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季節の移ろい、その時々に色々な名前を付けて変化を楽しむ文化。
細々としたものに独特の美しさを見いだす目線。
そういうことを私も楽しみたいなぁと思う。
喋々喃々/男女が楽しげに小声で語り合うさま。
予想とは違う結びで、簡単にはいかないものごとの成り行きが余計歯がゆくなりました。
自然や食べ物の描写がとても丁寧で素敵です。
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タイトルとあらすじから、仲睦まじい男女がゆったりと食を楽しむ話かと思っていました。食:恋愛=4:6くらいの割合だったので、食い意地が張っているわたしは少し残念に感じてしまいました(笑)
が、相変わらずのおいしそうな料理描写にうっとりできます。食だけでなく「和」も美しく描かれていて、着物が着たくなりました。
ただ、主人公の恋愛がよりによって不倫だったので、そこが好きになれませんでした。よしもとさんの「ハゴロモ」ではぜんぜん平気だったのになあ。
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購入者:佐藤(2011.5/25)
食堂かたつむりと同じ作者の大人の恋の話です。一言で言えば不倫の話なのですが、決してドロドロはしておらずほのぼので、苦しい面もさらっと書かれてます。町の様子とかのんびりな感じでいいなぁと思いましたが、主人公の心情などはあんまり共感できませんでした。
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筆者は優しくて素直な人なのだろうか。
素直で不器用で、少し自分を持て余しているが故につつましい人達の描写が上手いと思った。
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相変わらず、この方の著書は読みやすくて、身近で、感情移入できるような景色が多い。
でも、今回は不倫の話かぁ、って思うと、なんとなく賛同できなかったりもして、複雑。
季節の描き方が、好きだなぁ。
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大人の恋のお話。
こんな風に、一日一日を、四季折々の食べ物や着るもの、
日々の行事などを感じながら生きてみたい、そう思わせてくれました。
ひとの想いって、いきつもどりつ、
迷ったり悩んだり
我慢したり意地を張ってみたり。
でもきっと心に想うものはただひとつなんじゃないかなと・・・。
きっと大丈夫・・・そんな優しい光りを感じさせてくれた幸せな余韻が残る、好きなお話でした。
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食べ物を描くのが、前作に引き続き、とてもうまいなぁと感心しました
お話のおしまいの、もっと先を見てみたいと思いました
続編や後日談があればいいなと思います
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「食堂かたつむり」のイメージからか、なかなか小川糸さんの文章とお話の雰囲気がしっくりこなくて、もだもだしながら読んだのですが、きっちり最後まで読んで、すろんと吸収できました。
季節と風習を噛み締めながら、静かに暮らす生活もよろし。
皆、葛藤しながらも、粛々と日常を生きているのですね。
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2011.6.17
小川糸さんの作品は『食堂かたつむり』以来、2冊目です。
この方の作品に出てくる登場人物はとても丁寧に生活している印象があります。
1日1日、春夏秋冬を大切にしているような。
思わず寺町を歩いてみたくなるような、住んでみたくなる様な。
とても和やかな気持ちになりました。
ただ、どうしても不倫というのが腑に落ちなくて。。。
そうある必要性はあったのかなぁ??
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谷中が舞台の恋愛小説。丁寧な生活を送っている主人公の栞が素敵です。現代のお話ですが歳時記や主人公の職業等からレトロな雰囲気満載です。私はとても好きで憧れる世界なので一気に読みました。映画化されそうな感じ。映画化を意識して書いた感じも・・・・。
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丁寧な暮らしがしたくなる。
大切なひとを大切と再確認したくなる。
おいしいものを分け合って食べたくなる。
谷根千をぶらぶらしてみたくなる。
着物を着たくなる。
そんなお話です。
40代主婦の私にはちょこっと困る部分がありますが、「待つ」気持ちはわかる!
喋々喃々・・・男女がむつまじげに小さな声で語り合うさまだそうです。しらなかった~。
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不倫だとしても、好きになってしまった人だから一緒にいたい。。
いま彼女がいる人を好きになってしまったわたしにはすごく分かる恋心で。でも栞と春一郎さんほどの仲にはまだなれなくて。
いまの友達のままでいるのと、本の中のふたりの関係になるのと、どちらが幸せなのかなぁって考えてしまいました。
でもなにもない日常も幸せがいっぱいなんだよって、伝わるくらい、表現、描写にうっとりしました。
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食堂かたつむりで食に対する丁寧な感情が好きな小川さんの気になってたもの。
おいしいものだから好きな人とより食べたい。
大切な人とだからよりおいしいものを食べたい。
食べることって幸せだと改めて思った。丁寧に食べるに向き合いたくなる。
登場人物がみんなおちゃめ
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生きてこそ。
栞と春一郎さんの純なストーリーが見ていて心地よて素敵だった。谷中の情景や食べ物の味、人の姿がぱぁーっと広がってきて映画を見ているようだった。自分に嘘をつかずに生きたいな。
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裏表紙の紹介
ちょうちょうなんなん「蝶々喃々」=男女が楽しげに語り合うさま。東京・谷中でアンティークきもの店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる。少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤が。季節の移ろいやおいいしものの描写を交え丁寧に描かれる。
あまやかな恋。
そんなステキなことが起こるわけないやん!
と、言う事で、このお話をうっとりと読むには、遅すぎました(笑。
裏のしがらみが、私には見えてしまって、こんな綺麗ごとで・・・と思ってしまった。
主人公の家族がいびつなのも、いびつな恋を正当化する言い訳のような気がしてしまう。
季節の描写、街の描写、美味しいモノの描写は、うっとりでした☆