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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジローラモ、サウ゛ォナローラは、政治的な混乱によって追放されたメディチ家に代わりフィレンツェを支配した修道士。神話など信じられない、異教美術は焼き払え、等と過激なことを言い、多くの芸術品や貴金属を焼き払っています。考え方が余りに異端だったため、後に火刑に処されます。
ボッティチェッリは、このサウ゛ォナローラに感化され、自身の描いた作品を多く焼き払ってしまいます。華やかな作風を捨て、硬派な宗教画へと路線変更を遂げてしまった。
代表作、ヴィーナスの誕生、も神話画、中身は新プラトン主義。つまり、サウ゛ォナローラのいう、異教美術でした。それでは何故現存しているかというと、この作品がメディチ家の3代目当主、ロレンツォの別荘に飾るために制作されたものだったから。そうでなかったら、焼き払われていたかも。
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そんない美術の時間の書籍化。
ポッドキャストのフォーマットと同じように図画に頼らず歴史的背景や画家の経歴、手法に触れている。
節末に画家の代表作とその解説があり、収録されている絵画の点数は少なめであるものの、通してわかりやすい内容だった。
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No.16/2022
『大人の雑学西洋画家事典』らちまゆみ
✂︎✂︎✂︎
ゴッホの生き様を読み衝撃を受けました
絵のページを見るだけでも
とても楽しかったです
人物ごとにまとまっているので
さくっと伝記を読んでいる気分になれました
✂︎✂︎✂︎
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図書館で偶然見つけた本。
全編カラーで豪華!!
各画家の代表作が載っていて見るだけでも楽しい。
それぞれの画家が生きた時代の社会情勢や文化を紹介しつつ、どういう人物でどんな作品を生み出したのかがぎゅっとまとめられていて、こういうのを読みたかったのよね~と痒いところに手が届く感じ。
美術に詳しい人にとってはボリュームが足りないかもしれないけど、自分みたいに「美術館にはよく行くけど、時代背景とか文化の流れについては正直よくわからん!!知れたらもっと面白いだろうけど改めて勉強するのはちょっと面倒くさい...」という人にはぴったりだと思う。
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画家の特徴やエピソードが面白く、美術に詳しくなくてもすらすら読める。1人につき1つの作品が掲載されているので、もう少し他の作品も見てみたいと思った。
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ルネサンスから近代絵画までを、一人の画家に着目しながら概説
エピソードがたくさんで楽しく読める。
ラファエロ(ルネサンス@フィレンツェ)が早逝したとは知っていたけど、37歳で亡くなってたとは。とすると、『小椅子の聖母』は、30歳そこそこの作品!