紙の本
涙腺崩壊
2023/05/17 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットで話題の本。中学生息子に勧められて読みました。リアルな学生の気持ちの変化が描写されていて切なくなりました。途中からは涙が止まりませんでした。
紙の本
99日…
2023/02/16 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
99日より短くなってしまってから見えるなんて…
お祖母様の段は辛かったです。
それでも運命を変える手段が見つかった時の歓びは格別でした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「生きるって何だろう?」と考えさせられました。
実際に自分の近くに居る人の残りの日数が見えたら、私は嫌だなぁと思いました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
主人公・新太には特殊な力がある。それは人の寿命を知ることができる。残り99日になると、頭上に数字が表示され、カウントダウンが始まる。
そして、とうとう自分だけでなく、友人の和也にも見えるようになった。二人は文芸部に所属していて、ある時、別のクラスの凛が入部してくる。凛にもある特殊な力がある。それは死期が近づくと、該当する人の後ろに黒いモヤがかかるという。なんとしても助けたい凛と、あるきっかけで救うことを諦めた新太。新太は生き残ることができるのか?
内容としてはホラーぽかったです。死へのカウントダウンが始まるということで、ふと頭に深んだのが、映画「ファイナル・デスティネーション」という作品です。
回避したとしても、死は逃れられないという内容でした。
こちらでは、グロくはないのですが、救おうにも事実は変えられないという点では、似ているなと思いました。
ただし、三人の高校生達の友情や「絶対的」な状況の中で助けたいという一途な思いが前面に出していて、一味違う青春小説として楽しめました。
あるきっかけで救うことを諦めた新太。そこでの悔しさといったら、残念でたまりませんでしたが、後に凛との出会いによって、考えが改まっていくので、色々勇気づけられました。
また、「死」に対する考え方に考えさせられました。決して「死」というものは哀しいだけではないなと思いました。発想を変えるだけで、気持ちの保ち方も違いますし、残りの人生との向き合い方が大きく変わるなと思いました。
次々と人の死を目撃するなかで、とうとう新太にも残り少なくなっていきます。果たして、本当に新太は死ぬのか?凛との出会いによって、変わっていく運命。最後はそれアリ⁉︎と思いましたが、感動を誘う展開で楽しめました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
生きる意味とは。
人のために生きると考える人、自分のために生きる人、よくわからない人、死ぬ前にきっとわかるから後悔のないように生きる人、いろんな意見が作品中でも飛び交っていました。
わたしも今考えてもなかなか答えは出てきません。
後悔のないように、と言うのは簡単だけど、死ぬその瞬間がいつになるかわからないからこそ、後悔のないように生きてみようと思いました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
もし自分も寿命が見えてしまったらと考えると物凄い恐怖心にかられるんだろうなと思いました。
自暴自棄になる新太にどうしても助かって欲しいと思う優しい黒瀬、はたまた和也の暖かさなど目が離せませんでした。
自分も今の現実が当たり前では無いんだと噛み締めながら生きていこうと思います。
喉元過ぎれば熱さを忘れる事のな無いように…
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人の寿命が99日を切ると見えてくる設定。他人親しい人で温度差はあるが自分まで見えるところが恐い。その時どうするかがどう生きるかにつながる。ボーイミーツガー要素もあってサクサク読めるが、内容は結構シビアなところもあり自分ならどうするかと考えさせられた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
★3.8/5.0
余命1年と宣告された僕が余命半年の君と出会った話の後に読みました。個人的には最初に読んだ作品の方が心にくるものがありました。
今回の作品は、デビュー作に比べると、主人公新太の心が動くのが割と終盤の方だったので、読者からするとかなりモヤモヤした状態が続くと思います。ただ、黒瀬がそんな状況に屈することなくどうにかして助けようとしている姿に感動しました。新太の心も最終的に動かすことが出来て良かったし、その想いの伝え方もピュアで可愛らしかったです。
また、前作を読んだ後に今作を読んだので、途中病院で絵を描いてる少女が、前作の春奈と重なり、色々な感情にさせられました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
よめぼくシリーズを全て読み終えました。シリーズの中で一番、主人公に頑張ってほしい!という応援の気持ちでいっぱいになった作品でした。運命を変えるというのは簡単な事じゃないけれど、勇気を出して行動を起こしてみるという主人公の強さに感動しました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
立ち読みしながら泣いたシーンが何ヶ所もあった。
なぜ生きるのかと問う場面が何度もあって、生きる意味について改めて考えさせられた。心が浄化された気がする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
よめぼくシリーズが好きです。今回は不思議な力を持った主人公の話でした。前回の話ともリンクしている場面があり、面白かったし、最後の選択がやっぱりいいと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人の寿命が残り99日になると頭上に数字が見えるという力をもつ新太。ある時同じ文芸部で親友の和也の頭上にその数字を見つけてしまう。そして新太自身にも、和也の5日先の数字が現れる。なんのために生きているのか、その答えに縋りたい。数字を見ても救うべきではなく、それは運命なのだ。そう納得せざるを得ないのには、幼なじみとのある過去が。そんな意気消沈とした日々を過ごしていたが、同じ文芸部の黒瀬舞(彼女もまた死期が見えるという)の、命を救おうとする姿に感化されていく。新太を救ったのは、結末の違う2種類の物語だった。
自分だったら、見えない方が良い。「人は何のために生きているのか、生きる理由には色々あるけど、その答えは生きていないと見つけられない」というのが響いた。死ぬ時に後悔しない生き方をしたい。
和也と黒瀬が最後、きっかり恋人になる感じではなく、フワっと感が良かった。小説の「あなたのことが好きだから、私と一緒に生きて欲しい」「私から生きる理由を奪わないで欲しい」の言葉とか、高校生らしい恋の悩みの本を持っているところとか、黒瀬という人物が好きになった。