紙の本
『死にふさわしい罪』
2022/08/08 19:07
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一族のクリスマスパーティーを準備するため、伯父の所有する須磨の別荘に叔父といっしょにやって来た高等部2年の上杉和典
隣家に住む元気象予報士の月瀬芽衣と知り合いになり、彼女の夫が1年前に失踪したことを知る
芽衣と同居する伯母で元人気漫画家だった水野理咲子がカギを握っていると考えた和典は、謎解きに乗り出す
《数学の天才、愛を解けるか!?》──帯のコピー
2011年に青い鳥文庫でスタートした「探偵チームKZ」シリーズのスピンオフとしてスタートした「KZ Upper File」4作目にあたるミステリー、2021年10月刊
(ただし、2020年刊の『数学者の夏』と同様“KZ Upper File”とはクレジットされてない)
彩、黒木、美門、小塚……KZのメンバーも登場
KZシリーズとともに成長した若い読者が手に取れば、深みにはまるにちがいない
電子書籍
途中で…
2023/07/16 20:06
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中で先が読めてしまします、そこが、残念なところかな……。それと、この作家さんの小説は何冊か読ませていただいてますが、これはあまり、共感出来なかった部類の方に入りますねえ。
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翼が登場して一気に手から汗が大量発生した。藤本ひとみ先生は今回も読者の心を狂乱させるらしい。ありがとうございます。翼とアーヤの関係がどうなったのかわかるから、KZを読んでる中学生以上は読んだ方がいいと思う。それにしても、へえ。そうなったんだね。うんうん、そっか〜。と、私はなった。学生だったら理解出来ない部分もあったと思うけど、もう大人だからよくわかる。はあ〜〜〜〜(クソデカ感情)。そうくるか…。
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死にふさわしい罪、その意味がようやく最後にわかりました。彼女は言葉の端々で不全な言い回しだったので怪しんでました。
愛が大きく方が負ける、親子だとそうなりますね。私も母になって、どれだけ生意気な事を子どもに言われても結局折れてしまいます。
上杉くん、瞬時に様々な事象を捉えて判断して会話できてすごい。いい歳した私ですが無理。羨ましい。
ところで、現実世界では殺人事件にこんなに出会う高校生っていないよな、と思います。目撃者になるだけで、人生最大の事件。
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タイトルそういうことか〜。
相手に依存して、溺れて、気が付いたら自分は相手に取り込まれてしまう。自分の夢、将来も相手に重ね合わせて自分はどこにもいない。
自分は好みでした!
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動機はともかく結末は予想がつく。
登場人物に感情移入しづらい。
主人公が数学好きである必然性はあったのだろうか。
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読みやすく、興味深かったです。
自明の理でしたが動機が途中まで分からなかった。愛の中の、己以外を排除しようとする業火…。
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図書館で借りた本。
別荘の隣家に住んでいる元漫画家とその姪。
姪の夫は1年前に失踪していた。
仲良しだった夫婦に何があったのか。
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娘が読んでいるジュニア向けKZのその後的な位置づけ。私は、藤本作品は、やはりがっつり歴史ものが好み。
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*
第一章 平家落人伝説の沼
第二章 ドーナツの穴
第三章 老いた少女マンガ家
第四章 裏事情
第五章 逢魔が時
終章 不在の存在
緻密な歴史の史実が満載、裏書を見て納得。
藤本ひとみさんは、
フランス政府観光局親善大使、かつ
フランス観光開発機構の名誉委員なんですね。
登場人物は非常に個性的というか、
偏った嗜好の持ち主で、数学、生物学、歴史、
気候などにこだわり深い人たちが登場します。
偶然駅で出会った芽衣の夫、颯が姿を消して一年。
なぜ彼はいなくなったのか、行方不明か失踪か。
和典は芽衣の心を解放したいと考えて、
最愛の夫の颯が消えた原因を数学、生物学、
歴史を絡めて解を導こうとする。
それぞれの学問への深堀が強く現れてるので、
読んでいて好みが分かれるのではないかと
個人的には感じた話でした。
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主人公が高2である必要性ってあったのかな…
思考回路や行動や知識への違和感がすごかった。
あと数学好きってとこもいらなかったような…
というか出てくる人全員に違和感アリ…
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理咲子も芽衣も愛が重すぎる。理咲子が亡くなった父を復元したのは誰にも迷惑はかけていないが、勝手に自分を見失って夫を殺してそ知らぬ顔してた芽衣怖いよ。
沼っていいですね、死体を処理する手間が省けて。
数学オタクの主人公も少しは人の心ってものを学んだだろうか。
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0か1の世界にどちらかと言えば住んでいる私にとって新しい視点をくれた。
グラデーションを見つけ出したいと思う
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かわいらしいおばあちゃんではなくて、少女風老女で苦手に思った。
別荘のイメージが湧きづらい。
読み進めるのに時間がかかった。
ティーンズ小説の続編らしく、なるほどって感じ。
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時系列がよくわからないのだが、高校生になった翼も出てきたりして、楽しめた。主人公の心理の描写が面白い。