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イスラム過激派、北朝鮮、密輸業者らの策謀が絡み合うワクワク活劇。
2021/12/20 08:36
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラム過激派、北朝鮮、密輸業者らの策謀が絡み合うワクワク活劇。イスラム過激派の核兵器を使った世界制覇の策謀に便乗する形で北朝鮮の世界制覇の陰謀が絡み合い、その背後では麻薬組織での親娘対決が絡み合うという三つ巴、四つ巴の陰謀劇。それに巻き込まれた米海軍原子力潜水艦と何ともスケールの大きな多彩な活劇でした。活劇としては十二分でしたが、潜水艦物を期待していた私にはちょっと物足りなかったのが残念。
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後編
核魚雷を北朝鮮がどこかに売るという情報を入手。
SEALsを北朝鮮に潜入させるが空振り。
南シナ海で浮上航行していた原潜が海賊(フィリピンのテロリスト)に強奪。
テロリストは東京への核攻撃を計画。
北朝鮮はテロリストに売る魚雷の核弾頭をすり替え、メッカとインドで爆発させることを計画。
SEALsが阻止しようとするが、サウジで爆発。
麻薬王の親子喧嘩が派手になってくる。
と、なんだか強引
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最後まで読み終えて
うーん
という感触ですね。
サウジでは爆発したものの
それで終わり。
北の大将は自害。
東京に向かっていた原潜は
沖縄沖で浮上。
などなど
まあ、平和が1番ですが
緊迫感が少なかったな
という残念さが気持ちの大部分。。
なので星3つ
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潜水艦を扱った軍事スリラーとしては最高峰の出来。
作者が元潜水艦乗りであるからだが、きめ細かい描写が凄い。
全体構成も素晴らしく、前作(ハンターキラー潜航せよ)では、少々無理な設定も見受けられたが、本作ではそれらも解消されていた。
また、訳が素晴らしかった!
次作が待ち遠しい。
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アジア地域を中心に繰り広げられる物語のいよいよ佳境。
北朝鮮からは核兵器が出港され、テロリスト集団も首尾よく作戦を次に段階に進み始める。
おまけにタイ北部では中国マフィア同士の対立がいよいよ激しくなっていく。。
それらの動きに振り回されるアメリカ国海軍。
後手後手に回る中、思いもよらない悪夢がさらに降りかかる。
さすが元潜水艦艦長が描くだけあって、戦闘シーンや兵器の描写はとてもリアルで情景が目に浮かぶ。
ストーリーも展開が速くて良いのだが。。
さすがに設定に無理があったり、伏線が回収しきれていなかったり雑さが目立つ感じもした。
(頭がキレないテロリストが戦闘訓練を積んだ潜水艦乗組員を制圧できたりとか、テロリストの首領に弾が当たらなかったのはなぜだったのかなど。。)
全体的にもったいない感じがした。
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物語終盤まで、どうなるかハラハラドキドキ。なので、物語が急転して、解決に至るところは若干拍子抜けというか、そんな都合のいいことあるかというかw
潜水艦の強奪を企てたという事は過去にある様で、潜水艦の強奪はあながち荒唐無稽という事ではないようです。もっとも、現実世界では、事前に発覚して犯人たちは逮捕されたようですが。
この次の作品は、本国では既に出版されている様です。早く読んでみたいですね。