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電子書籍
ほとんど孤高のアリアと相棒の出会い
2022/07/31 07:50
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
乙女ゲームのヒロインという運命に抗うため、ゲームに描かれない殺伐とした裏社会に身を投じたアリアの物語3巻目。
師匠と自分の敵になった暗殺者ギルド支部を潰した前巻ラストから、暗殺者ギルドや盗賊ギルドの連中を返り討ちにしながらストイックに強さを求めて強者に挑み続け、ついに一巻ラストで敵対したグレイブへのリベンジ戦に挑む。
豹のような幻獣クァールとの謎の友情のようなものが芽生えたのが今回一番の収穫なのかな?
ものすごい速度で強くなっているけど、それでも足りないと考えるアリアの貪欲さがすごい。
書き下ろしはクァール視点とアリアの斥候技能の師匠ヴィーロ視点。
電子特典でスラムの兄妹のシュリ視点。
ヴィーロ視点は日記形式というのが逆に読みづらかった気がする。
数日の経過を無理なく描きたかったのかもしれないけど、日記に書くには不自然な形になっていたのがなぁ。
逆に特典のシュリ視点は将来に期待が持てて楽しかった!
アリアの影響で前向きに努力する関係者が増えているみたいだけど、シュリが一番応援したくなる子だわ。
今後もがんばってほしい。
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