クラッシャージョウ　ＲＥＢＩＲＴＨ（５） みんなのレビュー

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投稿者：氷狼　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻から一年以上経って、やっとの五巻。
内容は銀河系最後の秘宝に続く、暗黒邪神教の洞窟...あれ？
ではなく、何と、原作の第一作目、連帯惑星ピザンの危機の前編！
おお、アルフィンとジョウの出会いと、あの彼との別れが書かれた懐かしい一作目...
実に懐かしい。 この頃は良かった。

帯には細野氏のあの懐かしいジョウが。
細野氏のコミカライズの実に懐かしいカット。 あの一冊はどこに仕舞ったか。

冒頭、こんなシーンあったっけ？からのスタート。 ピザン事件から一年後、クラッシャーになったアルフィンの回想シーン。
コミカライズオリジナルか？

この頃のジョウはちょっとひねた感じ。
仕事をこなすも、父ダンにつけられた、御守り役のタロスとガンビーノに突っかかりつつ...
そして、救出したアルフィンにも、素っ気ない態度で。
ここは女性に免疫がないから？
しかし、危機を二人で乗り越えるうちに。

ガンビーノってここまでロン毛だったかな？そんな記憶がある様な無い様ななど、少々違和感はあるものの、十分に楽しめました。
アルフィンはシャワーシーンも披露。
但し、描き込みはなしで。
リッキーはまだまだ駆け出しですが、タロスとの掛け合いはこの頃からあり。
相変わらずの幕間のミニイラストも良い味出しています。
マ・クベと見間違えそうな人物が...

前編のストーリーはガル・ピザンまでで終了。
ピンチに陥るクラッシャージョウチーム。
それぞれの生存を信じ、それぞれの役割を果たそうと画策し...
奮闘するアルフィンも初々しく、微笑ましくも逞しい。
初めは騒動の種となるも、徐々に適応能力を発揮、最後の方では。

後編でいよいよ事態終結に向け、本格的に動き出すはず。
それはあの事件の発生でもあり。
見たい様な見たくない様な、複雑な心境です。

原作では、コミカライズ４巻のあの結末を受けた？一冊も別巻としてですが出たし、久々にクラッシャージョウの世界に浸れそうです。
あちらは購入済未読なので、ぼちぼち読み始めますか。