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26件
日出処の天子(完全版)
著者 山岸凉子(著者)
ときは飛鳥時代前夜、権勢を誇る蘇我氏の後継者たる毛人は14歳。父に連れられて出仕した朝廷で、10歳の少年、厩戸王子と出会う。毛人と厩戸、ふたりの激動の物語が、いま始まる。数多くの貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」!
日出処の天子(完全版)7
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日出処の天子 1 完全版 (MFコミックス)
2019/02/15 23:40
名作
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖徳太子の幼名が厩戸皇子だってことも、この時代の天皇が誰だったってことも、蘇我氏と物部氏の争いの事とか、飛鳥時代の事はすべてこの漫画から学んだと言っても過言ではないです。
2021/10/04 15:16
やっと電子書籍になった
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リアルタイムでLalaに連載された日出処の天子を毎月楽しみにして読んでいたのですが紙の本はどうも重いしどこに置いたか見つからないと探すのが大変だし日出処の天子も読みたかったのに見つからず電子書籍にもなってなかったのでもう読めないんじゃないかと思っていました。当時にしてはかなり書き込んだ作画とストーリーは今読んでも見劣りしません。
2023/04/02 17:26
薄ら寒い…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「馬屋古女王」は厩戸王子とその妻、そして母である間人媛が死んだ時から始まる
その後の物語。
厩戸王子も毛人も刀自古もあれからどう生きたのか。
刀自古が荒れた生活をしていたのはなんとなく察せられる。
間人媛が愛息・来目王子に似た面差しの長瀬王と佐富王女の結婚話を進めていたというエピソード
来目王子、長瀬王、佐富王女 全員が間人媛と似た顔立ち。
間人媛は自分と似た人間を特に愛するタイプだったのか。
なんかゾッとしてしまった。
それなら異能以外自分に似ていない厩戸王子は愛せないよな…
孫(血は繋がっていない)の中でも山背王の事は苦手だったはず。
毛人に似た山背を見るたびに責められているような気持ちになった事だろう。
前の世代の業を背負う事になった山背と入鹿たち。
そして現れた馬屋古女王が悲劇にとどめを刺すのか…
なんとも重く悲しい物語だった。