!!あー、もう世代を超えて受け継がれるお話が好きなのでどストライクもいいところです。大好きです。
アッサムと同じ選択肢を前にして、もちろんサクラはアッサムとは違う選択をするはずだろうと思って読んでいたわけですが、そうかそういう道か~。と感心すること頻りです。
前作の選択について続編で答え合わせできるのは素敵なことです。もちろん、どんな選択も正解だったと思わせてくれるお話だからこそですけれど。
アッサムが男子会を開いて自分の過去について種明かしするのも好き。
「なあ、飼い猫が自分より先に死ぬからって、距離をとって愛しすぎないようにするか?…しないよなぁ。ほんとにシンプルだった」
奈緒とジョルジの別れもものすごく物凄く美しくて、好きです。
杏梨のときに健太と奈緒が一緒にお茶会してたわけですけど、お付き合いしているのかしらん。ドキドキ。サクラが健太の孫と釣りにって言ってましたね…。
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完結してたことを最近知り、急いで最終巻まで集めて完読しました。
いい話過ぎて泣きました~!!
前作から続けて読むと、なおさら色々感慨深くて、もー‼
奈子とアッサムの選択とは違ったけど、吉乃とさくらの選択がすごくよかったー‼
最終巻に向けてアールグレイが絡むエピソードあれやこれやがズルい…感動しかない。
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無印よりこっちのシリーズの方が好みだった。
ジョルジが帰っちゃうところは泣けたけど、とっても良かった!
主人公の二人もこういうラストかー!と、これはこれでとても良いラストだった。めっちゃ泣くやつだった。
アッサムの王子は魂はおなじなのかちょっと気になる。
たった一杯の紅茶に人生を救われる人もいる
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紅牡丹、咄嗟の時にはアッサム
と無意識に呼んでしまうのだな。
何度やっても紅茶王子を呼び出せたことがないのは
忘れているだけかもというのは確かに救いにもなる。
忘れさせるということは吉乃の一部を奪う事になるから
人間にはならないという選択もまた愛だなと思う。
正直世界中の人よいうよりすごく狭いところで
王子を呼び出し続けているなと思ってしまったが
物語としてはハッピーエンドで良いと思う。