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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史の勉強になります。そして、聖徳太子の時代の政治の裏や当時からあった権力闘争なども作者の冷静な描き方から読み取れます。やや難点は、絵が……うーん少女漫画にしては……かな?
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他
・めぞん一刻
・フラグメンツ
・すごいよ!マサルさん
・アニメ映画 押井守監督 うる星やつら2
・海外ドラマ こちらブルームーン探偵社
・テレビドラマ 三谷幸喜脚本 やっぱり猫が好き
・映画 バロン
・海外ドラマ ツイン・ピークス
・映画 バットマン・リターンズ ティムバートン監督
・スピリッツ・オブ・ジ・エア
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蘇我馬子の後継者である毛人と厩戸王子の二人が、飛鳥時代前夜の激動の時代を駆け抜ける物語。厩戸王子はイメージとかけ離れており、2巻以降での成長に期待が持てる。
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月刊誌でリアルタイムで読んでいた。 どうしても読み返したい。でも、なんでこんなに高いの。ああ、文庫にならないかしら。
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子どものころあまり漫画に興味がなく、名作と言われるものすら読んでいない。今回機会があり本作全7巻を読んだところ、圧倒された。Lalaという少女向け漫画雑誌に1980年~1984年まで連載されていたというが、少女漫画に分類することに抵抗があるほど内容がすごい。
舞台は飛鳥時代の京都で、主人公は蘇我蝦夷(蘇我入鹿の父)である。彼にとって従弟に当たる聖徳太子(厩戸皇子)を妖艶なキャラクターとして描く。
この時代の歴史にあまり詳しくなく、学校で習う程度の知識しかなかった。本作は漫画で、もちろんフィクションであるが、蘇我氏と物部氏など家系同士の権力争いであるとか、推古天皇が推される過程などが、興味深く描かれている。
一番のテーマは当時の政治、そして権力争いや仏教対神道、だろうか。それ以外に、今でいうところのボーイズラブや恋愛要素も入っているし、サイコパス的な人物も出てきて、現代的な内容がてんこ盛りである。
また、絵が非常に美しい。キャラクターがきちんと描き分けられていて、当時の建物や着物の優美さが表れている。
本作を読んで思い出したが、思春期に中性的な人に魅力を感じる時期があって、懐かしかった。
登場人物がたくさんいて、それぞれ名前も難しく、平坦な導入部分で諦めそうになるが、第5巻で物語が大きく展開し、目が離せなくなる。そして意外なエンディングと、続編にもなる短編漫画。一度是非読んでいただきたい作品である。
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史実を元に凄まじい妄想力で創作されたストーリー。
超人的な能力ゆえに母に愛されないどころか受け入れられない寂しさ。
初めて自分が受け入れられた喜び。
それを失うまいと罪をも犯す執着。
そして拒絶された絶望。
凡人には理解出来ない超人故の苦悩が丁寧に描かれており、切なすぎて読む度に涙がこぼれてしまう傑作。
この作品を読んでから法隆寺の夢殿を訪れる度、厩戸皇子が歩いている様子を妄想してしまう痛い人間になってしまった。
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https://www.instagram.com/p/CcDi4L5PRKp/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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聖徳太子が魔性の力を持ちながらも蘇我蝦夷への愛情に悩み続けるという極めてユニークな視点で構成されたストーリー。史実の人物でよくここまで構成したと感心しました。名作と言われることも理解できます。
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1〜7巻まで一気に読んだのでまとめて書きます。
胸がいっぱいすぎて何が何だか分からない。
歴史と想像を巧みに織り交ぜた見事な人間ドラマ。セクシャル・マイノリティを描いた作品としても、ノンフィクションのような迫力があって、圧倒される。
皆、自分が一番の不幸者だと思い、涙し、そして生きてゆくのかな。
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昔、流行っていて数回見た記憶はあるのだが、ちゃんと読んでいなかったので懐かしくなって。
理系で日本史をあまりやっていなかったので、どこまでが史実でどこまでがファンタジーかわからないけど興味深くておもしろい。
仏教と神道が両方存在している始まりも、なるほどそういうことだったのかも知れないなと、妙に説得力がある。