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谷中でアンティーク着物屋を営む栞の、日々の生活や恋愛が描かれています。
実在するお店も登場したりして、どれも食べ物がとても美味しそう。
着物の事、食べ物の事、暮らしの事、どれも読んでいてほっこりとした気持ちになるのに、栞の恋愛に関してだけは、読んでいてずっといらいらとしていました。
人を好きになる気持ちは止められないし、栞の感情描写も丁寧で、よくわかるのですが、何というか、この人、自分の事しか考えていないな、という感じがして…。
でも、最後は、これで良かった、のかな。
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食べ物の描写がすごく美味しそう。主人公の繊細な気持ちに共感でき、私も自分の好きな人を大事にしたいと思える作品だと思う。
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谷中にあるアンティークきもの屋の女店主の四季と恋の話。歳時記を大事にしてちょっとした事に心を揺らす主人公がかわいい。谷根千に行ってみたいなぁ。落ちはハッピーエンドじゃなかったのは流れとしてはよかったけど、自分的にはその手前で終わってほしかった。
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主婦の私としては微妙な話です。
男って.....。
「ちょっと何で?」って思う所も数々ありましたが、やっぱりそうなって行くのでしょうね。その後も知りたいような、知りたくないような。
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淡々と進む感じの物語。
和と四季の雰囲気が強く出ていて、すごく情景が思い描きやすかった(o^o^o)ノ
物語に特に大きな波がないのが残念…かな?
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とても静かな恋愛小説です。
2人で囲む、おままごとのような食卓に並ぶ食事は、シンプルだけど、いとおしいお料理がいっぱいです。昔ながらのおやつもたくさん出てきて、久しぶりに口に入れたくなるものがありずぎてこまる1冊です。
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「おいしいものを、一緒に食べたいひとがいます」という文庫本の帯に惹かれて買った一冊。
『食堂かたつむり』の小川糸さんの描くお料理たちは、さすがにどれも美味しそうです。
この小説の二人の男女の関係は不倫なのだけど、アンティークの着物屋さんを営む主人公の、季節を大切にした生活や、出てくる谷中の街の人たちは魅力的で、この小説の雰囲気は、とても好きです。
文庫の最後には谷中地図まで載っていて、谷中散策に行きたくなります。
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谷中でアンティーク着物のお店『ひめまつ屋』をしている栞と
お客さまとしてやって来た春太郎さんとの
四季折々の出来事と静かに穏やかに過ぎ行く恋愛模様。
不倫だったのかぁ...うーん...とはいうものの
穏やかで、どろどろしていなくて
季節の移り変わりや押さえた恋心みたいなのが
よく出ています。
春太郎さん、どっちかにしてくれればいいのに。
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背景設定は、好きです。静かで、ゆったりとしていて。ゆっくりと散歩をしてみたくなります。
でも・・・
やっぱり、人の道から外れた恋って、許せない。そこがすごく残念。
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季節と共にゆるやかに進んでいくお話。
「かたつむり食堂」に負けないくらい、料理の描写が多くて、お腹空いてきます。
そして、不倫の恋と思えないさわやかさ。
でも何だかんだで主人公の栞さん、小悪魔的だわ。
栞さんが着てる着物コーディネートを頭に思い浮かべながら読むと楽しい。
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風情が綺麗ですらすら読めました。
内容は、よくも悪くも少女マンガ。
情緒のある少女マンガを小説で読んでいる気分でした。
美味しい物の描写はとっても美味しそうでいいですけど。
女版池波正太郎!
小川糸という人に興味を持ったのが、新聞のグルメエッセイだったので
そういう意味では満足の一冊でした。
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不倫だけど、純愛。
和風の控えめな主人公が好きです。
やはり小川さんの小説は温かくて、毎日をきちんと生活している感じが好きです。
アナログな雰囲気も好きなのかも。
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この毎日を丁寧に生きている感じが素敵だなって思います。
クウネルとかを読んでほこほことした気持ちになるのと似ています。
まぁ、そんな可愛らしい皮を被ってはいますが、しっかりと不倫恋愛なわけで…。
栞と春一郎さんとの関係性とか、間合いとか、空気感とか、とても優しい気持ちになれてフワフワ出来るのですが、その反面で、春一郎さんの妻や小春ちゃん、孫が可愛いだろう春一郎さんのご両親のことを考えると、ほろ苦いです。
栞と寄り添って生きてほしいけど、妻や小春ちゃんにもお父さんは必要なわけで。春一郎さんが二人いればなーと思いました。
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季節の行事とか、古い文化とか道具とかいいなぁ、と思う。
そういうのを生活に根付かせるのは難しそうだけど、覚えて私の生活にもふやしていきたいなぁ。
でも、不倫はだめ。辛いから。
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実はまだ読み終わっていない。明後日からの三連休に取っておきたいからゆっくり読んでます。いいお天気の中で読んだら、絶対気持ちいいと思うんだー。『かたつむり食堂』は一番好きな小説の一つだから、この本への期待値もかなり高め。
読み終わった。
二人の関係が不倫でなければもっと好き。