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民間の新型宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げ
宇宙空間に出現したテレワーク環境
地上への1本の電話
“Empathy not Sympathy”
困難から立ち上がる力「レジリエンス」
究極のテレワーク:
わたしは宇宙勤務のテレワーカー
わたしは宇宙勤務のテレワーカ|
10 年ぶりに訪れた国際宇宙ステーション
地上の遠隔操作で動く「スペースアバター」
究極のテレワーク〝船外ミッション〟
船外活動に立ちはだかる宇宙空間の闇
究極の中の究極のテレワーク
身に迫る危険
最初に直接的な指示を出せプ
〝対面〟とは全く違うテレワーク環境
テレワークを煩わせる「時差」
「言わなくても分かる」は通用しない
指示する言葉は明確かつ簡潔に
日本人が苦手なアイスブレイキング
労務管理
国際宇宙ステーションの1日
作業プランは「6力月→週間→毎日」の順で作成
メリハリを付ける
微妙な残業リスト「タスクリスト」
テレワークに欠かせない「指示」「承認」「責任」
伝説のキ—ワード「ホウレンソウ」に代わるもの
テレワ—クのカギを握る「手順書」
こちら、国際宇宙ステーション!:
宇宙ステーションの仲間たち
宇宙に飛び出した多様なクル—たち
アラームの嗚り響く船内で
連帯する7人
国際宇宙ステ—シヨンのリーダーとは
仲間との「距離」
「縮める距離」と「保つ距離」
自分が落ち着けるボジシヨンを探す
異文化コミュニティ—で学んだ日々
真実は交渉次第で変えられる
幼いころの「辺境感」が生きている
日本が誇る技術
「食事」は最高の文化交流
調味料の達人
宇宙の装いを変える“メイド・イン・ジャパン”
わたしは宇宙のユーチューバー
「ウーチユーバ」誕生
自分の感性で伝える時代
未来を拓く日本実験棟「きぼう」
細胞を使つた臟器培養と超小型衛星の放出
宇宙で「バジル」を育ててみた
バジルにカビが生えていた.
実験容器のフタを開け、香りをかいでみる
心と体をととのえる:
“We-They Syndrome”の怖さ
対立の兆候を見逃すな
負のスパイラルは「タイムアウト」で断ち切る
宇宙テレワーカーを支援する仕組み
宇宙と地上の橋渡し役「キヤプコム」
キヤプコムが持つ想像力
地上で活躍「家族支援チ—ム」
付きっきりの主治医「フライトサ—ジヤン」
精神心理サポート
パニックに杭う
完璧主義の危うさ
ル—テインで切り替える
心と体の安定を目指し
宇宙空間で「心身の安定」を追求する
マインドフルネスの極意
宇宙で楽しめる本と音楽
寝られるときに眠るのが鉄則
宇宙旅行は夢ではない!:
民間人が宇宙を飛んだ日
クル—ドラゴン「インスピレ—シヨン4」の衝擊
宇宙観光にシフトするクル—ドラゴン
民間の宇宙飛行ラッシュ
スぺースXが仕掛けた宇宙驚きの革命
1社生産体制
赤子扱い���れたスぺースX
スぺースXが誇る三つの“民間力”
「宇宙観光時代」の到来
国際宇宙ステーシヨンとの往復旅行.
月への挑戦
民間投資と国家戦略
宇宙飛行士の内面世界を見つめる:
宇宙からの帰還者
日常に戻れない宇宙飛行士
立花隆さんの訃報
待ち受ける引退勧告.
燃え尽き症候群と向き合う
当事者研究—自らの問題に正面から向き合う試み
宇宙飛行士の内面を凝視する
力—リング選手が燃え尽きそうになるとき
いまこの瞬間を生きること
レジリエンスな生き方
「引退後」を意識しながらいまを生きる
互いをインスパイア—する
宇宙とわたしの未来:
挑戦をあきらめない
宇宙アリの寓話
ギネス記録と国際宇宙ステーシヨンの将来
国際宇宙ステ—シヨンに挑む前澤さんへのエール
宇宙飛行の未来像
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まさに膝をうったのは、「宇宙飛行士はただのオペレーターでしかない」というところ。多分、読んでいる人にとってあまり印象に残らないとこだと思うけど、自分にとって、宇宙飛行士になんか惹かれないのはなんでなんだろう?という疑問に答えが出た言葉だった。
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宇宙でのテレワーク 指示→承認→責任
手順書=宇宙飛行士と地上の契約書
リーダーは 全員を満足させるのではなく、不満のバラツキをなくす
ダイバーシティ 同じ問題に様々なアプローチ
Truth is negotiable 真実は交渉可能 主張して勝った説が定説となり、真実になる
We-They Syndrome 対立 悪い流れを断ち切るTimeout
Situational Awareness 周囲の状況理解と把握
J-SSOD 放出事業 無人補給線で運んだ衛星を「きぼう」のロボットアームで放出
Space X 1社生産体制 宇宙服の縫製まで内製
Task oriented 目的達成への柔軟な発想
Agile 機敏 迅速
Radical 変化をいとわない
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テレワーク関連
宇宙飛行士にも、働き方改革がある。
テレワークにおいて必要なのは
指示(目的に沿った明確なもの、裁量範囲を狭めておくことがポイント)、承認、責任(納品後は上司の責任)
タイムアウトで、切り替え。
→ちょっとタンマ!
協調型リーダー
→不安度を均等にする
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宇宙飛行士 野口聡一さんが3回目の宇宙飛行であるISSでの仕事やチームワークについて書かれた一冊。手順書が命、明確な優先順位付け、指示は直接的かつ的確に、ホウレンソウよりも現在は「指示、承認、責任」が重要。リーダーの役割は全員を満足させることではなく、全員の不満にバラツキがないようにすること、等々自分の仕事に応用できることも多々あり勉強になった。
いちばんインパクトがあったのは、揺るぎない目標は「全員で生き抜く」こと、半分だけが生き残ることはない…確かにそうなのだろう。宇宙で仲間の犠牲の上にヒーローだけが生き残るのは映画の世界だけだ。
また、野口さんがもう55歳で、引退に関する話にも触れているのが興味深かった。
編集者の意向なのか、無理やり「究極のテレワーク」に結び付けている感じがしたので少し減点。
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野口さんの人柄の良さがわかる本。
・ちょっとタンマで一休み。で客観的に見る、他の意見を聞く。
・完璧主義の危うさ(ストレスがたまる。宇宙飛行士は楽天主義が多い)
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広大な宇宙の中で、宇宙飛行士は船内で究極のテレワークを行なっている。休日も職場。毎日会う人は職場の人達。地上ですら考えただけでもゾッとする。その上、生死に関わる危険な業務も行う宇宙飛行士のみなさんに頭が上がらないほど尊敬します。
困難をいかに乗り越えるか、心と体の安定を保つにはどうすればいいか。色々野口さんの言葉が心に残りました。
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3度も宇宙へ行った野口さん、おごることなく、コロナ化で人とのつながりが薄くなった人たちの悩みは、宇宙での生活と同じと共感してくれる。その心意気がすごい。
深い経験をされているから、共感にも深みがある。
共感、ハートを開く、相手へのリスペクト。この3つはこれからの時代、ますます大事になる。
宇宙飛行士の仕事術を、一般の仕事にあてはめる。
•言葉できちんと伝える、言語化力の大切さ
•リーダーは、メンバー全員の不満のバラツキをなくす役目
•チームメンバーそれぞれの立ち位置を見る観察力と自分の役割の客観視の必要性
自分はいつでも世界とつながれる。つながっていけるという気持ちが大事。
視点を高くもち、新しい解決策を見つける。常識はどんどん変わる。新しい「宇宙」という場所に飛び込む勇気をもとう。諦めることはない。いつだって挑戦できる。
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宇宙という空間で「究極中の究極のテレワーク」を3度経験して帰還した野口聡一さんの本。コロナ禍から当たり前になったテレワークをどうしたら良くなるか?に焦点を当てて、さまざまなアドバイスが綴られている。
ただ、仕事術という面では個人だけで解決できる問題ばかりではないため、全てが参考にできるかというと理想論で止まってしまうなーという部分もある。
宇宙兄弟が好きなので、個人的には宇宙でどんなお仕事をしていたのか、どんな働き方だったのかという点が面白かった。宇宙に興味がある人に特におすすめ。
個人的なメモ
・ノンバーバル・コミュニケーションが効かないところでは、伝える側と受け取る側との間で、別の解釈の余地のない、明確にして簡潔な言葉を使うべし。
・リーダーの役割は、全員を満足させることではない。全員の不満の間にばらつきがないようにすることだ。
・スペースXの強さは、①革新的である(従来の手法にとらわれず、柔軟な発想に基づいたアプローチをする)、②アジャイル(機敏で、迅速である。スリムな組織な上、上下の連携が直接的で、かつ濃密)、③変化を厭わない(どんどん進める、失敗を隠すのではなく公表して次に生かす)
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様々な人と協力する宇宙飛行士の体験から、私達の生活に活かせるアドバイス
https://takeoido.hatenablog.jp/entry/2023/06/30/190000
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面白い!
私は宇宙そのものよりも、
「宇宙という究極の職場で働く」という事に、
とても興味があります。
なるほどなー、の連続でした。
ロコ・ソラーレの話も興味深かったです。
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野口さんのミーハーな一面も垣間見れ、親近感が湧く宇宙に纏わるエトセトラ。
どんな職業を選んでも、最終的には『自助努力』なのだなぁ、としみじみ。
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宇宙に想いを馳せることがある。想像でしかない
宇宙を実際に3回も経験して語られる話は、非常に深く、生き生きとしている内容でした。
キラキラする部分、シーンとする部分、その両方があり、なぜそう思うのか、感じるのか。
対話からの人の魅力がたくさん引き出された本でした。
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「シチュエーショナル・アウェアネス」 (situational awareness)=「周りの状況をしっかり理解し、把握しておくこと」という意味らしい。覚えておこう。
スペースXの3点の強みは、イノベーション、アジャイル、ラジカル。自分の職場の特徴と真逆で、辛くなった。赤字なわけだ。
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宇宙で働くという、「究極のテレワーク」「究極の職住近接」(本文引用)という環境下での働きかた、労務管理、コミュニケーションなどを紹介。実際の体験談としての読み物としても面白い