タイガース&掛布さんについて詳しくなれました
2021/12/29 15:25
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年惜しくもセ・リーグ2位に終わった阪神タイガース。そのタイガースの戦力を「ミスター・タイガース」として著名な著者が分析し、そして「四番打者とは何ぞや」について持論を展開しています。
著者ご自身の現役・二軍監督時代についても著していますが、極めて謙虚に書かれていることに、掛布さんに対する好感度が高まりました。今季を振り返るにピッタリな、全国のプロ野球ファンに読んでいただきたい、そんな1冊です。
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自分なりに考える4番の条件…
①打点(特に勝利打点)
②得点圏打率
③チームメイト、ファンからの信頼
上記の条件を満たしてそうなのは、巨人の岡本かな
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阪神タイガース日本一時の4番打者で4代目ミスタータイガースとしてチームを代表する選手の1人である掛布雅之氏が4番打者の条件やライバル巨人との比較など自身の野球観から解説した一冊。
2021年前半に独走したにもかかわらず優勝を逃したところからも例年言われている守備はもちろんのほか4番打者が不可欠と語る著者の解説を見てなるほどと感じました。
自身が現役時代の4番としてバッティングで意識していたことや小柄な体でいかに打球を飛ばすかを考えてトレーニングしていたことや野球の怖さを感じ苦悩していた姿なども知ることができました。
チームを勝たせるバッティングやミスタータイガースと呼ばれる条件や巨人と阪神との比較などスタンドやテレビではわからない当事者としての証言が多くあり新しい発見が多くありました。
そんな本書の中でも高校野球とプロの違いをヤクルト村上選手や日ハム清宮選手などを例に書かれていたところは理解が深まり印象に残りました。
また、著者の現役時代の番記者とのやりとりや2軍コーチ時代に選手に求めていたことなど著者しか知らないことも知ることもできました。
阪神タイガースを代表する選手で、小柄な体格で4番としてチームを牽引していった著者が語る今の選手の技術の指摘はプロならではの目線で勉強になる部分が多くありました。
そして、巻末にはゴールデンルーキーの佐藤輝明選手の魅力と今後の課題も書かれていて阪神タイガースの今後が楽しみになる一冊でした。
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阪神の4番の重責や使命みたいなことが、よく描いてあった。江川との勝負や、バース、岡田との関係。阪神の4番はどうあるべきかなど。
野球に興味がない人は、あまり面白くない内容かもしれないが、掛布氏の生き様みたいなものを感じられて、私は参考になった。
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阪神OBの掛布さんが2021年シーズンの阪神を振り返るともに、四番打者のあるべき姿やサトテルの今後について徹底的に語っています。
掛布さんが自分の現役時代について語っていて興味深く読めました。分析もしっかりされていて大変勉強になりました。