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食堂のおばちゃんシリーズ第2弾。
第1弾は、一二三(にのまえ ふみ)と姑の一一子(にのまえ いちこ)が営 む小さな洋食屋を舞台にしたライトミステリー。
第2弾では、一子と亡夫が小さな洋食屋を開き、周りの人々に見守れながら歩んだ日々が続かれている。
映画「三丁目の夕日」を思わせる、懐かしい昭和の物語。
ほっこり幸せになる。
一子が若い恋人たちに言った言葉。
「お二人は若いから、目標が沢山あるでしょう?全部達成できなくても、四捨五入して一つ上に上がれば、大成功ですよ」
そうよね…
無理しすぎず、ちょっと力を抜いていいのよね。
それで一歩前進したら、十分!
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第一巻もよかったけど、こっちの方が好き。一子と孝蔵の話で、孝蔵さんは、フレンチのシェフだったので、作る料理やそのこだわりが、そっちより。フレンチが好きな私には読んでるだけで幸せな感じ。早く、三巻が読みたいなぁ。
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特に大きな事件が起こるわけでもないのに、続きが気になるシリーズです。
お腹が満たされて一件落着、幸せだなぁ。
ただし、孝蔵は一子を残して死んでしまうと一巻を読んで知っているため、おしどり夫婦であればあるほど、切ない気持ちが訪れます。
これを読んだ後、一巻の『まぼろしのビーフシチュー』を再読すると、涌井の孝蔵への想いにウルッときます。
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「食堂のおばちゃん」第二弾。
一子の若い頃のお話だった。
一作目では、孝蔵さんも高も亡くなっていたから、
特に孝蔵さんの人柄が知れて良かった。
とっても素敵な夫婦だったんだなぁ。
と、なんだかしみじみ。
心が温まる作品です。
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前作から時代は遡って、孝蔵と一子の若いころの話。もちろん、高も子供なので二三は出てこない。
東京オリンピックや大阪万博が行われる時代。
今回は料理の話が少なかった様な気がするが、その時代の文化や生活などが、垣間見れて楽しめた。
嫌な奴もいるけど、食堂の常連さんやスタッフは良い人ばっかりで、安心して読んでいられる。
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「食堂のおばちゃん」の2作目だけど、
時代は遡って昭和30年から40年頃。
ちょっと「3丁目の夕日」みたい。
「はじめ食堂」を孝蔵と一子で「はじめ食堂」にしていく話。
楽しかった、元気になった。
何といっても美味しそう!!
一生懸命働いて美味しいごはんを食べて一生懸命生きる、
いいなぁ。
ただ、この先を知ってるだけに複雑にもなっちゃうけれど。
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はじめ食堂先代のお話。「一人前の職人になるって言うのは、豆腐屋へ豆腐を買いに行くようなもんだと思ってる」孝蔵さん。人生には曲がり角があったり道に迷ったりと、目指すところにたどり着くのは難しいですよね。
巻末のレシピもうれしい。コロッケはほんとに美味しい!
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さほどホワイトソースが好きなわけではないのに、これに出てくるロールキャベツのホワイトソース煮込みはやたら美味しそうに感じてしまう…文章力かな。
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前作から過去に戻ってはじめ食堂創業時のお話。
孝蔵さんと一子さん、すごく素敵!孝蔵さんのお料理食べてみたかったなぁ。時代解説が付いていたのも有り難かった。貨幣価値や食文化は移り変わりが早いのを感じた。
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美男美女が経営する下町の洋食屋をめぐる幾つかの話。昭和30,40年代だろうか。ほのぼのしんみりな人情噺。昭和そのものの香りが漂う。ちょっと古臭いかなという感じがする。どうしてだろう、現代のせちがらさ、効率主義的なところがないからか。2016年の出版だが、どうして今、このような物語を出すのかな、とふと思う。古き良き時代をなつかしむということなのかな。はらはらする刺激はないんだよね。
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図書館で。
おばちゃんの過去話。
ソウナンダーで読み終えてしまったけれども、定食屋には定食屋の矜持みたいなものがあるのかなぁ…ふむ。
なんか延々と続くノロケ話みたいな巻でした。なんとなく。
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一子さんと亭主の孝蔵さんのはじめ食堂のお話。
戦後の復興、ウルトラマン、オリンピック、万博、急激に東京の街が成長していく中、佃の洋食屋さんを中心にお客さんやご近所さんとのあれやこれや。
帝国ホテルのフランス料理と町の洋食屋さんとの違いとは。覚悟のビフテキ
新入り見習いの亮介の悩み。ウルトラのもんじゃ
従業員、英次と恋人の紗栄子の結婚と独立に立ちはだかるものは。愛はグラタンのように
帝国時代の親友、涌井の迷い。ご近所の居酒屋の後継者問題。変身!ハンバーグ
和装の浮世離れした老人の正体とは。
さすらいのコンソメスープ
近所にオープンした喫茶店ベルの美人ママと孝蔵の関係とは。別れのラーメン
前回と似たような事件もあり、悪人もおんなじような印象で、新鮮さがイマイチない感じ。
出てくる料理は相変わらず美味しそうで、行ってみたいなあ!
最近、マカロニグラタンが食べられるところ、本当に少ないんだよね。
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銀行に入って二年目に、頭取のお嬢さんとの縁談が持ち上がりましてね。勿体ないお話で、断る人はいませんよ。
その時勝田は言った。職業人としての自分のすべてを銀行に捧げる。しかし、仕事以外の人生は自分で選ぶ。自分の妻は小夜子以外にいない。
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「食堂のおばちゃん」シリーズ二作目です。
一作目で80台でお店に出ている一子が、初代オーナーのご主人とお店をオープンしたときのことが書かれている本作。
昭和40年前後から始まった話は、4年の時間をかけて、お店が町の人たちに愛されていく様子が書かれています。
お店で働く人たちもそれぞれに事情を抱えながら、一生懸命な様子が書かれていました。
大きな事件が起こるわけではないのですが、ちょっとしたやっかいごとが起きる度にどうなるのかと続きを読みました。
出てくる料理がどれも美味しそうで、お客さんの幸せそうな様子が印象的でした。
シリーズ6まで一気に読み進めようと思っていたのですが、ちょっと他の本を挟もうと思います。
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ホテルの副料理長から一介の洋食屋さんに転身した孝蔵とその妻 いちこ。常連客と新規お客様が来る店ではほのぼのした毎日。