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紙の本
幼なじみを勇気づけるため、たった1人の嘘を「ホンモノ」にしていく青春と絆の物語
2022/04/11 11:42
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
死期の近い幼なじみのために、打ち切りになってしまったマンガを描く…。
一応、一時期は漫画家を目指していたとはいえ、高校生が「ホンモノ」と寸分の違いもなく、同じような作風のマンガを仕上げることができるのか…とか、部長の才能とか…ツッコミたいご都合主義的な部分は幾つかありましたが、それさえ自分の中で飲み込んでしまえば、話はとても面白く感動的でした。
最後まで幼なじみのためにウソを貫き通す主人公。
そんな主人公に向けて、発破をかける3人の仲間たち。
けれども、その3人にもそれぞれの想いや葛藤、夢、願望があるわけで…それを天秤にかけて、一度は分解しかける企画。
そして、再起…。
その過程も熱くなるところが多く、マンガを持って主人公のもとに向かっていく主人公と、それを妨害しようとする大人たちを止める友人たちの姿は、私もその場にいるような感じとなり、一緒に先生を押さえつけて「行け!」と叫んでいるような気持ちになっていました。
本作上でのヒロインは「波」だろうけれど、報われない恋とわかっていながらも健気にふるまう「あやめ」の心情にも揺り動かされ、泣きそうになるところもしばしば…。
とても熱く、キレイな物語でした。
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