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弓道や周りの人を通して、成長していく主人公・楓。
イイなぁ〜青春って感じがして、読後の爽やかな感じを久しぶりに味わったかな。
弓道の知識はまったく無かったけど、ちょっと興味出てきました。
生涯を通じて高めていく姿って美しくてカッコイイ!
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タイトルとカバーの絵が良かったので読んでみたが、期待していた以上に良かった。
市民レベルであっても弓道の凛とした世界が人見知りの女子高生を大きく成長させるストーリーが素直に良かった。
「丹田に意識をおくと、上半身のほかの部分の力は自然に抜けるでしょう」と主人公が指導を受けるが、ゴルフにも通じるように思う。弓道の奥深さのようなものもこの小説は描いている。
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私が以前住んでいた近くにも弓道場があり、「かっこいいなぁ」と思っていました。一見すると難しかったり面倒に感じることもその意味を知るとまた違って見える。高校生の楓を通して弓道の魅力を教えられました。善美が楓を気に入ってるのはわかるけど、その気持ちに至った経緯も知りたかった。
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高校入学を目前にして弓道に出会った少女が、弓道を通して成長していく物語。
弓人である作者が書いた、弓人の、弓人による、弓人の物語。
スポーツ青春モノでもあるから、学生生活とか、出会いとか、フクザツな環境なんかも適当に散りばめられ、楽しく読めました。
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久しぶりに弓道の小説を読みました。
登場人物が「弓道のアニメを見て興味をもった」というセリフがありましたが、これは「ツルネ」かな?とも思います。
家族全員、弓の稽古をしてきた家庭で育ったので、弓の「道」という要素になんの違和感もなく私も稽古をしてきたのですが、やはり「現代社会」とは直結しない(あるいは、その繋がりが意識しにくい)という主人公の感情は、特に高校で部活として弓に触れる人達にとってはむしろ当たり前な感覚なのかもしれません。
そういった意味では学びに繋がった部分もありましたし、主人公を指導する方の台詞には、我が身を振り返らされるものもありました。
続編もあるようですので、読んでみようかと思います。
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正確に書くと星3.5。
主人公が天才型ではなく、感情移入がしやすいと思った。
弓道をテーマにしているので、弓道の面白さや、綺麗さがこの話の面白さに加わっていると思った。
キャラクターも分かりやすい。
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図書ガールからのファンです。弓道について丁寧な説明と神社のある場所の意味と掃除する意義と携わる人が前田さんとか多種で生徒もわかりやすいし、思った通り面白い。出だしのオトヤとの出会い弓道との出会いも良いです、妹の人との距離感が分からない、もっと何か事情があるのか思うたけども、最後のオトヤは楓のこと気にいってる発言がすんなり出ていたの良かった。高校が舞台かと思いきや、5人の切磋琢磨する姿を見せてくれるって良いですね。ラストおじいちゃん出てくるけど、もっとじっくりと何巻にもしても良かったです。
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弓道会で弓道を始めた女子高生のお話
名古屋から引っ越してきたばかりの高校入学前に、ふと神社に立ち寄った楓は、隣の弓道場から聞こえてくる弦音に惹かれる
弓道を始める気はなかったが、暇を持て余していたこともあり体験入会、そして高校入学後も体験入会で知り合った同級生に連れられて正式に入会する事に
最初は礼や歩き方などを注意されることに反感や疑問を思えていたが、弓道を通じて少しづつ精神的な成長をしていく楓
的前に立つまでの道のり
弓道を続けるモチベーション
昇段試験の特異性
弓道会のジュニアの乙矢と善美の兄妹は何を隠しているのか?
弓道場の移転問題
等など
楓が初心者なので、弓道を全く知らない人でも入りやすい
弓道の各種用語、単なる競技ではない「道」としての側面
他者との比較ではなく、己の成長との向き合い方
前田さんに対して楓は最初は苦手意識を持っているけど、個人的には前田さんに対して同意したかな
まぁ、私はやったこともないのに弓道の情報をいくつか知ってますからね
「凛の弦音」の感想でも書いたけど、アニメ「ツルネ」、川原泉「バーナム効果であるあるがある」収録の「これから私は武士になる」、米澤穂信「さよなら妖精」とかを見たり読んでたり
その程度なわりに射法八節をそらで言えたり、正射必中とかの理念を知っていたり、的の高さを水を入れたホースで確認したりするといった妙な知識は知っていたりする謎
モローさんの観たアニメというのも「ツルネ」なんだろうなぁと思う
道は人生を通して求めるもの
良い道具を持っていれば歳を取ってからも戻ってこられるという考えも「凛の弦音」と共通点がある
まぁ、同じ弓道というものを扱っているから同じような主張になるのも仕方がないでしょうねぇ
指導者の方々について
前田さんは前述の通り、個人的には最初からネガティブな印象はない
国枝は初段しか取ってなくて弓道会の中で一番上手いというのが特異な存在
試合や段という比較を必要とせず、ただただ弓を引くという事に対して向き合うのは正に弓道を体現しているのではなかろうか?
続編も買ってあるので、続けて読む
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弓道に憧れていた中高生時代を思い出した。第一志望の高校には弓道部があって、そこに入部するのだと。残念ながら第二志望の高校だったから弓道部がなかったけど。
以前より、ブクログ、書店で碧野先生のこのお話を見ていて気になっていた。図書館で借りてようやく読めた。弓道、いいなぁと思った。高校生になった楓が初めて弓道に出会って、入会して。弓道場の危機や乙矢くんの過去の謎もあり、楽しく読めた。
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高校入学を前に、名古屋から東京に引っ越してきた矢口楓は、散歩中に通りかかった神社の境内の弓道場で弓を射る人たちを見かけ、弓道の体験教室に通うことになる。
ティーンズ向けの小説だけど、主人公の、高校生らしいふてくされたところや素直なところが愛らしかった。弓道についても、丁寧に説明されていたので、想像が膨らんで面白かった。
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ドストレート青春弓道小説。近所の神社で弓をひいているところを偶然見かけた主人公の楓が、イケメンに誘われて弓道をはじめる。美少女やフランス人学生や近所の大人たちとの鍛練で成長していく物語。軽いタッチで読みやすいです。
ふだん毒された小説ばかり読んでいるので、こういう純な物語は新鮮でした。
■メモ
射法八節:足踏み、胴造り、弓構え、打ち起こし、引き分け、会、離れ、残身
足踏み:足を左右に開く
胴造り:矢をつがえて弓の下を左膝に乗せる
弓構え:右手で矢を支え、左手で弓を握り、的を向く
打ち起こし:両手を水平に保って弓を上にあげる
引き分け:弓を左右に押し開く
会:狙いを定める
離れ:矢を放つ
残身:矢を放った後、姿勢を保つ
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高校生活を思い出した。弓道部もあったけど、活動の様子を見たことなかったなぁ。懐かしい部活の思い出がよみがえったし、弓道をやってみたくなった。
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青春プレイバック。
高校の時私も弓道部でしたので、とても面白かったと同時に弓道やってない人にも楽しめるのだろうか?と少し感じた。
また弓道をしたい気持ち、袴を着た時の凛とした気持ちが湧いてきた。
本書でも一つ一つのことを丁寧にやったり、不便の中にある良さを見出したり、日本古来のものはそんな美しさがある。
そういうことをこの一冊から学べるんじゃないかな。
ただ、私にはエモさ満点の一冊。
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~道、という武道の中で弓道は一番興味がある武道
礼儀作法とか弓道の心構えなどが中高生向けなのでとてもわかりやすく書いてあります
弓道も、流鏑馬も本物見てみたいなぁ
絶対格好いいんだろうなぁ
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さわやかな青春ストーリーでした。とても面白かったです。
弓道の魅力が伝わってきますね。
弓道は全く馴染みがないスポーツで、知識も全くなかったので、用具の説明や基本動作などなど最初読み始めて理解するのが大変だったのでYouTube見たり用語の説明を調べたりしながら読みました。
弓道を通じていろいろな年代の方々と接して、弓道や人生の諸々の教え受けて成長していってください^_^
次作を読みます。