最高に面白い!!
2015/12/30 23:35
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投稿者:のらめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年が江戸川乱歩の没後50年ということでこの黒蜥蜴を手にとって見たのですが、予想以上の面白さでページをめくる度に興奮が止まりませんでした。黒衣に包まれた貴婦人ー黒蜥蜴とあの明智小五郎の頭脳戦。最高に面白い!!
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投稿者:リョウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて楽しいです。江戸川乱歩に最近ずっとハマりっぱなしなので、読んでいて面白いです。
乱歩好きには堪らないと思います。
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投稿者:ささかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
明智さんvs黒蜥蜴さんの頭脳戦。
アクロバティックで大好きです。何度も読みました。
大悪党の黒蜥蜴。でも、明智さんに恋したり、美しいものが好きだったり、女の子らしいところもあって、憎めない。知的で残虐な一面とのギャップが好きです。やっぱり、ラストがいいなぁ。明智さんも罪ですね(笑)。
黒蜥蜴を読んで(若干ネタバレ?)
2012/11/19 13:06
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投稿者:抹茶ん - この投稿者のレビュー一覧を見る
明智探偵と黒トカゲとの勝負は,まさに手に汗握るものでした。
「おお-!!」「なるほど…」「そう繋がるのか!」などなど…読みながら心の中で叫びました(笑)
黒トカゲ…怖いけど、憎めない人ですね。
僕は好きです(笑)
最後は切なくてこみ上げてくるものがありました。
……どこからどこまでがネタバレなのか,よく分かりません;
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推理物・探偵物は苦手なのですが、明智小五郎シリーズはおもしろい。
犯人の動機にすごく惹かれます。自分の欲望に忠実っていうのかな。思うことはあっても決して実行できない事を、簡単に決めてしまうのが。
あとがきを読んで知ったのですが、三輪明宏の“黒蜥蜴”は観たい!想像するだけでハマり役なのはわかるもの!妖艶っていうの?あと、三島由紀夫の『黒蜥蜴』も読んでみたいなぁ。
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乱歩二作目。
探偵VS女賊。最初は完全に黒蜥蜴派だったのでしてやられる度に「明智の馬鹿!」と唸っていたのだけれど、物語が進むにつれて二人の関係とか駆け引きとか、その中で目覚める愛(というのだろうかあの感情は)とか、ああいいなぁと純粋に魅了される。最後がいいなぁ。黒蜥蜴は意外と俗っぽさがあってそこがまたいいのかもしれない。やってることは完璧に悪役なのにそう感じさせない節とか。あ、あとトリックね。やられた、と思いました。乱歩の作品は地の文も一緒に物語を読んでる!っていう気になるので結構好き。
あー、あと些細なことだけど、「シャンデリヤ」。なんだかこの表現が気に入った。
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あけちさんは
なんだかKYな
髪が長くて
色素が薄くて
メガネのイメージになってしまいました
今まで陣内さんだったのに!
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久々に、一気に読んだ作品。
数ある明智小五郎が出てくる作品の中でも、
最も美しく悩ましい悪党・黒蜥蜴。
単なる知的な妖婦という出で立ちだけでなく、
その煩悩に人間味を感じ、
衝撃的な(あるいは必然的な)、
ラストシーンに、思わず涙してしまった。
で、
やはり黒蜥蜴に、美輪明宏の配役は、
ぴったりなのである。
江戸川乱歩入門にぴったりな作品。
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妖艶な謎の美女、通称黒衣婦人は夜の町を支配する女王だった
真っ黒なドレスと美しい宝石に身を包み、腕に蜥蜴の刺繍の入った彼女を誰もが崇拝し、
その美しさに心酔する
誰もその素性を知るものはいなかったが、その正体は稀代の大怪盗であった
彼女のゆがんだ美学とプライドを満たすため、一命をかけた獲物に挑戦する
獲物を護衛する明智小五郎との一騎打ち
知力の全てを尽くし互いに出し抜き合う
江戸川乱歩の作品は全て共通した価値観と美学で繋がっています
最後は全部明智がもって行く展開とかね
私はあまり得意ではありません
でもそこに描かれるゆがんだ美意識の具現化というか、
そういうものは好きです
江戸川乱歩の魅力であるミステリーっていわゆるミステリー小説じゃなくて
人間の心理、歪みのミステリーってかんじなんですよね
結末やトリックはどうでもいいんですよね
予期せぬ結末とか、予期せぬトリックとか、そういったもの以上に人間の醜悪さがにじみ出ています
人間とは何ぞや
それをすきかどうかによって評価が変わるんでしょうね
私は黒衣婦人の美学というか美意識はすごく共感できるので、
結末はなんだかはんぶんはんぶんな気分です
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美輪さんの舞台版『黒蜥蜴』を観に行くのが夢なのに未だ叶わず、先に原作を読んでみた。
乱歩らしい、ちょっと無理矢理で奇抜なトリックと緑川婦人の強烈なキャラクターとが相まった作品。展開がスピーディーで読者を飽きさせないのは流石。
一つ残念なのは、途中でちょっとしたネタばらしをしてしまうので、ラストの予想が付きすぎてしまうところ…かな。
緑川婦人は終始美輪さんの若いころのイメージで脳内を動き回っていた。
三島がこれをどんな舞台に仕立て上げて、美輪さんがどんなふうに演じているのか、一層見てみたくなった。
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色気のある僕っ子・黒蜥蜴さま。変に派手派手しくない性格で、大好きだ。でも、何で明智にそこまで惹かれたのか理解できない。
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今では考えられない奇抜な変装やトリックだったり、『それ、バレるのでは・・・!?』と何度もツッコミ入れそうになりながらも、読み進めるにつれ不思議と乱歩ワールドに惹きこまれていく。
明智よりも黒蜥蜴の方に気持ちが入ってしまう! 最後は切ない。。
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観たかったなあ、三輪明宏氏の舞台。 それが第一の感想だった。これは中々格好良い話。明智の策略にかかるのかかからないのかもどきどきさせてもらった。 これは良い対決だった。
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やっぱり明智はカッコいいですよ。
時代を感じさせる紙芝居のナレーションみたいな語り口はとても読みやすかった。
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大人向けの江戸川乱歩
個人的にこれがホラー文庫なのは如何なものかと
ホラー文庫のせいで学校の図書室に入れて貰えない