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投稿者:ヨシ59 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒川伊保子さんの取説シリーズは、どれも新たな気づきがあって、楽しみにしている。この本は集大成に近いもので一気に読んだ。妻の取説と双璧の本と思う。これからも楽しみにしています。
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脳が身を守るためにすることは、逃げるか闘うか。複雑にしているのは人間。
利き手があるのは生存に有利だから。多様性。
のけぞるか、飛び上がるか。これも生存に有利。
狩りには遠くの動くものを見るほうがいい。
子育てには、近くをまんべんなくみるほうがいい。
狩りと子育てでは脳が使う能力が違う。
ボールと足元の花は同時に気づかない=同時同質には対応できない。
脳の能力が同じでも、チューニングが違う。
根本原因を探ろうとするか、その場の対処を考えるか。
ことのいきさつ、か、解決方法か。
上司は問題解決型になりやすい。
子育てにはおしゃべりが有利。
ことのいきさつは、記憶の再体験、共感を得たい。
企業が目標を設定できない時代だから、個人の夢を見る力が必要。
ビジネストークは結論から、数字からいう。
まとまらない話し、を言うと先に宣言すれば、問題解決型も話を聴くことが問題解決になる。
相手の気持ち、に対してだけ謝る。
参考になります、はその通りにしなくてもいい。
かまってボタン、が欲しい。
「仕事と私、どっちが大事?」はかまってボタンではなく、構ってあげられないことの不満の表れ。
愚痴をこぼしてほしいという意味。
「さみしい思いをさせてごめん」が正解。
問題解決型とプロセス重視型のAIを会話させると会話が破綻する。男女の話と同じ。
感情逆引きデーターベースは蒸し返しが得意。女性はこれが機能している。
男性には共感を与える苦行。
男の脳は目的に一直線。他のものは目に入らない。
うまくうなずけない人がいる。症状が重いと発達障害、アスペルガー症候群など。人の所作に連動できない。
アスペルガーの周囲にいる人がメンタルに異常をきたすとカサンドラ症候群になる。
スマホ時代で、準アスペルガーも準カサンドラも増えている。
リモートワークは意図的な情報以外が遮断されている。若者には危険。
子どもは12歳までに100回風邪をひき、免疫を手に入れる。
女性の能力は男性に見えない。男性型脳の論理で文句をつけていると、女性は本領を発揮できない。
逆も同じ。大局的な運営は男性が得意。
韓流ドラマの主人公は、完璧な寄り添い方。
表情は感情の出力だが、入力にもなる。人生は表情次第。
部下の提案はまず褒める。特に女性のものは。必ずいいね、というと決めること。
コミュニケーションは3レベル、自分の気持ちを垂れ流す子供レベル、自分の感情を言い募る青いレベル、相手の気持ちを汲む大人レベル。
時代は、共感=いいね、無しに会話はしてはいけない時代になっている。
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ホニャララの取説が売れて、それの焼き増し。
途中職場関係なしのコラムとかあって、この人儲けたいから、同シリーズ出版してるだけだろ、と。
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「なりたい自分」を想定したキャリアデザインで「理想の自分」を脳の目標にしてしまうと、脳の世界観が「自分」でいっぱいになってしまい、自分が叱られたり挫折したりするたびに、脳の座標軸が揺らぎ、目標を見失って、脳のストレスが甚大になるとの指摘が面白い。
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わかりやすくて面白かった!
指先派と手のひら派がいるっていうのはすごく実感あったし、分かり合えないと思ってたところも、脳の回路のせいだと思うと仕方ないなとか。。笑
自分の常識がみんなの常識だと思うことのないように生きていきたいと思った
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う~ん、とても良いことが書かれているように思うのですが、2章以降は過去の連載の寄せ集め感が満載で、ちょっとタイトルから外れてるんじゃないか、と思わなくもない。
「妻のトリセツ」で一躍名をはせた著者はなんと人工知能の研究家だったのですね(知らなかったです)。本作も著者の長年の研究成果をもとに「脳」を中心とした論を展開。職場における上司と部下、男性と女性、はたまた体の動かし方の類型化とそれを踏まえたコミュニケーションのあり方を説いた大変興味深い内容でした。それだけに2章以降の構成が非常に残念な一冊…。
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この人の本、初めてだけど読みやすくて面白い。
だけど後半は職場のトリセツ???
夫婦間とかが多かったような…
妻のトリセツはまだ読んでないけどネタの使いまわし???
切り口変えて別本にしてる???
まあ、読んでないから何とも言えないけど…
男性脳、女性脳とか『なんとなくそういうもんだよなあ』と皆が思ってるようなことをきちんと科学的に言語化してくれてるのは腹落ちした感じ。
脳の記憶力のピークは28歳。でも出力性能がマックスになるのは56~84歳。
人生まだまだですね…
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自分が「正しい」と思っていることが、実はそうでは無かった。
それは何故なのか? ちゃんとした理由があります。
黒川さんの著書は、細かい分析と、非常に分かりやすい事例や表現でとても楽しく学ぶことができます。
会社や家庭でのコミュニケーションを円滑にしたいと考えている方には、目から鱗レベルでとてもお勧めだと思います。
これを知っている人と、知らない人では、大きな差が出てしまうかも、ですね。
「指先タイプ」と「手のひらタイプ」のお話しは、なるほどの連続で非常に勉強になり、明日から人と接する際に意識したくなるポイントでした。
大切なことを楽しく学べる良書だと思います。
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職場の人間関係の指南書的なものかと思っていたけれど、人間関係全体に使える考え方が具体的に書かれていて、とても参考になる。
「指先派」と「手のひら派」は初めて聞いた。
イラッとする相手が最高の相棒だという話やダメな脳なんてない話は、「へぇー」って目から鱗だったし、56歳が脳のピークって書かれてあって、これからなんだ!って思えて嬉しかった。
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男脳とか女脳とか、脳の違いを性差で括られることへの抵抗感は正直あるんだけど、すれ違ってしまう仕組みやどうすればいいのかが具体例でわかりやすく説明されていて、とても興味深かった。
相手にイラッとしたときにとっさにこの本を思い出して実践できるかは自信がないけれど、どうしてイラッとしてしまうのかとか、どうしたら相手をイラっとさせずにコミュニケーションが取れるかとか、知っておくだけでも色々違いそうだな、と感じた。
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具体的な例が多くで、そういえば…、あれはこういうことだったの?と思い至ることが満載。自分は女性脳だなぁと思いつつ、子供には男性脳でついつい接したりしてることに気づいて、自分のことながら驚いてしまった。
「気持ちにだけ謝って、あるいは気持ちにだけ快く感謝して、事実は事実でクールに処理する。
相手の話は共感型で聞き、自分の話は問題解決方でする。
「得意なことが違うだけ」と割り切って、自分と違う誰かにイラつかない、誰かと違う自分に劣等感を抱かない。」
ちょっと長いけど、常に意識していたい。
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脳の働かせ方が違うと本人たちはストレスフルだけど、補い合えるのでチームとしては最強
これを読んで、わかり合えない相手にも、ブチきれるのを抑えられるようになった。
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56年で流行は一周して戻ってくるのか。
もうすぐ私が生まれた頃の流行が戻ってくるんだね。
生まれてすぐの世の中なんて覚えてないし、興味関心もなかったけど。
ちょうど物心ついた頃の流行が還暦の頃に戻ってくるってことか、と思うと興味深い。
懐かしいって思うのか、新たな気持ちで受け入れるのか。
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「社会が「大目標」を掲げてくれず、会社に「駆け上がる目標」もない今、会社は個人に期待するしかない。このため、企業の主人公が「組織の成果」ではなく、「社員一人一人」になっている。
「一人一人を大切にする」ということばは美しいが、責任を押し付けられて「素敵な自分」を目指させられる若い人も難儀だなぁと思う。」
上記引用なのですが、深くうなずかされた。
自分の会社だけ、なんかはっきりした目標もなく社員任せなのかと思ってたけど、全体的にそういう傾向なのかなあ。
今後どんどんAIやロボットが発達して、絶対必要な人間の仕事が少なくなっていく中で、会社も更に個人の発想力とかに頼っていくようになるのかなあと思いを巡らせた。文系なんてもうめちゃくちゃそうかも。
「人の話を聞くときは共感型、自分の話は問題解決型。」というのも、スマートで成熟した会話スタイルでとてもいいと思った。肝に銘じたい。