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飛ぶ鳥を落とす勢いのシャトレーゼ。商品開発に余念がなく、美味しさに拘り(がゆえ賞味期限は短かったりする)、3喜経営(お客様に喜ばれる、取引先(FC含む)に喜ばれる、社員に喜ばれる)を掲げる。最近ではプレジデント性を掲げ、自分の家業だと思って経営してもらう、それを通じてコスト意識や責任感を醸成する、また、後継者を育てていくを行っている。プレジデント性は回りつつあるものの、まだデジタル化は発展途上である。今後のシャトレーゼの動向に目が離せない。
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シャトレーゼには、月2,3回は行くフリークなので
この本は即買いしました。
カンブリア宮殿に会長さんが出ていて、そこで観たのも
けっこうな衝撃がありましたが、本を読んであらためて
シャトレーゼの正直で真っすぐな経営方針を知りました。
「三喜経営」というしっかりと土台となる方針はある中で
常に挑戦し続ける姿勢もすごい。
あらためてファンになりました。
仕事で疲れるとシャトレーゼ寄ってこ、とついつい足がいってしまう。
47歳のおっさんの足を向かわせる、それだけの魅力があるんだよなぁ~
今日の超ハードな出張帰りにも寄ろうかな( ̄▽ ̄)
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シャトレーゼがなぜこれだけ拡大しているのか、その根幹となる理由が少しだけわかった気がする。
当社企業理念は、
三喜経営に徹しよう
これは近江商人の三方よしに通ずる考え。
当方とお客だけでなく、プラスアルファがないとダメなのだろう。
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広告費を使わない!販管費をいかに抑えて質を高めるか大事。自社内のSNS戦略や新規事業ヤツドキの展開も素晴らしい。
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「三喜経営」を判断の軸として、工場直売と広告宣伝を打たずファンマーケティングをベースとすることで安くて美味しいシャトレーゼブランドを確立して成長させた。花畑牧場とかもこのモデル?
広告宣伝を行わないシャトレーゼにとっての、広告的な書籍だったとも思う。シャトレーゼは、言ってもあまりパティスリーなどがない郊外でスイーツを買えるお店っていう認識だったのだが、読んでシャトレーゼってそんな美味しいの?ってイメージが格段に上がり、今すぐ買いに行きたい気分。
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三喜経営、三方よしと同じ考え方だなと思いつつも、これを体現している会社だと感じた。
シャトレーゼのこだわりを感じて、より好きになったように思う。
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安いのにおいしい、ではなく、おいしくて安い
水の輸送に年間数千万円かけている
FC
ファームファクトリー
3喜経営
アイスにも賞味期限を
桜餅の葉は原価10倍
ヨモギは社員が山で手づみ
インドネシアに工場がある
お客様第一
経営はいわゆるカンパニー制度、プレジデント制を導入している
シャトレーゼだったら何ができるのか、が根幹。
ライター仲間のの投稿を見て、これはぜひぜひ読みたいと即買い、速攻読んだ一冊。なぜって、シャトレーゼは大好きで頻繁にお店に行くからです。山梨産のこだわりの食材を使っているのは知っていましたが、水の輸送に年間数千万円かけていたり、桜餅の葉は通常の10倍の値段の国産品を使っていたり。よもぎは社員が山で手摘みしたものを使っていたり。驚き、新発見の連続でした。安いのにおいしいではなく、おいしくて安い。この言葉も重みがありました。生産者、会社、消費者全員が喜ぶ、「3喜経営」との理念も。ふだんはアイスを買うことが多いのですが、卵に関するこだわりもかなり書かれていたので、本を読んだ後お店を訪れた際には、思わずプリンを購入。こだわりの卵の味を、じっくりと堪能しました!
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自画自賛感は否めないが、シャトレーゼがなぜ成功しているかがよくわかる本。この本を読んでからお店に行くとより楽しめる。
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今や、食品業界では知らない人はいないシャトレーゼですが、元を辿ると4坪の焼き菓子店からスタートしてます。
そこから、多くの困難を乗り越えてここまで大きな会社にしてきた背景には三喜経営というビジョンを掲げているからだと感じてます。
利益を出すことは企業である以上大切なのですが、そこに執着しすぎるのは危険だと述べております。「儲かる」という言葉は「信じる者」から出来てます。その会社の商品、理念、態度全てを信じるからこそ買ってくださるお客さんがいるから初めて成り立ちます。
商品の先にあるお客さんを常に見て仕事をしなければならないと改めて実感しました。
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菓子業界で安価で美味しい商品を提供して有名なシャトレーゼの創業者と従業員の方が同社の魅力や商品に対するこだわりなどを書いた一冊。
焼き菓子を販売する店からアイスクリームやシュークリームを作るようになり、卸売から工場直売店へと切り替えて郊外を中心に出展を重ね新ブランドYATSUDOKIを携えての都市型店舗展開で現在の地位を確立した同社の今までの歩みと菓子類のおいしさの秘訣を本書で知ることができました。
期限は短くなっても添加物を極力入れないことや果物や卵などの原材料に対するこだわり
やクリームやあんこなどの製造にも工夫を凝らしていることなど商品の製造にも妥協ない姿も感じることができました。
また、Xやメディアの露出などでブランドイメージを高める戦略や安くて美味しいから脱却するために作られたYATSUDOKIブランドの想いなども知ることができました。
そんな本書の中でもよもぎを社員で収穫していることや郊外の出店やFCオーナーとなるための条件、プレジデント制で各セクションに責任感を持たせることで早急な報告で対応が迅速にできるようになったことや菓子だけでなくワイナリーやゴルフ、リゾートといった事業でも独自の目線で再建などを行い成功を収めていることなどは初めて知ったことで勉強になりました。
本書を読んで昔からよく口にしていた同社の菓子へのこだわりを知ることができいい機会となりました。そして、4坪の小さな菓子店から始まり、規模を拡大して三喜経営をもとに海外にも積極的に展開している同社がこれからどのような歩みを進めていくのか楽しみになった一冊でした。
最後に本書にある道半ばで先日亡くなられた著者のご冥福をお祈り致します。