グランドール王国再生録　破滅の悪役王女ですが救国エンドをお望みです２【電子特典付き】 みんなのレビュー

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

次期王に選ばれたのに往生際悪くレナルドやリアムのが相応しいというヴィオレッタと、レナルド達を支持する一部の貴族の思惑が一致した結果、ヴィオレッタ達は光の乙女をいただく教会の権威を掌握することが課される。
前巻悪役のラルスが思わせぶりな2周目で明かされる隠しキャラとトゥルールートを匂わせたり、レナルドとギクシャクしたりする2巻目。

ヴィオレッタの民を救いたい姿勢と行動には感服するし、こんな子見てたら支えたくなって逆ハーぽくなるのは理解する。
でもヴィオレッタが頑なに王位を固辞したり、前世の話をしないのは謎だわ。
そもそも続編やFDでもなく2周目って。
本来時系列同じなのでは？
開発者のラルスが2周目がはじまるとか言ってるの時空が捻れてて怖いわ。

レナルドが最後で本格的に動いてヴィオレッタを捕まえに行こうとしてるのは良かった。
特典SS可哀想だったけど。
しかし、一生前世のことは明かさないというヴィオレッタの決意がわかんないな。
信じてもらえるかはともかく、レナルド達には話して見てもよくない？
現代日本人の知識や思想を持った人間が身分差なく平民を能力登用したりしようとするのは絶対軋轢をうむんだし、ヴィオレッタが何もかも秘密にして現代日本人の常識で改革しようと王権を振るうなら、なおさら異世界の方の常識とすり合わせて根回ししてくれるレナルドには話しておいた方がいいようにしか思えないんだよね。
うーん、話さない理由もはっきりしなくて、そこがすごく気持ち悪いんだわ。