紙の本
意外な話
2022/07/09 18:07
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな不幸なエピソードを集めた物語かと思って手に取りましたが、いい意味で裏切られた。読むほどそのさきのエピソードを知りたくなります。彼女まで巻き込まれるなんて。
電子書籍
ドジッ子ココロちゃんに次々と
2023/09/01 21:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
保険金殺人未遂からカルト教団の炎上騒ぎまでと息つく暇もありません。他人の不幸話に期待をしてしまう経験は、ラジオ好きならば1度はあるでしょう。
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ベストセラー「葉村晶」シリーズ著者の、
もうひとつの人気シリーズ!
葉崎市の超個性豊かな面々と、
最高に不運な17歳のココロちゃんが織りなす、
一気読み必至のコージーミステリー!
葉崎FMで放送される「みんなの不幸」は、リスナーの赤裸々な不幸自慢が人気のコーナーだ。そこに届いた一通の投書。「聞いてください、わたしの友だち、こんなにも不幸なんです……」。
海辺の田舎町・葉崎市を舞台に、疫病神がついていると噂されながら、
どんなことにもめげない17歳のココロちゃんと、彼女を見守る女子高生ペンペン草ちゃん、周囲の人々が繰り広げる、泣き笑い必至の極上コージーミステリー!
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読めば読むほどココロちゃんのことが心配になる。周りの心配をよそに、本人はいたって平常心(?)なのが、なおさら心配である。そんな風だから、ラジオの「みんなの不幸」コーナーに投稿したくもなるというものである。ココロちゃんは、もはや葉崎の心配の種であると言っても過言ではないだろう。ココロちゃんに害悪を成す原因が取り除かれて安心するも、ココロちゃん自身がまったく変わることなくココロちゃんなので、葉崎と読者の心配の種も尽きそうもない。周りに心配されながら、健気に生き続けるのだろうなと苦笑を禁じ得ない一冊である。
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葉﨑市シリーズ七作目。
ちょっとのれなかった。
おなじみの葉﨑FMで放送されるコーナーに投稿された、
かなり不幸な、かつ不運な、
それでいて明るく生きている女の子の話が、
犯罪がらみになってしまうミステリー。
「プラスマイナスゼロ」のテンコにも少し感じていたが
あまりの不運さにちょっとついていけない感じ。
というよりかは、
ココロちゃんにもうちょっと幸せになってほしかったのかもしれない。
全体としては面白かったし、
葉﨑市に住みたい気持ちに変わりはないけれど。
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ドジで笑える不幸な女子高生が笑える。
FM局の「みんなの不幸」に寄せられる不幸話を中心に進んでいく。
面白い。
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一度読んだことあったな。。。あんまり覚えてなかったけど、その後の話をちょっとだけ付けたして、再販するってなんかずるいぞ。まんまと引っかかったじゃないか。こころちゃんが、あんまりにもあんまりで受け入れにくい。大どんでん返しあるかと思っていたが、最後までただの?トラブルメーカーだった。
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【収録作品】文月/葉月/長月/神無月/霜月/師走/睦月/如月/弥生/卯月/皐月/水無月/文月ふたたび//十数年後の文月
2013年刊のポプラ文庫ピュアフルに、パンデミックにちらっと触れた書き下ろし「十数年後の文月」を加えて文庫化。
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とにかくおっちょこちょいでいつもなにか事故に巻き込まれたりと不安な女の子について、月々色んな表現者によってその子の状況が、分かるようになってる話。とにかく面白い!瞳子のラジオが1番好きだけど、病院にボランティアとして貸本やる高校生とおばさんの交換ノートでする喧嘩が面白かった!
話もココロちゃんは最後全部計画的に自分に何かした人を傷つけてるかと思ったけどそういうことは書かれてないし最後までおっちょこちょいで怪我をしてて笑えた。
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葉埼市でおなじみの葉埼FMの人気コーナー「みんなの不幸」に届いた一通のメールをもとに繰り広げられる青春(?)コージーミステリー。
17歳のリスナー〈ココロちゃんのぺんぺん草〉ちゃんは、バイト先で予想不能なことばかりをしでかすココロちゃんのことが気になって仕方がない。
ココロちゃんの近況を綴って「みんなの不幸」にメールを送っているのですが、ほんとにひっくり返るようなことばかりで、リスナーの反響がすごくて、毎回何らかの事件にかかわっているのですけど、そのかかわり方が半端ないのです。
吹き出しそうになるのをこらえながら、思わず一気読みしてしまいました。
葉埼市、個性強すぎます。
駒持警部補や角田港大などおなじみのキャラクターにも出会えて大満足です。
これを読むと、自分の身に起こる不運なんて何でもないことのように思えてくるから不思議です。
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葉崎FMで放送される「みんなの不幸」に投稿される17歳のココロちゃんの不運ぶりやそこから事件に発展していく様子が、不謹慎ながらクスリと笑えてしまうのと、登場人物の動向に驚いてしまうのとで楽しんで読むことができました。
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再読。
10年近く前、私にとって初めての若竹作品「さよならの手口」が面白くて、その時ちょうど図書館にあったこの単行本を読んだ。
ほとんど忘れてたけど、すごくおもしろかった!
「パラダイス・ガーデン」の二村警部補、ここに登場していた。
「弥生」の日誌の中で、高校生たちとボランティア団体の人たちがやり合うところも好き。
おまけに、もう少しキレが欲しかった気もするけど、楽しく読めた。
ココロちゃんってきっと人間じゃない。妖精…?
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ココロちゃんが香坂さんに狙われている時はミステリアスな話になるのかと思いきやそんな事もなく、誰かに狙われようが狙われまいが最後までドタバタなココロちゃんに最後はクスッと笑えた。10年後も相変わらずだけどなんだかんだ元気そうで良かった。
ココロちゃんの行く末が気になって最後まで読んだ。
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ミステリ 「葉埼市シリーズ」第6弾
「葉崎FMで放送される「みんなの不幸」は、リスナーの赤裸々な不幸自慢が人気のコーナーだ。そこに届いた一通の投書。「聞いてください、わたしの友だち、こんなにも不幸なんです……」。
海辺の田舎町・葉崎市を舞台に、疫病神がついていると噂されながら、
どんなことにもめげない17歳のココロちゃんと、彼女を見守る女子高生ペンペン草ちゃん、周囲の人々が繰り広げる、泣き笑い必至の極上コージーミステリー!」
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DJ目線ってのが面白そう…と、たまたま聞いてたラジオのDJが紹介してた内容がハマり読んでみた。
うーん、あの
「なんですぅ〜」口調が苦手なので微妙だった笑
いやはや、ただの鈍臭い不幸と幸運の持ち主というだけの話。
なんの解決もなかった…
なんかひねりがあるのか?と思ってたけど最後まで何もおこらず。
たんぽぽ対高校生がくすっと笑えるネタだったかな。
読みやすくていっきに読めたけど私にはイマイチささらなかった。
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ほのぼの系だと思って読み始めたら…途中からのミステリー展開に「おっ!?」となって一気に読めちゃった。
自分も葉崎FMのいちリスナーみたいな気持ちになって、ココロちゃんの行く末にお耳がダンボに。他のキャラクターもちょっとクセありだけどその辺に居そうな感じで、背景情報はあんまりなかったけど想像しながら読むのが楽しかった。