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小泉今日子さん推薦で話題!
著者が、今ここに至るまでを「平成の30年」になぞらえて描いた、青春エッセイ。
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“昔は「なつかしい」という言葉がきらいだった。でも、振り返ることもそんなにわるくないんじゃないかと最近は思ってる。思い出すことでよみがえることもあって、生き返る人もいて、彼らが記憶の向こうからうるさく言ってくることもあるけど、それもまたぼくにとってたいせつな頭のなかのにぎわいだった。”
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烏兎の庭 第六部 1.14.20
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto//uto06/doc/ryo.html
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時事的な事柄は覚えていることばかり。昔話ではなく、現代の音楽に携わる人が、自分の半生と重ねながらその時、その時の一コマを切り取ったエッセイ。ちょうど平成30年余分。
読み終えたら、なんだか著者が知り合いのような気がしてしまうほど親しみのある語り口で、出てくる周辺人物の名前をほとんど知らないにも関わらず、一緒に一喜一憂してしまった。さらりと書いてあるけど、これは大変だっただろうな、とか、こんなこと言われたら一生、思い出すだけで嬉しいだろうな、とか。
ここに記してある沢山の出会いは、時には偶然だと書いてあるし実際そうだったかもしれないのだけれど、たぶん、右か左か選ばなきゃいけない瞬間に、ちょっと勇気の要る方を選んできた彼だからこそ得られたものじゃないか、という気がする。会ったことはないけれど、そんな人物像が浮かんでくる一冊だった。
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2023.10.8
素敵な文章。人柄がよく出てる。
格好良いな〜、憧れちゃいます。
日本の音楽シーンはあまり興味なかったけど、
こんな素敵な文章でリコメンドされてると聞きたくなりました。