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〇自分のスポーツや指導に対する意識を確認する
〇いまだスポーツ虐待が行われていることを知った。本書は、トラブルに対してこうすれば良いという答えではなく、目標と課題集でもある
〇学校や部活指導者、スポーツに携わる人は読んでおきたい
何が問題なのかきちんと知っておいた方がよい
〇文科系のクラブもけして他人事ではない
〇スポーツ系の小説やマンガも注意書きや相談窓口を添えた方がよいか、見直したほうが良いような気がしてきた…。
1:スポーツの指導環境を変える
・被害者
声をあげる 我慢しない 声を社会に届ける
・元アスリートの声
・ハラスメントを我慢しない
・セクシャル・ハラスメントは何かを知る
・女性コーチを増やす
・メンタルコーチ
・大学生が環境改善のために活動する
2:啓発とサポート
・保護者の意識
・不適切な指導者への対処法
・適切な指導の方法を提供
・結果よりプロセス
・スポーツマンシップ
・現役選手がつなげる
3:法・制度・システムを改善する
・スポーツ基本法に「スポーツ虐待防止」を定める
・スポーツ基本計画に「虐待防止の施策」を盛り込む
・スポーツ現場の暴力を「競馬新聞法令」で摘発する
・児童虐待防止法の定義を改正する
・スポーツにおける虐待の通報を義務付ける
・匿名の相談をみとめる
・独立した通報・相談窓口係を設置する
・相談窓口の利用対象者を広げる
4:日本セーフスポーツ・センターを設ける
・独立した第三者機関による調査
・加害者に対する処分制度の統一を図る
・相談や処分の統計を集め公表する
・セーフスポーツについて知ってもらう
5:競技団体側の制度を変える
・独立した第三者機関による調査
・セーフガード担当の設置場所をクラブライセンスの要件に
・競技団体のガバナンスコードを改定する