紙の本
斬新な見方
2021/10/02 21:24
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投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナについての真実を追求する人にとってはもうおなじみの二人。
井上先生の見方は実に斬新で、コロナはインフルエンザのような呼吸器感染症ではなく、その病態の本質は血栓症であるという。
なるほど、井上説に従えば、コロナの潜伏期間が長いことも説明がつく。
ただ、井上説によれば主な感染ルートは糞口感染であり、空気感染には否定的で、この点は議論の余地があるだろう。
こびナビのような御用学者が馬鹿の一つ覚えのようなことを言っているが、必要なのは井上先生のように、毎日論文を読み、ものの本質について「議論をする」ということであろう。
だが残念なことに、いわゆる「体制側」でない人たちの言論は弾圧されているのが現状である。
本書で知った事実だが、安倍元総理は退任前、指定感染症の見直しを申し送りしていたが、厚労省の医系技官の反対でそれが進まなかった。厚労省というのは本当に諸悪の元凶だと思う。
多くの人に手に取ってもらいたい。
紙の本
コロナ禍を終わらせよう
2021/11/13 12:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもいい内容です。自分の頭で考えて、行動することの大切さがよく分かります。読みやすくて、一気に読んでしまいました。
紙の本
精査された論文が引用され、論理が通っている
2021/10/14 13:35
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投稿者:ま - この投稿者のレビュー一覧を見る
引用されている論文は科学的な手順が踏まれたものである。
論理に無理がなく、論の展開が極めて真っ当である。
この著書を葬り去るためには、裏口からの手段しかない。
メディアへの圧力と、著者へのネガティブキャンペーンがそれである。
無学な庶民として見れば、正面から討論せず、裏口から攻撃していることそれ自体が、この著書の正当性を示している。
疫学的医学的な結論が確定した構成から見れば、
本書は科学の欠如した全体主義の記録とそれに抗った人たちの記録となるだろう。
電子書籍
唾液の説明さらに読みたかった
2021/11/17 20:32
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投稿者:象太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウイルスの感染ルートとして、唾液はどう関係があるかをもう少し詳しく読みたかった。井上氏は、糞口感染を主張していて、口に入ったウイルスが白血球との戦場を乗り越えて口腔内の傷口から血管に入り込むと説明する。
この時、しゃべったり、咳をしたりして、飛沫を飛ばしても、その中にはウイルスが入っていないのだろうか。飛沫のウイルスは増殖前で微量であり感染性が極小さいのか、あるいは唾液の白血球に殺された死骸の状態だから感染性がない、ということなのか。
増殖後の感染性をもつウイルスが大量に唾液に含まれることはないのか。糞口感染は、飛沫よりももっと多くのウイルス量を口に入れる可能性があるという理解でいいのか。
これがはっきりすれば、飲食犯人説は完全に払拭されるし、マスクは必要性がないことになるのだが。
紙の本
さすがのよしりん
2021/10/12 06:50
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投稿者:いがたく - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬害エイズ問題、戦争責任、天皇の皇位承継問題など、様々なタブーの真実を漫画を通じて発信してきたよしりんの著作を久々に読みました。相変わらず子供ファースト、未来志向な視点で、ひたすら自分自身で情報を集め、分析し、自問自答を繰り返しながら、独自の論点を提起しているところは秀逸です。
私は十分な大人なので、よしりんの意見と一定の距離を取りながら、それでもマスコミが全く伝えない一つの仮説として、本書でいうコロナの真実を支持します。
とにかく、マスコミや世論の空気に流されすぎないよう、それによりストレスを溜め込まないよう、この本を読まれることをお勧めします。
もちろん、この本の内容を盲目的に信じるのも危険ですが、マスコミや新聞が発する論調が正しいというのもとても危険です。
先の大戦も、戦犯が誰かなどと議論が未だにありますが、コロナ禍のだと状況見ると、いつの時代も真の戦犯はマスコミだというのがよく分かります。
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現状、この手の話題はたいへんデリケートなので賛否はあえて言わないが、やはりテレビやネットニュースなどだけで判断するのは早計だ。
書籍にしかできない役割もある。
広く情報を集めるために、いろんな角度から見た、いろんな人の声を聞きたい。
できるだけ多く。
そのうえで、ひとりひとりが、自分の頭で考えて、そのとき選べる最善の選択ができたらと願う。
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ネットで紹介されていた本で中身を見ずに購入してしまった本ですが、今年(令和3年)の八月にはスゴイ感染者数であったのに、数ヶ月の間に瞬く間に減少した(昨日の東京の感染者は数十人)のは何かあると思っていました。
ずっとPCRの検査方法が変更されたのだと思っていたのですが、この本にそれを裏付ける内容が書いてありなるほどと思いました。それを引用しておきます。
2021年1月22日に厚生省から都道府県などに対して事務連絡が出ていて、PCR検査作業の効率化のため、検体プール検査法を実施せよと通達している、5人分の検体を混合して一度にPCR検査を実施し、もし陽性と出たら個別にPCR検査をやり直して特定する方法、この時にCt値(ウィルスのRNAを増幅する回数)を、当時の40-45から、30-35へ変更するようにしている。これを全国一斉にせずに、保健所から次に公立医療機関・大学、最後に民間へと広げていった(p124)
これが激減の原因であれば飛んだお祭り騒ぎに付き合わせられたことになりますね。
以下は気になったポイントです。
・コロナは子供を一人も殺していない、コロナが吸着するACE2受容体が少ない20歳以下は感染してもほとんど死なないだろう、このデータのみで安心である。エイズ入りの血液製剤を使用した子供がバタバタ死んでいくのを見て焦燥感を募らせたが、コロナは老人からお迎えが来るだけで、そこはインフルエンザと同じである(p3)
・5月頃に大阪で医療崩壊が起きて大騒ぎになったが、5類にしてインフルエンザと同じように一般の病院で診られるようにすればあんなことは起きない。(p16)
・本物の専門家がコロナ対策を策定したのがスウェーデンである(p30)スウェーデンは同じ戦略を今年も続けている、人口あたりの累計陽性者数は多いが、死者数はそれほど多くない(p35)
・ワクチンを打つと良い抗体と悪い抗体ができる、良い抗体とは、中和抗体でコロナウィルスを排除する抗体、悪い抗体とは、感染増強抗体と呼ばれていて、逆にウィルスを増殖するしやすくする抗体、後者の抗体の勢力が前者を上回れば、そのワクチンは感染や重症化がしやすくなる、この状態をADEという。同じコロナウィルスのSARSやMERSはADEが起きるため開発が頓挫した(p56)
・中国はずっと前からコロナウィルスの研究をしてきたので予防策も一番進んでいる、遺伝子ワクチンを開発する能力があるのに、富活性化ワクチンなのかというと、彼らは遺伝子ワクチンは危ないと考えたからだろう(p58)
・歯医者さんがなぜコロナにかからないかというと、コロナ以前からずっと毎日、様々なウィルスを患者さんからコンスタントに暴露されていて、免疫が訓練されているからである(p73)
・インフルエンザは感染と発症がほぼ同時に起こるのに対して、新型コロナはなぜ発症に時間がかかるのか、喉や鼻の奥の粘膜にはACE2が少なくて白血球にも殺されてなかなか増殖できない、口腔内の傷口から血液中に入ると血管の内皮細胞に取り憑いて増殖を開始するまでに時間がかかる(p83)
・一般のマスクは繊維の隙間が大きいからウレタン���スクなんて意味がないと言われてきたが、そもそも効果がなかったのは、実は、飛沫や微粒子に感染性のあるウィルスがほとんど含まれていなかったから(p87)
・インフルエンザは毎年1000万人の感染者が出る、2019年にピークに達して例年の半分くらいの山で急激に減少して729万人となり例年よりかなり少なくなった。2020年後半から2021年前半は、たったの1.4万人となった(p109)
・最初に弱毒株が流行った日本は幸運であった、被害を抑えながら順番に免許更新(免疫の軍事訓練)ができた(p113)
・長野五輪が始まる直前の週(2/1-2/7)のインフルエンザ患者はピークに達していて、この週だけで49万人以上の感染者が出ている(p115)
・今回のコロナ騒動では、PCR検査と、新型コロナを2類相当以上にしたことが原因(A級戦犯)である。2020年1月に感染症法に基づいて指定感染症とされたが、2021年2月13日に施行された改正感染症法では、新型インフルエンザ等感染症に位置付けられたが、2類相当以上は変わっていない(p121)
・要請に従って店が潰れてしまった飲食業の人達は、国や自治体を相手取って損害賠償請求をしたほうが良い、強制でなく「要請」と言って責任逃れをしながら、従わなければ「科料」を科すというやり方をしている(p142)
・コロナは危険だと煽ってきた医師や専門家は超過死亡はマイナスになったという事実はよほど都合が悪いのか、みんな無視する。海外では超過死亡は何十万人と出ているけれど、日本ではマイナスになったということは、日本人にとっては本当に「ただの風邪」だったと思われる(p156)
・コロナを季節性インフルエンザと同じ5類にすれば解決する、全体の2割の病院しかコロナ患者の入院対応をしていないので医療崩壊が起きる、医師会は自民党の支持団体だから言わない、飲食店にタイアしては過料を課すなど、憲法違反の制裁を与えるのは、飲食業界が圧力団体を持たないから(p163)
・高齢者にとってはリスクのある感染症であり、有効な感染対策をすべきである「手洗い、うがい、鼻洗浄、口腔ケア、トイレの消毒清掃」である、トイレは使用前後に便座やドアノブを消毒して手洗いをする(p188)
2021年10月23日作成
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★★★★
今月9冊目。
これは読んだ方がいいです。反ワクとかそういうのではなくて、理論的に意味がないということ。
そもそも言われているエアロゾルではなくて実際は糞口感染という事。
口の微細な傷からウイルスが入って便として出る、ノロと同じ感染経路。
つまりマスクは無意味。
コロナは血栓症ということ。
政治家がいかに無能かということ。
これは勉強になった
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2021年10月初版のコロナについての情報
ゴー宣のコロナ論も鋭くて説得力があるけど、
広く医学に携われている井上氏の見解が凄い
日本のマスメディアは酷いけど、こういった本があるだけ救いなのかな