紙の本
子どもへのプレゼント用に買いました
2016/12/23 20:35
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投稿者:肋骨痛男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分も読んでみたところ、大人でも見につまされる部分がありました。
わたしの好きな一節
「テーブルに一人ぼっちですわるのは、サイテーだった。食堂中のやつらに見られているような気がした。自分には一人も友だちがいないような気がしてくる。それで、ランチを抜いて図書室で本を読むことにした。」
紙の本
映画を観てから
2018/07/31 01:25
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観てから、原作を読みました。
映画を追体験しているような、でも映画にはなかった描写が出てくると「えっ」となってしまいました。すでに基準が映画になっていたようです。
オーガストの外見について、本の中では具体的な描写はありません(耳や口のことなど、部分的に説明されているところはあるが)。だから読者それぞれの中に、オーガストの顔がイメージづけられるのかもしれません。映画を観てしまってからでは遅すぎますが。
オーガストをめぐる人々の視点のほうが面白い、というのがこの物語の素晴らしさ。
サマー視点はもっと多くてもよかったかな。
紙の本
子供へのプレゼント
2017/02/26 22:58
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投稿者:NT - この投稿者のレビュー一覧を見る
欲しいと言われ買ってあげました。楽しかったようです。
紙の本
暖かく見守って欲しい
2016/05/06 10:49
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の抱えているものは、10歳の男の子にとってあまりにも大きなものだろう。周りの人たちの理解があって初めて、オーガストは羽ばたいていくのかもしれない。
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読み終えた。
肥満児であった自分としては、身体的なことで
揶揄される気持ちは共感できたように思う。
自分は自分であるしか無い。
自分が自分であるという覚悟をもつことは賛辞に値する。
自分の持っている、人を敬う心、親切心、強さで
生きていく。そのことが、人の心を揺さぶり良い影響を
与えることができるのだ。
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家族の愛情や友人が居るという心強さが
人間の強さを支えているんだなと知れる。
コミュニティの中に必ず意地悪する人がいること、
黙っているけど本当は仲良くしたいと思っている
人がいること、よく書かれているような話だけれども
面白い。
なぜ面白いかというと、主人公のオーガスト、
その他、彼を取り巻く人達がそれぞれ語り手となり
その場面や出来事についての思いを章を分けて
読みやすく書いてあるから。
それぞれが語り手となることで、同じ場面でも
その人とそれを受け取る人では全く違う解釈を
しているということを、詳しく知ることができる。
読み手にはそれを俯瞰してみると同時に
自分だったらどうだったかと、色んな人の語りを
見ながら思いを巡らせることができる。
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この一冊に出会えたことに感謝。
私は一人の書店員として、2人の子どもを持つ母親として、そしてこの世に生きる一人の人間として、全身でこの本を支持します。
オギーの過ごした10歳の一年間で、彼の家族、先生、友だち、そして彼自身が得たものの大きさは、多分何物にも代えがたいもので。そしてこの物語を読むすべての人も同じ大きな宝物を得られるという幸せをかみしめる。
生まれもっての障がいと折り合いを付けながら生きていくことの困難さ。とくに、顔に障がいを持つことがどれほどの差別やいじめを生むか、想像に難くない。どれほど家族が愛してくれたとしても、一生家の中でだけ生きていくことはできないわけで。だからオギーの両親も彼を中学校へ行かせることに決めたのだけど。その選択と、そして選んだ学校の校長の素晴らしさが生んだ奇跡。
自分ならどうするか。ずっとそう自問しながら読んでいた。障がいを持つ子の両親なら、姉なら、友だちなら、そしてオギー自身なら…私ならどうしただろう。それぞれが語る章を読むとよくわかる。誰もが驚き、困惑し、悩み、もがき、苦しみ、そしてその中で一つの光に向かって進んでいく。その光の元にあるのは「勇気」。一人の少年と、彼の周りにいる心優しい人たちによって照らされた「勇気」という道をこの世に生きる全ての人が歩んで行けたとしたら。きっと今よりもずっと優しい世界になる。
彼は奇跡である。だけどこの奇跡が「あたりまえ」のことになったとき、世界は愛と平和に満ち溢れたものになるのだろう。そんな日が来るまで私はこの物語を一冊ずつ手渡していくだろう。
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うむー。ちょっといい人たち過ぎ、いい話過ぎのような気がしないでもない。
パパもママもお姉ちゃんもとってもいい家族で、オギーの顔が普通だろうが普通でなかろうが、こんなに愛に溢れて抱擁感たっぷりの親は、私にはとても出来そうもない…と、うつむいてしまった。。。
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めちゃくちゃ泣きました。
簡単な問題ではないし、とっても、苦しくて、切なくて、辛いんだけど、ちゃんと、救いがあって、愛があって、希望がある。
登場人物それぞれの視点で、それぞれの抱える心のさみしさや温かさが伝わってきて、読みやすく、心に染みました。
オギーの心の叫びや、葛藤、成長、勇気、優しさ、またオギーを包む家族や、友人の葛藤と愛情と、ぜんぶに、心揺さぶられました。
みんな、自分の話でもある。重たい題材でも、ユーモアを忘れないオギーのおかげで、可愛いくて、楽しくもありました。
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一気に読了。
途中で止められなかった。
なぜか、『火星の人』を思い浮かべる。
(これも、読み出したら止められなかった。)
主人公の性格が似てるかも。
応援したくなるパーソナリティーって、あるねぇ。
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やっと読んだ。もっととっつきにくいかと思っていたけれど、読みやすかった。
オギーを取り巻く人々の思いも書かれていて、特にヴィアがよかった。
オギーを愛する気持ちと、彼が普通じゃないという思いと。物分かりがよくならざるを得なかった彼女。
普通じゃなくても愛してる。誰よりも深い愛をもっているのは彼女かもしれない。
映画も観たいと思います。楽しみ。
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『オーガストは普通の男の子。ただし、顔以外はー。』この物語は理想の世界。
オーガストの姉の言葉『この世界はオギー・プルマンにやさしくなかったの。』こちらが現実だろうと思う。
それでもこの本を読んで、想像して、共感してほしい。
「オギーの友人」として行動できる子が一人でも多く生まれる事を願って、小学校の
図書館に置きたいと思います。
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スゴ本で紹介されてたので。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2015/08/wonder-ca1b.html
冒頭の「正しくあるよりも、親切であれ」が一番きくとこでもある。
だいたいはサマーやジャックウィルいいやつ、ウィットは大切だなという感想ではあるものの、ウィットの裏に隠れた父親の葛藤もうかがえる。
そういうのが10歳の語りで進むからうまく丸められているのだろう。インサイド・ヘッドみたいに児童向けだけど大人も楽しめるという本。
ジョナサンの退場ぶりは大聖堂を思わせた。
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図書館で借りた本。
顔に大きな特徴を持って生まれた来たオーガストが主人公。章によっては、姉や友人が語り手になっている。
オーガストは、5年生で初めて学校へ行くことになる。顔がみんなと違うことで、じろじろ見られたり、こそこそ囁かれたりする中、明るい性格と、強い心を持って、友達を作ったりひどいいじめと闘ったりしながら、成長する一年間の話。
児童書なのかな。字が大きくて難しい漢字もないので、子供に読ませたい本です。
私の知っているいじめは、いじめる方が飽きないように、どんどんエスカレートしていくのですが、この中では飽きた人から、どんどん抜けていっているのがい印象的でした。お国柄なのか、お話だからなのか。
とにかく、いじめる方が飽きて、いじめてることがカッコ悪い、苦痛だと感じて辞めてくれたらな。
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子供向けの小説。所謂児童書
でも大人でも普通の読める内容だと思います。
少し安っぽい気もしますが、そこは児童書ということで
それを差し引いて、揺さぶられるような内容です。
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ずっと読みたかった本。大人が読んでもシミジミ心に伝わってくるものがある。電車で読んでたらまずいことになりそうだった。The Julian Chapterも読み終った。また読みたいっておもってたら、8月Auggie & Meが発売された。早く読みたい。