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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
不妊治療をして、そこから養子縁組で子供を迎える。心の変化がしっかり書かれているので感情移入しながら読みました。
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瀬奈じゅんさんが特別養子縁組でお子さんを迎えられた。不妊治療からお子さんを迎えるまでの気持ちの変化や経緯が細かく、そして驚くほど率直に書かれている。私は宝塚の男役時代からのファンだけれど、ここまで率直にさらけ出された勇気に、尊敬しかない。私には、ご夫婦ともに考え方や行動の仕方に共感でき、頷ける部分が多かった。お2人を、心から素敵だなと思った。
私の周りにも不妊治療をして、うまくいった友達もいれば、頑張ったのに授かることのできなかった友達がいる。婦人科系の病気を患ったために不妊治療せずに諦めた友達もいれば、独身の友達も多い。同性がパートナーという知り合いもいる。
今の時代、「家族」のカタチも多様で良いと思うし、子供は社会全体で守り育てていくべき存在だと思う。一番大切なのは、子供が幸せに育つ環境で、血のつながりではないのではないだろうか… 悩める方たちにこの本の情報が届き、思考の範囲が広がるきっかけになればいいと思う。
私自身、オトナとして、色々なことを考えるきっかけになった(養子は難しくても、私にも何か出来ることがあるのではないか…里親制度など調べてみようか…)。
瀬奈さん・千田さんご夫婦をこれからも陰ながら応援します。
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それでもやっぱり、特別養子縁組はハードルが高い気がしてならない。それはまだまだ特別養子縁組について知らないことがいっぱいあるからなんだろうなぁ。
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とても幸せそう。
そこまでの道のりは過酷だったろうな、とも思います。
不妊治療での本来の目的が何なのか、は大事なことだなと思いました。
血のつながりを求めてるのか
ただ、子どもを育てたい、家族を作りたいみたいなことなのか。
目的が子どもを育てたい、ということならば選択肢として知っていて損はないですね。
子どもを迎える側としての率直な思いが良かったです。
特別養子縁組は子どものために、という思いが強すぎてハードルが高そうだな、と感じることが私もあったので。
責任なくただ興味本位で、などではもちろん駄目だと思いますが、自分たちの思いも大切にして決断しているところが良かったです。
お子さんの許可が取れれば、大きくなったときにどう感じたかとか、その時の家族の様子などの話があれば良いなと思います。
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2021.09.04
子どもの写真整理をしようと、フォトブックをいろいろ調べていて、BABY365のタグでたまたまあさこさんのインスタにたどり着きました。
2006年に「暁のローマ」で月組を初観劇して以来、あさこさんのファンだったので、あさこさんの舞台大好きだったな〜と懐かしい気持ちでインスタを見ていると、息子さんは特別養子縁組で迎えた子どもだということ、そしてそのことについてのエッセイも出版していると知り、図書館で借りて早速読んでみました。
退団してから、ニュースで年下の旦那さんと結婚したことはなんとなく知っていて、格差婚?とか思っていましたがまったく違ってて自分の認識を恥ずかしく思いました。
エッセイを読んで、とても優しく頼りになる旦那さんということ、あさこさんの辛い不妊治療に寄り添ってくれ、とても素敵で愛に溢れた家庭で羨ましくなりました。あさこさんたちのもとに来た息子くんがとても羨ましい!
月組トップ時代のオレオレなあさこさんしか知らなかったですが、華やかな舞台の裏にはこんな苦悩があったのですね…。辛い不妊治療と葛藤が赤裸々に語られていて、思わず涙が出るシーンもありました。
退団した後のジェンヌさんのその後はあまり知ることは無いのですが、知ることができて、この本に出会えてそして読めてよかったです。
あさこさんのインスタも面白く、早速フォローしました。
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養子縁組という制度を実際利用した立場からの嘘偽りない気持ちや実際の行動、不妊治療期間のこと等を述べている本。
養子縁組は何となく難しく複雑な制度だと思うし、"授かりたい=養子縁組"と思い浮かぶ人はそう多くはないと思うが、とてもいい制度だと思うし、もっと世間に知ってほしいものだと思うので、こういう本に出会えることができて嬉しかった!命に関わることだからこそ、民間団体であっても自由度もある程度制限されて、誰も傷つかない良い団体が増えていくことを願います。
どんな形であれ、子供が欲しいと思い、行動することや実際授かることはエゴでもわがままでもない。親が幸せだと思うなら子供も幸せなはずだし、子供にとっては親の笑顔が1番嬉しいもの。
ましてや、集団生活の中で育つはずだった子が、特定の親から愛情をたっぷり受けて成長することができる環境に行けることは子供にとっても幸せな事だし、養親にとっても待望の子を迎えられて一石二鳥のこの制度は本当に多くの人に利用されるべき!
もちろん成長する上で難しさや複雑なことにぶつかることもあると思うが、血の繋がっている親子にも色んなトラブルは付き物。
血の繋がりは関係ないと心から思うし、どんな関係であれ愛情が全て!
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やはり養親になるには相当の覚悟が必要だよなぁと改めて考えた。自分で妊娠した場合よりも、さらに大きな覚悟がいる気がする。
"家族"って、血の繋がりがすべてではない。
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つらい不妊治療を経て、特別養子縁組をして、子どもを授かる。
養子縁組制度についてわかりやすく書いてあり、不妊治療をされている方、特別養子縁組について知りたい方に、とても参考になる本。
血の繋がりはさほど重要ではないと思え、心が温かくなった。
今後、このご家族のような『血縁はなくても本当の家族』により、たくさんの小さな命が助かるといいな。