紙の本
良作多し
2022/05/06 04:17
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはりアミの会(仮)の作品は期待に応えてくれます。
今回は迷 まようと対になってる感じですが、自分は惑の方がお気に入りになりました。
かもしれない、は絵本の存在は知っていたけれど手に取ったことはなかったので機会があれば読んでみたいなと思いました。
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まんぞく!
ミステリってこのくらいのボリュームの短編集が読みやすいかもしれない。気分でない時は他の本に行って戻ってきても、弊害ないし。
そしてどのお話も、どこか考えさせられる軸が入っている、気がした。
個人的には、砂糖壺は空っぽ、喫茶マヨイガ、太陽と月が星になる、あたりが好きかな。
ミステリと女の子同士の恋って、相性いいわよね…!
喫茶…は、ショートストーリーだけど、言いたいことは声を大にして言っていいんだということが、すっと伝わってきた。
そしてそして、語り手が姉妹で入れ替わりながら時間が進んでいく太陽…は、悲しい結末だけど、憎しみが必ずしも憎しみにはならない(?)ところに救われる。
他のアンソロジーも読みます!
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おもしろいのと、普通なのとあった。
初読みの松尾由美さん、光原百合さん、矢崎存美さんが気になった。
1つナゾだったのが、デジャヴって、ないはずの記憶が蘇る脳の錯覚だと認識してるけど、作中では「デジャヴを感じたんだから絶対記憶のどこかにある」と言う。
念のため調べてみたら、やっぱり私の認識の方が正しそうだったけど、15〜25歳で起こりやすく60〜70%の人が経験すると書いてあってビックリ。
経験したことない人がいるんだろうか…?
信じがたいけど、今野敏さんは体験したことないからこそわからないのかも。。