凜として弓を引く
著者 碧野 圭
武道は奥深く、恋はまだほのか。弓と自分、あるのはそれだけ。ドラマ化『書店ガール』著者の新シリーズ。(あらすじ)高校入学目前、矢口楓がふと足を踏み入れた神社の片隅にみつけた...
凜として弓を引く
商品説明
武道は奥深く、恋はまだほのか。弓と自分、あるのはそれだけ。
ドラマ化『書店ガール』著者の新シリーズ。
(あらすじ)高校入学目前、矢口楓がふと足を踏み入れた神社の片隅にみつけた弓道場。おとなたちに交じって弦音(つるね)を響かせる少年の凛々しい姿に魅せられ、そこの弓道会に入門することに。人見知りの女子高生が日本古来の弓道の奥深い魅力に目覚め、新しい世界の扉を開いていく青春エンタテインメント小説!【書き下ろし・講談社文庫50周年記念作品】
カバーイラストはアニメイターの新井陽次郎。
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全体を包み込む静けさ。ゆっくりと着実に成長していく少女の成長を見守れる
2022/04/24 11:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
職場の子が「弓道に関する本はないか?」と聞いてきて、探しているうちに巡り合った1冊。
主人公の名前が、その「弓道の本がないか?」と尋ねてきた子と完全に一致したために、運命的なものを感じて購入。
これ、高校受験でも使われた小説のようですね。
内容的には「弓道」の初心者が、ひょんなことから弓道にハマっていくというお話。
だいたい、そういう場合の展開は、そのスポーツに慣れてきた頃に「閉鎖」されるピンチが訪れて、「賞をとらなければ云々…」という話になったり…もしくは、ライバルなどにけしかけられて「優勝してやる!」と息巻くような…要するに、結果を求めるような展開になりがちですが、この小説は違います。
平凡な女の子が、弓道を初めて、特別突出した才能を発揮するわけでもなく、少しずつ「弓道」を自分のものにしていく…。
何度も「なんで、こんなことをやってるんだろ…」と弓道のしきたりに不満を覚えたり、辞めようとするきっかけを探したりしつつも、一歩一歩…遅いなりに心が成長し、弓道に親しんでいくまでの過程がゆっくりと描かれていて、「結果ではなく、そこに至るまでの経過が大事」だということを読者にも伝えてきます。
主人公の成長はゆっくりだけど、飽きが来ないのは作者の技量によるものでしょうか。
一応、昇級試験などといった山場はありますが、良い意味で物語の起伏がないのは、弓道という「どんな場面でも平常心を求める武道」を取り上げているからかもしれません。
弓道を知りたい人はもちろん、それ以外の人にもおすすめできる小説です。
いい雰囲気
2024/07/13 18:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
場面設定や登場人物たちは、やはり定番だなと思った。道の世界の凛とした雰囲気が、しっかり描かれていて良かった。ベテランの人たちの言葉がすごくいい!
弓が引きたくなる本
2025/05/23 23:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
引っ越し先で地元の弓道会に入会した女子高生の成長が描かれる。
主人公の楓はどこにでもいそうな女の子で親近感がわく。
弓道経験者が読んでも違和感のない内容で、よく調べられているなと思った。
また、物語の舞台が部活ではなく、一般の弓道場であることで、登場人物の年齢が幅広く、大人でも楽しめる作品になっている。
ただ、初心者ばかり始めて1年で皆すんなり初段に受かるところは現実味がないなと思う。
ストーリーに起伏はないので、ゆったりと落ち着いて読め、弓道の練習に行こうという気持ちになる一冊だった。
凛として
2021/11/05 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校入学前に名古屋から東京に引越してきた矢口楓。近所を散策していると、神社の片隅で弓道場を見つける。楓は弓を引いて矢を射る快適な音に導かれ練習に見入る。そして一週間の体験レッスンに参加する。弓道の奥深さを知った楓ではあったが、新しくできた高校の友達とテニス部に入部する。しかし、テニス部の古い体質に友達が合わず退部したため、楓も退部する。ある日の放課後、体験レッスンに参加していた女性が楓をまっていた・・・。
ちょっと感動しました。楓の成長にも弓道の奥深さにも。
弓道に興味ある人にいいかも
2024/03/02 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校に入学した楓は興味本位で覗いた弓道場の体験教室に通うことに。
最初は気乗りしなかったが、徐々に楽しめるようになってきて…。
ストーリーとしては正直そんなに面白い運びでは無かったです。
主人公の性格も大人しくて周りと諍いを起こしたくないというものですし、
それは良いのですが親に弓道の道具を買ってもらえる許可を得られず膨れるあたりがどうに子供っぽくて共感しづらかった。
ちょっと前までは中学生だったので仕方ないのかな。少しバイトしたら良いのにとか思ってしまいました。
続編もあるみたいなので、これから精神的に成長するのでしょうか?(今回のお話でもちょっとだけ成長していたみたいではありますが)
私は主人公の親ぐらいの年齢なので、大人達の視点からのお話も見たかった気もします。
弓道に興味があって読み始めたのですがその点では少し参考になりました。
初段の審査に筆記試験なんてあるんだなぁとか、やっぱり冬はタビだと寒くて皆んな工夫してるんだなぁとか。
続編も一応読んでみようと思います。
女子高生が弓道へ
2022/10/14 21:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生になる直前に、矢口楓は、弓道と出会う。これって運命的……なのかなぁ。そして、高校入学後、かなり本格的に矢口楓は、弓道に取り組みます。試合とか、練習の風景かなりリアリティーあって……
