減量の経済学 ―やらなくてよい仕事はするな― みんなのレビュー

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投稿者：Kay　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

数々の問題が複雑に絡み合って、物事の本質が全然見えなくなっている現代において、一気に視界を開かせてくれる内容でした。それこそ、いろんな書籍を漁り読むよりも、本書一冊で多くの指針が学べるので、「無駄がなく付加価値の高い」書籍です。

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投稿者：シュガーラッシュ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

副題に「やらなくてよい仕事はするな」とある。生産性があるかの問いである。世の中冷静に見ると仕事に生産性の差が見られる。囚人がシャベルで穴を掘り、埋めてはまた掘る動作により発狂した話を思い出した。魂は働くように出来ていると思うし、役に立てた充実感は気分がよい。バラマキもいつまでも続かない。政府がくれなくなったらアウトだ。実需ある仕事をして世の中に付加価値を与える。数字を幻想とする「虚栄の経済学」では結局最大多数の最大幸福を享受できないと思う。特に才能ある人が数字操作に明け暮れるのはもったいない。読むたびに社会人として身が引き締まる。