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'23年11月28日、読了。Kindle unlimitedで。前回読んだ「再生」に続く、角川ホラー文庫の、アンソロジー。
僕としては、「再生」よりも、本書の方が衝撃でした。いやぁ、グッタリ╮(╯_╰)╭
中でも特に気に入ったのは、小松左京さん、服部まゆみさん、小林泰三さん、の三作品。この三作品には、本当に、唸ってしまいました。
全員、親しみのある作家さんで、さすがのクオリティ!僕には、長編よりも、このくらいの短編の方が読みやすかった。特に「ホラー」では!
でも…
それぞれの作家さんの「長編」を、やはり読みたくなりました。怖い物見たさ?トホホ…(。ŏ﹏ŏ)
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なぜこの本を予約したのかさっぱり思い出せません。ともかく読んでしまう。
1993年角川ホラー文庫創設。そこから30年あまりの作品の中から精選収録のアンソロジー。
竹本建治「恐怖」1983
小松左京「骨」1972
SFっぽさあり
宇佐美まこと「夏休みの計画」2017
新しいなって思う
坂東眞砂子「正月女」1994
女の嫉妬の怖さ
恒川光太郎「ニョラ穴」2013
平山夢明「或るはぐれ者の死」2007
都会の隅で見過ごされる悲しさ
服部まゆみ「雛」1994
雛人形の怖さと女の情念の怖さのダブル
小林泰三「人獣細工」1997
ありえなくもない豚と人間の相互移植
坂東さんの正月女は、言い伝えにまつわる話。死期が近い若い妻が死んだ後の夫への嫉妬。諦めきれない思いや、優しげだけど裏がありそうな家庭の状況等、怖いより上手し。
たぶん、坂東さん読みたかったのだと思う。
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ホラー短編8話。坂東眞砂子さんと小林泰三さんの作品が特に面白かった。小林さんの世界観には没頭してしまう。怪異あり悪意ありで面白かった。