紙の本
知りたい部分が少ない
2022/03/08 20:48
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
妻のとりせつ、夫のとりせつなどタイトルだけは知っている著者でしたが
読むのはこの本が初めて。
本屋で冒頭を読んで興味が湧いて買いました。
掴みはオッケー!なかなか面白いのですが
肝心な知りたい部分に至るまでが長い。
自閉症、ADHD、自閉症スペクトラム、共感障害など
混同されやすい例を説明してくれるのはいいのですが
ご自身の身近な人のことをいい感じに語られるので発達障害は
天才児やギフテッド持ちばかりと誤解されそうでもやもや。
そして肝心な若者の共感障害の部分が少ししかないです。
これは障害というよりもニュータイプと捉えた方がいいと思う。
このタイプが今後のデフォルトになるだろうから今の30代以上の管理職はしんどいだろうな。
興味深いのにこの部分の記述が極端に少ないことにがっかりしました。
あと、著者は共感力があるのかないのかどっちやねん!とつっこみたい。
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なんか面白そうなので買ったけど、中身はタイトルとは違う方向に進んでいってるような気がして、そうだ認識フレームの話になって、ちゃんと読む気が失せて、超速読モード突入だったから、もうすでに何書いてあるのかわからない状態で、薄くて500円でお金より時間がもったいないので、そのまま最後まであっという間に読了。まあ二度と買わない作者が増えただけ良かった。
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以前読んだ本ではあるけれど、あとがきにその後の研究結果も加筆した等のコメントがあったので改めて読んでみた。いろいろ面白かった。日本での自閉症の扱いは本当に改善されるといいと思う。
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本書ならではの内容は、最後半にあります。Z世代のコミュニケーションの特徴がよくわかり、対処法も得られました。が、世代間交流の難しさを感じます。
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職場に話が通じない人が入るたびに、こう言った本を読んでます。その中でもこれはわかりやすくて納得できました。
ですが、解決には至らない、というのが感想です。
最後の方に実際どうしたら良いか書いてあるが、本人は会話が通じていないことをわかっていないみたい。だから改善のしようがない。
特に本人が診断を受けていない場合は、難しいなと思いました。
若者に限ったことではないです。
職場に時間も人員も余裕があれば良いけど…
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「いまどきの部下のトリセツ」みたいな内容を期待して読んだが、これに関しては第三章に簡単に書かれているだけで、あまり得られるものは多くなかった。
とはいえ、第一章、第二章には、著者自身の体験談など、興味深いエピソードが多く出てくるし、著者のコミュニケーションに対する考え方も面白く、納得のいくものが多かった。
しかし、終始、似非科学的な文章が気になって仕方がない。「脳科学」「遺伝子」「ミラーニューロン」といったそれらしい言葉を使っているわりに、裏付けとなるソース(論文等)が書かれていないので、本当に科学的に裏付けられている内容なのかどうかよくわからない。著者自身も、どういう研究をされているのかもわからない。公式サイトには「人工知能研究者、随筆家」とあり、脳科学者ではないのである。
「随筆」だと思えば十分に楽しめるし、書いてある内容も実際に実践的・臨床的には役に立ちそうにも思える。だからこそ、この不信感を与えるような表現は、もったいない限りである。
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パラパラとめくったときに
「脳が違えば、見えているものが違う」
というのがあって
興味がわいたので読んでみた。
うーん。
脳は天性の働きのほか
環境で変わることもあるんですねぇ。
もしかしたら少しずつ
空気を読まないほうが普通になっていくのかな。
でもそれも、読まない人間同士なら
別のコミュニケーション手段が
発達したりするのかも。
きっと何でもそうだけど
今が過渡期だから悩ましいのかしら。
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タイトルを見た時に「ウチの夫のことでは?!」と思って手に取りました。
話は聞いてるけど、相槌がない。
夫のようなタイプの気持ちが判るのでは?と思ったのですが…
ちょっと違うようです。
3章に分かれているのですが、1〜2章は自閉症やADHDの話。
自閉症と行っても、重症と診断されているタイプではないです。
知りたかったことは、3章に少〜し書いてあるだけ。。
全体的に脳科学的な見解で書かれているので、勉強になることはありましたが…
ズレてる。
自分的な結論。
ここに書かれている「進化」は、そう捉えるに少々難しい。
これで進化と言うなら、人はロボットみたいになってしまう気がする。
もちろん脳の個人差はあれど、やっぱり環境も無視できないのではないでしょうか。。
自分の子供には、他者と適度に共感し、話を聞いて表情を変えたり相槌を打ったりできる人間になってほしいです。。
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以前、夫のトリセツ、妻のトリセツという本を読んだのですが、今回も面白かったです。共感できない共感障害について色々解説してあります。昔からいる ADHD や asd の他に最近の子供の共感障害はスマホの進化と関係があるそうです。とりあえず授乳の時にスマホを見てはいけないらしいので、気をつけましょう
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共感障害という独自の定義から、対象の見え方の相違が軋轢を生む。携帯電話のメール、スマホの普及によりそのような世代がティピカルになる可能性があるし、双方で理解する気配りが必要との意見。いつの時代でも「今の若い者は、」は聞かれることで大騒ぎすることでもなかろう、というところでしょうか。2023.8.10
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家族と話が通じないと感じてこの本を手に取った。
自閉症スペクトル、ADHD、アスペルガー症候群、カサンドラ症候群、共感障害について根本や原因から学べる本でした。
結論から言うと全く当てはまらなかったので、ただの相手の傲慢で慢心な結果だった。
この本からは、社会はどんどん変わっていき、若者がおかしかなってきたと決めつけずにそれが変わりつつある社会の常識なのだと考えて操縦できるようにこちらも変化していかなければいけないと言う事を学べた。
人の脳の作りは様々で病名などでは決めつけられないスペクトラムであるため三者三様の見え方の世界があると頭の片隅に置きながら関わっていきたいと思った。
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マスク生活が続き、会話するときの表情が読み取れず、コミュニケーションが難しくなる時代。特に、スマホが生活必需品となり、ゲームなどでスマホ依存症の若者達とは、世代間ギャップがすごくなってきています。
脳科学という難しい話しを、わかるレベルまで降りてきていただいているのが、黒川伊保子さんの最大の魅力です。あったかい人間性が感じられます。