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一気に読ませる描写は秀逸です。もうずっとハラハラさせられっぱなしです。
最後はメイヴがいかに天才かがわかり、数年後にはテレパシー能力者が頭を悩ませていたことを全て解決してくれることでしょう。
できたらその後のおまけ出来ないものがあったら嬉しいなぁと思うくらいすっきり終わってしまったのが少し残念です。
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自己中心的・独善的おしゃべりで押しの強い登場人物たちが
倍増させるテレパシーをからめたドタバタ劇
新型携帯電話(スマートフォン)開発競争をめぐる産業スパイモノ
そしてほのかに漂い続けるロマンスの香りとそれを打ち消さんとする疑惑
SF,ミステリー,ラブコメ が最終盤に向けて一気にクロストーク
ポルシェ男は終始ガッカリくんで何で女性主人公が彼と繋がろうと思ったのか
当初からさっぱりわからなかったが最後までわからなかった
CBが終始好漢、ヒーロー過ぎて それを疑う女性主人公の思考を疑ったくらい
カラッと明るく最終的にハッピーなSFチックコメディーエンターテインメント
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テレパス同士がコミュニケーションできるようになり、混乱度はさらに上がる。そして伏線がどんどん回収されていく。CBや大叔母の言動の背景が明らかになっていくのだが、予想の範囲かなと思いつつも、「うわっ! !ややこし! 」と思うくらい真相もごちゃごちゃしている。とはいえ、背景も含めて物語は交通整理ができていくのだが、本当にこの背景で上巻の登場人物の言動に矛盾は生じていないのだろうかと心配になる(検証は面倒だから私はしない)。 上下巻合わせて約1000ページの長編である。でも、登場人物がそれほど多くないからか、読みやすかった。コニー・ウィリスらしい作品である。