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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜田千尋さんのカバーイラストが美しくて購入。社食で働く大変さも分かりつつ、食堂スタッフたちの和気あいあいとした感じも読んでいて楽しいです。もちろん美味しそうなご飯もたくさん。満腹満足。
季節や旬の料理がある社食が羨ましい
2022/12/21 16:32
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投稿者:きのこごはん - この投稿者のレビュー一覧を見る
飯テロ小説が好きでよく読むのですが、
舞台が社員食堂というのは初めて読みました。
栄養はもちろん、季節や旬の食材を取り入れ、予算も踏まえて考えられていく様子がとても印象的でした。
社食の1品に関わる謎(?)の数々も面白かった。
藤の君もまさかでした。
でも職場で藤のつく社員リストが渡されたり、食を扱ってる場でうつつを抜かす場面は個人的に嫌だったんですが、この物語ではスルーして読んでました。
後半の渚のイケメン度が上がってくのも良かった。
続きが楽しみです。
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藤丸物産の社食で働く杏子は、上京に反対だった両親との約束で28迄に結婚しないと郷里に戻って見合いする事を言い渡されていた。そんな杏子は2ヶ月前にエレベーターでぶつかった時に優しくしてくれた男性を探す事に。コンタクトが外れて顔は解らないが「藤」の字が入っている男性で…
社食がテーマなので、出てくる料理はどれも美味しそう。
ナポリタンの話はお互いもう少し踏み込めたらと思うけど、結婚となるとそう簡単ではなかった様で切なかったけど、素敵な思い出ですね。
「藤の君」の正体は割と最初から気づきましたが、渚が社長の息子だったとは。それと、渚の杏子への態度がまだハッキリしていないので続編あるのか期待しています。
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社食が美味しそうで楽しそうなのは羨ましい限り。
自分のところは、作中にも出てきた昔ながらの質より量より派なので、女性だと利用しづらい場所。
こういう社食は憧れである。
出てくるメニューも割と細やかに描写されているので、どのメニューも本当に美味しそうだった。
特に昔ながらのナポリタンは作中食べてみたいナンバーワンメニュー。
関わるエピソードも含めて、一番印象深い話。
恋はなかなか実らないものと、しみじみ思った。
杏子が再会を願っている「藤の君」が誰なのか。
社食に関わる騒動の最中でも、彼探しを諦めていない彼女である。
その割に、その恋愛フラグは最後まで立ったような立たないような、中途半端な感じになってしまうが。
頑なに社員証を出さないキャラがいるし、ある意味王道的な展開なので、「藤の君」が誰なのか想像はつく。
つくのだが、核心的なところまでは結局ツッコミを入れきれないまま終わってしまって、ちょっと物足りなかった。
恋愛話よりは、美味しい社食に関わるお仕事小説としての方に重きが置かれている、そんな感じがした。
それが証拠に、杏子の視点ばかりではなく、第三者の視点で進む場面もそれなりにある。
そこが面白くもあり、同時にもったいない部分でもあったと思う。
第三者の視点を入れるのなら、社食メンバーも多数いるのだから、彼らの誰かを主軸にして主人公交代制でも面白かったかも。
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「社食っていろんなことがあるんだね。」(p268)
この一言に尽きる作品。
個人的にほぼ読んだ事がない食事系の小説だったが、もちろん味付けや盛り付けの様子は文字で書かれている訳で、そこから実際の香りや味を思い浮かべることと並行しつつ物語を読むというのはとても斬新な体験だった。
ナポリタンの話が好きだな。
よく恋の味は’甘酸っぱい'と表現されるけど、ケチャップには加えて辛味や塩味もあるし決め手のオイスターソースのイメージがそれらに深みを与え、お子様ランチで出て来る若々しいナポリタンとは全然違う、大人の年輪と深い懐を備えた一皿を想像した。
照り焼きチキンも良い話なんだけど、女性って20代後半に差し掛かるとこんな急に達観するものなの?と紗由さんのキャラに馴染めず。
締めに焼きおにぎりの出汁茶漬けというチョイスは素晴らしいんだけど、もうちょい料理のディテールを描いて欲しかったな…と。
縦軸の「藤の君」の件は大方の予想通りだった訳だが、恋の行方は続きで、なのかな。
1刷
2021.10.22
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これ、続編につありますよね?無茶苦茶いいところで終わってるんですけど。。ナポリタンの話、とても良かったけど、ずんだ餅で察しろというのは無理ですよね。。相手の実家のことがあるから言えなくて、それでも言わずにいられなかったのかな。
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コロナ禍でリモートワークなので出社できないが、こんな社食なら何がなんでも食べに行きたいかも。
社食を提供してくれている方々に改めてありがとうと言いたくなる作品でした。
続きがあることを期待します。
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こんな社食なら毎日通いたい!健康も考えてくれておいしいものを食べられるとか最高すぎます。
藤の君については予想通りでしたが、うーん続編があるのでしょうか。社食と恋がメインなので恋がすっきりしません。楽しみにしてます。
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社員食堂で働く杏子は運命の「藤の君」を探している。あの日派手にぶつかった男性社員。極度の近視の目に映った男らしさと優しさ。再会を夢見ていれmmるがなかなかかなわない。
運命の相手の候補と会うことが決まった日。急遽仕事が入ってしまった。がっかりしつつも優先樹陰はやっぱり仕事。食堂意見箱の意見を参考にしながら、喜んでもらえる社食づくりのために日々奮闘。若いけど料理の腕は間違いない渚は過去のトラウマからチキン南蛮に極度の拒否反応を示す女性社員の気持ちをいやし、怪文書に悩まされている美人の真澄はミスに対してプロとして真摯な謝罪の姿勢を見せる。本名を名乗り思い出のナポリタンの再現を希望する定年が近い男性社員の求める味をさg探しに行くなど、社員食堂を食べる人たちに対し。思いを込めて作られる食事はどれもこれも温かい。難航を極める藤の君探しは思わぬところから答えが出てくる予感がする
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韓国フェアの料理を食べてみたいです!
花見弁当も美味しそうでした!
「藤の君」探しの根気強さがすごいと思います!
手がかりが名字に「藤」がつくだけですからね…
社食の仕事をこなしながら、社員証をチェックしていくという離れ業がすごいです!
いざ探すとなると、全然見つからないんですよね。
「藤」がつく名字の人はたくさんいそうなのに……
最後の花火大会の話がとても好きです!
2人の恋の発展は如何に!
次作もワクワクしながら読みます!
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2023年57冊目。
天丼、照り焼きチキン、ビビンバ、ナポリタン、焼きおにぎりのだし茶漬け…
どれもおいしそうで食欲をかりたてられる一冊。
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近すぎて気付かない大切なひと。恋愛王道パターンだけど、美味しい料理と合わせると、心があったかくなる。ステキなお話でした。続き読みたいな!
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軽く読めた。
主人公の杏子は渥美半島の出身。田舎の両親との約束で28歳までに結婚しなければ強制送還+お見合い。少し前にEV前で支えてくれた藤の君を探し、今日も食堂で元気に働く・・のはずが、初めての夏場の厨房では試練を与えられる。これから杏子と藤の君の話は始まるのか。
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絶食からの健康診断の際に読みましたので、たいそう美味しそうでした!笑
思い出と味はリンクしますね。しかも社食だったら身体に馴染んだ味になるし、退職したら恋しくなるんだろうなぁとしみじみ思いました。
ナポリタンの隠し味はやってみたいと思います。
渚くん、良い子ですね。杏子ちゃんもかわいい。
微笑ましいので続編も楽しく読めそうです。
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社員食堂で働きながら、藤のつく名前の社員を探す…そんなきゅんきゅんを期待していたら、各話に出てくる料理が凄く美味しそうで、お腹も空くし、進展も気になる、そんなお話でした。