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紙の本
二人を襲う危機と舟人問題と。
2021/12/19 20:43
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
沈み行くオメガフロート。
救助に突入する諒と脱出を試みる幾。
ワーグナーがポツリポツリ語る南極地震の真相は...
ワーグナーが諒に見た亡霊と贖罪と。
しかし、色々と起こりすぎだろう。
半ば、ワーグナーの我が儘が引き起こした気がするが。
危機的状況では専門家の意見に従うのが道理だろうに。
後半は海抜上昇により、行き場を失った気候難民に関する内容。
いつも割りを食うのは弱い者たち。
特に子供に罪はないにも関わらず...
子供のいじめは親のせいだと。
余程賢くない限り、子供は親の言っていることを是とする。
親があいつらのせいと言えば、子供はそれを鵜呑みにし、後先考えずに行動する。
子供が言っていることは、親が言っていること。
子供が行動基準とするのは、親の基準。
大人がしっかりしないといけないのに、実際の世の中も自己中心的な人間が増え、良くない方向に向かっている気がする。
ここに描かれていることは、実際に世の中で起こっていること。
よくよく自分の行動を顧みて、直すべき所は直さないとなと思った。
新たな仲間も正式に加入。
そして、隊長不在の理由も明らかに。
弱者に向けられた牙は、それを助けた者にも...
やるせない展開。
人は余裕がなくなると、自己保身に走る。
それは分かるが、こんな人類に助けるべき価値はあるのか?
己の矜持との闘いか。
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