紙の本
〈オバケ医学〉の雰囲気満点の後半がおもしろい。
2015/12/23 10:22
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
七化山のサルやコウモリたちが石化したー!?鬼灯先生でさえわからないその原因を調べるために、鬼灯先生がキョーヘーを被験体として病原菌を突き止めるという流れが、〈オバケ医学〉らしさを醸し出していておもしろい。
オバケかびの胞子が発見され、その名前が「メラタデ・デルマ」(逆に読むと…ということに気づくとにやり)であることや、その胞子を顕微鏡でのぞくと顔が見え、その表情によって害をなすかどうかの状態が判明するなど、設定も細かく工夫されている感じ。
病原菌を無毒化するための方法として、中盤のエピソードが伏線として生かされているのもよかった。
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今日は遅刻もせず、給食も好きなメニューで、体育のサッカーでは2ゴールも決めた。今日はラッキーデー!と油断していたら、またまたあの先生に出くわした、…そう、お化けの医者の、ホオズキ先生に。しかも、今回はかなりやっかいな急患らしい。キョーヘイとホオズキ先生は無事、お化けたちの病気を治せるのか!?
キョーヘイの事情や要望などお構いなしに、毎回治療のために強引にキョーヘイを助手として巻き込むホオズキ先生。この二人のやり取りが面白く、今回も安心して楽しめる。しかし、シリーズ6作目ともなると、そろそろ真新しい一面も見せて欲しいところ。楽しめるけど、ちょっと物足りないかも。ホオズキ先生にライバルが登場したり、キョーヘイに好きな子ができたりしたら面白そう。
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お化けの話なのに読んでいて怖くない。
キョーヘーくんは大変な思いをして、怖いんですけれど。
次はどんな騒動になるのか楽しみです。
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甥っ子が学校の図書室で借りてきた本。なのでもちろん子供向けなんだけど、このシリーズ読みやすくて面白くて好きなんですよね。
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町の楽器博物館から横笛と鼓とマラカスが盗まれた!校外学習で見たけど、そんな物好きな泥棒がいるなんて?しかも、バナナを食べながら3人の不審者がいたという目撃情報。
恭平は学校帰りに楽器博物館に立ち寄ってしまった。そこには、恭平を連れてくるようにお使いを言いつかった座敷童がおり、またまた恭平は鬼灯先生の所に助手としてオバケ事件を手伝う事となった。
今回は、七化山の3匹の化けサルが依頼者。3匹のうち2匹が石になってしまったのだ。そしてほとんど同時にイノシシ夫婦も石に・・・。鬼灯先生は、初めての難病の原因を探るべく、恭平と七化山のオバケたちに事情徴収にまわる。2人はこの難病をなおす事ができるのか?
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オバケ達が石に。恭平が被験者となり事件は解決。恨みつらみが、原因だから悲しい出来事だな。しかし、鬼灯先生だけワクチンを飲んでいたなんて、恭平が知ったら・・・おもしろい。高学年の子供達にぴったり。
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キョーヘーがまた「ホオズキ先生は人づかいがあらい」って言ってたけど、たしかにそうかなと思い始めた。先生はキョーヘーになんでもやらせる。でも、おれはホオズキ先生が好き。かっこいいんだな。むずかしい病気がちゃーんとなおるのが、気持ちいい。
ざしきわらしが、キョーヘーになれているのがおもしろい。それから、道を作るごほうびがはちみつあめなのはかわいい。おれならもっといろいろおねだりしちゃうかも。(小4)