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<目次>
略
<内容>
うんちくではなく、あるあるでもなく、帯に書いてあるように「ありそうでなかった」ラーメン本。むろん、完全なる論理の本でもない。ただ、日本各地の店に目配りし(どうしても東京近郊がおおくなってしまうが)、店主側の思いも多く取り入れた(通常の本は、食べる側の論理で書かれ、紹介される)点も新しいかな?
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ラーメン屋さんは正直人に連れて行ってもらう場所だった
ある日、彼氏とお昼何食べるか話し合っていた
彼はラーメン、私はスパイスカレーが食べたかった
彼はいった
いつも君はラーメンの優先順位が低いね、ラーメンの素晴らしさがわかってないなと
その言葉に触発され、あらゆる人間を虜にするラーメンの魅力に迫りたく、読破
単純だが、ラーメンが好きになった
早くラーメンを食べたい
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大大大好きな「ラーメン」の本。わくわくしたまま読了!
幸せな時間でした。(勿論いますぐにでも食べたい!)
客としての心得を、教養の一つとして修得させていただきました。押しつけではなく、難しいこともなく、とにかく自分なりのラーメンの愛し方を極めていくこと、ですね。
永遠の愛はゆるぎないんですが、貫くにはお金と時間がたくさん必要そうだ。
ラーメンサイコー!!!
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非常にマニアックなラーメン教養本。ラーメン好きはぜひ一度。冒頭のラーメン基本ジャンル20だけでも興味をそそられる。
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「ラーメンオタク」と聞くと脂ぎったデブを
想像してしまいますが、「教養として」が頭
に付くと、ビジネスパーソンでも「おっ、ち
ょっと読んでみるか」と思うことでしょう。
今やラーメンも、ありとあらゆるジャンルの
料理の特性を取り入れているので、それらの
知識を得られると人生が楽しくなります。
でも「教養としての」はちょっと言い過ぎの
感はあるような気もします。
ただビジネス的観点から書かれている部分な
どには、「なるほど」と思わされる部分もあ
ります。
一例として、東京で展開されるラーメンは、
とにかく客を集める必要があるので、見た目
もインパクトを求めてしまいます。
一方で地方では地元の人たちに何度も足を運
んでもらわなければなりません。ゆえに優し
い味、親しみのある味になるとか。
オススメラーメン店などは全く出てこない、
異色のラーメン本です。
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餃子の次はラーメン!別腹だから問題なし!笑
めちゃくちゃ今更だけど、ラーメンが世界的に大ブレークするとは思いもしなかった。
人気の影に国民食の枠には収まらない何かが潜んでいるのか?ひょっとすると自分は自分が思っている以上にラーメンに対して無教養なのでは?本書を前にした時そんな疑惑が持ち上がってきた。
口絵の[ラーメンの基本ジャンル20]では早速聞き慣れない種類のものがあって勉強不足(⁉︎)を痛感。
その中で気になったのもあって、例えば冷やしラーメン。冷やし中華と対をなし、脂を除き植物性油を加えるなど夏でも食べやすいように工夫されている。これはありそうでなかったってやつでは?…と思いきや昭和27年に爆誕していた!冷やし中華のスープなしで麺を食べるスタイルが苦手だったから、これは是非とも味わってみたい!
出遅れたが著者曰く、本書は「ラーメンが好きで、今より深く知りたいけれど、(中略)もっと気軽な入門書が欲しい」人向きだという。お店に関しても有名店がちょびっと確認できる程度で、基本的にオススメの紹介はしていない。
「本当に感性の豊かな人は、ラーメンに精通などしていなくても、その魅力や本質を鮮やかに捉えて、自分の言葉で語ってくれる」
それが教養というものだと著者は語る。要はどのお店でも楽しめたらそれで良い!
知識と教養を一緒くたにしていた事、本書のコンセプトを履き違えていた事をここで反省。
それでもすすり方(「つるつる」はOKだが「ずるずる」はNG、「くちゃくちゃ」は尚更ご法度)といったある程度のマナーや豆知識は外せないようで、本書をルールブックと捉える人も出てくるかもしれない。だけど自分は食べるだけで終わらないラーメン(店)との関係性を教えてもらっている気がした。
「食べる者は最後の料理人」…著者のこの一言が未だにこだましている。自分から美味しい食べ方を模索していくのも楽しみの一つか。
国民食の枠に収まらない秘密も本書170ページにて明かされているが、ここでは一旦伏せておく。"Under the Rose"ならぬ"Under the Soup" ってことで。(何じゃそりゃ)
本業がイラストレーターなだけあってラーメンそのものや素材一つひとつの描写がとにかく細かい。ラーメンを愛するばかりか心から大事にされている証だ。
そのせいか、いつ読んでもお腹が減るし喉の乾きもスープで満たしたくなるけど、個人的お勧めの時間はまだ薄ら寒い朝方。心がジュワーっと温かくなります^ ^
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ありそうでなかった、日本固有の食べ物ラーメンを体系的にまとめた一冊。
日本のラーメンの進化やジャンル、店の系統図、ご当地ラーメンなどをまとめた一冊。
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ムタヒロのロゴなどのデザイナーさんが著者とのことで購入。ラーメンは若い頃は豚骨好きだったが、歳をとると体と相談するようになり、好きでも内臓が弱って今では二郎系は腸炎になる。
今では淡麗系のものの細かい味もわかるようになったが、同じ人間でも好みが歳で変わることもラーメンの魅力と思う。
おいしいの表現を広げて、さらにラーメンを食べる楽しみを広げたい人にお勧め。競馬好きが、血統にこだわる感覚と同じような気もする。
あと、最近ではどこの駅でも暖簾分けしたおいしい店があるという意味で、パン屋さんとも通ずると感じた。
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ラーメンは怖くない。
延々と蘊蓄を語るようなオタクのいるジャンルは怖い。ラーメンなんて長い蘊蓄を語る怖い人のいそうなジャンルなのに(偏見)この本は怖くなくて、むしろ面白い。
カップ麺をよく食べる人もラーメン食べ歩きが好きな人も中性脂肪や血圧が怖い人も、ラーメンについて何も語ることがない人はいないのではないか。好きなラーメンは何かと聞かれて、どれくらい語るかは別として、何も言えない人はいないのではないだろうか。そんな全然オタクではない「軽い」ラーメン好きが読んで楽しい本である。
歴史や地域色、箸や丼、店、ビジネスとして。様々に語られるラーメン。どこか控えめで、でもそこ知れない情熱を感じる。思ったよりもあっさりで、しかし深みを感じた。まるでどこかのラーメンのように。
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ラーメンをもっと知れば、もっと美味しくなるはず!そういう期待からの一冊。
ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス
ラーメンについて、多角度から啜られた教養本。
ウンチクが多いラーメンの世界が、頭の中で一つずつ整理されていく。
究極の一杯を見つけるよりも、どの店でも楽しめる自分になれたら無敵。と著者の自論。
味は当然大切だが、店主の佇まい、店舗の雰囲気、盛り付けなど、これからはもっと五感でラーメンを味わおうと思える学びを得た!
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丁寧な方。ラーメンにちゃんと向き合っており、好感。美味しく勉強になりました。
ラーメン二郎代田で読了。
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以前読んだ本で、教養、リベラルアーツの大事さを説いていた本があった。
そんな折に、ブクログ内でこの本を見つけた。いや、ラーメンかよ!と自分でも思ったがこれも何かの縁かと思い、思わず購入してしまった。
教養としてのラーメンとは正直大きく出たなと思い読み始めてみたが、そんな思いは最初の数ページでかき消された。ここまで体系的に理路整然とラーメンについて語られている本など見たことがなかった。冒頭にある「日本ラーメン進化樹形図」からしてすごい。良くぞここまでまとめたなと。最後に参考文献がまとめられていたが凄まじい数の文献の量であった。何事も突き抜けて成し遂げるということは素晴らしいことである。
私も普段から良くラーメンを食べるが、「あー確かに疑問だった」「え、その言葉ってそういう意味なの!?」などなど、ラーメンにまつわるあれこれが書かれていて非常に勉強になった。一度で覚えられる内容ではないが、これからも場面場面でこの本を見返すことでラーメンについての「教養」を深めていきたい。これから食べるラーメンの味、感じ方がより一層深いものになる、そんな魅力を秘めた面白い一冊だった。
ただ、この本を読んでいると無性にラーメンが食べたくなるというマイナスの要素があることから、残念ながら☆4つとさせていただく。
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冒頭の「ラーメンは体育会系、カレーは文化部系」という考察でなるほど!と思った。カレー食べたくなった(笑)
ラーメンも美味しいし、好きだけど店主や店の雰囲気によっては緊張して食べられなくなるので、苦手意識があった。体育会系だからか!
ラーメンの歴史などを知れて楽しかった。
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自分の幼少期に比べるとラーメンの選択肢は大きく増えた。
それは進化と言えば進化なのだろうが、何やら敷居が高くなった気もする。
本書を読み進めていて、こんなに沢山の知識を入れないともうラーメンは食べられないのか?、などとも思ったが、後書きで救われた。
ラーメンの楽しみは人それぞれ。自分らしい愛し方で良いのだ。
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ラーメンは、東京ラーメンといいますか、醤油ラーメンが好きです。次いで、熊本ラーメン。TVでは、BSーTBSの「郷愁の街角ラーメン」を楽しんでいます。 青木健「教養としてのラーメン」、2022.1発行。ラーメンのことが総花的に書かれています。流し読みしました。私は、日高屋の390円のラーメンが好きです。