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いろんな読み方ができる自由律俳句。
3人の解釈も面白い。
ラジオで知って楽天ブックスで買ってしまった。
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毎週このコーナーを楽しく聴いていますが、人によっての解釈が近いものもあれば全然違うのもあって、自由律俳句、本当に面白い!
こうやって活字になったものを改めて読むのもまた違った楽しさがあっていいですね。
嗣永桃子さんの”犬の余命”の句に対する解釈は聴き逃していたので、この本で初めて知って衝撃でした。
その解釈の仕方は想像外だったけど、そこに羨ましさを覚えるのは自分が歳をとった証拠なんでしょうね…。
読み手の遠藤泰子さんのお話も興味深かったです。
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TBSラジオ「伊集院光とらじおと」毎週月曜 - 木曜 8:30 - 11:00、この本は木曜日のコーナー「伊集院光とらじおと放哉と山頭火と」で、リスナーから投稿された自由律俳句の厳選集。(伊集院氏は次の角を曲がり、番組は終了するとの発表がありました。)
載っている自由律俳句には、放送当時の伊集院氏とパートナーやアシスタントとのトークも掲載されています。俳句と違って自由律俳句は、文字数の制限が非常にゆるく、何を詠んでもOKですが、少ない語数で如何に内容を詰め込むかが詠み人の腕の見せどころなのは俳句と同じ。タイトルの『次の角を曲がったら話そう』は、話しづらいことを思い切って話すきっかけをつかもうとしている様子ですが、これを少し掘り下げると、何回角を曲がっても次の角を曲がったら なのだ、という解釈も可能なわけです。そういう広がりがあるのが自由律俳句のおもしろさでしょうか。
まえがきに「二年前から、次の角を曲がったらと思っていることがある」と書いてあります。番組終了のアナウンスはありましたが、それとこれとは別のことなんでしょうか。あるいは、降板することはかなり前から決めていたということなのか。読者にはわからないままで終わりそうです。
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ただの日常。大切なとき。
本当に、ルールなんてない自由な俳句と、想像。
こういうの好き。なんにも縛られない、自由。
聞き手の自由な解釈に、あなたはそう感じたんだね、わたしはこう。直接は書き込めないから、付箋に託した。
わたしにも、作れるかな。些細な生活を大切にする為に。
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伊集院はラジオのファンで、エッセイも好き。
この本は……難しいです。読み手次第でこうも感じ方が変わるのかと。
けっこうしょうもないと思ってしまった。うーん。
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年齢層の高さがうかがわれる投稿作品群に、初老に片足突っ込もうかという私はしみじみ。自由律の俳句でも何でも、ひとりで黙読するよりも、人とあれこれ解釈のやりとりをしながら読むほうが、格段に面白いということがよくわかった。ひとり漠然と思い描いていた情景も、そのやりとりの中で、よりくっきりとした輪郭を持つシーンに昇華して、我知らず号泣してしまったP71、笑っちゃったのがP117。
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自由律俳句の本を初めて読んだけど、読むだけで情景が湧いてくる新しい世界を知ることができた。
出演者がそれぞれ解釈が異なっていることも書かれており、自分が感じたこととの違いもわかり、奥深さをさらに増しています。もっと読んでいたいと思わせる、極上の読書体験でした。
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最近、詩と短歌の本をそれぞれ読んだという話をしたら、ある人が貸してくれた一冊。それなら自由律俳句もおもしろいから読んでみて、と言われ、早速タイトルの解釈を言い合った。楽しい、これはおもしろい!文字数が少ないからこそ多くは語られず、だからこそ想像の余地があり、思い描く情景は人それぞれ。こんなに短い日本語でこんなにも楽しめるなんて、奥深い言語だなあとしみじみ。